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04347245 06-12-1N
Cover1,4
FP-7-j.book 3 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
はじめに
このたびは、FP-7 をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。FP-7 を存分に
お楽しみいただき、いつまでも良い状態でご愛用いただくためにも、この取扱説明書をよく
お読みいただけるようお願い申し上げます。
取扱説明書について
はじめに、取扱説明書(本書)の「演奏する前に」(18 ページ)をお読みください。AC ア
ダプターの接続や電源の入れかたを説明しています。
取扱説明書では、FP-7 の演奏機能を使いこなすための基本操作から、FP-7 を使って曲を録
音するといった応用操作まで説明しています。
本文中の表記について
この取扱説明書では、操作方法を簡潔に説明するために、次のように表記しています。
•[ ]で囲まれた文字は、ボタン(つまみ)名を表し、[Display]ボタン、のように表記し
ます。
• 文章の先頭に、 や※マークが付いているものは注意文です。必ずお読みください。
• 本文中の(** ページ)は参照ページを表しています。
• 本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、お買い上げ時の設定(音色名など)
と本文中の画面上の設定は一致していません。あらかじめご了承ください。
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(8 ページ)と
「使用上のご注意」
(11 ページ)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を
十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なと
きにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
© 2006 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
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FP-7-j.book 4 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
FP-7 の特長
FP-7 の 特長
本格的なピアノ演奏
高品位なコンサート・グランドピアノの音色と、低音域は重く高音域は軽く、よりピアノらしい
タッチが得られるPHA II鍵盤を搭載しています。
また、ペダル端子を3個搭載し、余韻の深さを調節できるハーフ・ダンパー対応ペダルを付属し
ていますので、本格的なピアノ演奏を楽しむことができます。
高品位スピーカーとピアノ音色
FP-7は、88鍵マルチ・サンプリング・ピアノ音を搭載しています。
グランドピアノ88鍵の鍵盤ひとつひとつの音のキャラクターを忠実に再現し、繊細なピアニシモ
から力強いフォルテシモまでのダイナミックな強弱変化と繊細なニュアンスを表現できます。
さらに、FP-7の高品位なスピーカーは、臨場感あふれる響きを実現しています。
オーディオ・ファイルを鳴らしながら演奏「オーディオ・キー」
自分で用意したオーディオ・ファイルを演奏中に好きなタイミングで切り替えて演奏することが
できます。人の声や短いフレーズを鳴らすと、演奏にライブ感をつけることができます。
また、鍵盤ごとにオーディオの曲を設定して、その曲をバックに自分で演奏して楽しめます。
セッション感覚の演奏を楽しむ「セッション・パートナー」
リアルな音の「リズム」に合わせて、セッション感覚でピアノ演奏を楽しむことができます。
それぞれのリズムには最適なコード進行が設定されているため、リズムを選ぶだけで簡単にコー
ド進行を選ぶことができます。
自分の好みに合わせてピアノ音色をカスタマイズ「ピアノ・デザイナー」
ピアノの弦が共鳴する音やグランドピアノの大屋根の開閉シュミレーション、ダンパー・ペダル
を踏んでダンパーが弦を離れるときに出るかすかな音の再現など、グランドピアノのサウンドと
表現力を追求しています。これらを自分で調節して好みのピアノ音色をつくることができます。
お気に入り演奏設定を本体に記憶「レジストレーション」
音色やセッション・パートナーの設定、鍵盤のタッチ感などのお気に入りの演奏設定を、レジス
トレーションに記憶させて、簡単に呼び出すことができます。
USBメモリーを使ってできること
FP-7は外部メモリー端子を装備。USBメモリー(別売)を接続して、USBメモリー内のSMF
ミュージックデータやオーディオ・ファイルを再生することもできます。また、録音した演奏や
レジストレーションを保存しておくこともできるので便利です。
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FP-7-j.book 5 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
もくじ
はじめに .......................................................... 3 デュアル演奏やスプリット演奏の音量バランスを
変える ...............................................................................47
取扱説明書について........................................................... 3
鍵盤のタッチ感を変える(キー・タッチ)...................48
本文中の表記について .................................................3
音に響きをつける(リバーブ効果)...............................49
リバーブ効果のかかり具合を変える....................... 49
FP-7 の特長.................................................... 4
音にさまざまな効果をつける(エフェクト)............... 50
オルガン音色のうねりを変える(ロータリー効果)....51
安全上のご注意...............................................8
鍵盤や再生する曲の調を変える(トランスポーズ)....52
メトロノームを使って演奏する.....................................54
使用上のご注意............................................ 11
テンポを変える..........................................................55
メトロノームの音量を変える ..................................55
各部の名称とはたらき ................................ 14
音にメリハリをつける(サウンド・コントロール)....56
音質を変える(イコライザー)
....................................... 57
演奏する前に................................................ 18
イコライザーのタイプを変える...............................58
演奏の準備をする ........................................................... 18
オーディオ・ファイルを使って演奏する
AC アダプターを接続する ....................................... 18
(オーディオ・キー)........................................................59
電源を入れる/切る.................................................. 19
USB メモリーのオーディオ・ファイルを
音の大きさを調節する ..............................................20
使って演奏する..........................................................59
譜面立てを取り付ける ..............................................20
FP-7 に入っているオーディオ・ファイルを
ペダルを接続する ........................................................... 21 使って演奏する..........................................................62
ヘッドホンを使って聴く ................................................ 22 オーディオ・キーの音量を変える........................... 62
画面の明るさを変える ....................................................22 好みのピアノの音を作る(ピアノ・デザイナー)
........ 63
USB メモリーの使いかた ..............................................23 ピアノ・デザイナーの設定を保存する ...................65
USB メモリーを接続する........................................23
リズムに合わせて演奏する.........................66
曲を聴く ....................................................... 24 セッション・パートナーとは.........................................66
デモ曲を聴く ...................................................................24 セッション・パートナーに合わせて演奏する .............67
内蔵曲を聴く ...................................................................26 セッション・パートナーの音量を変える ............... 69
曲の音量を変える ..................................................... 28 パートを選んで演奏する .......................................... 69
すべての曲を連続して再生する リズムを選ぶ....................................................................70
(オール・ソング・プレイ)...................................... 29
リズムのテンポを変える ................................................ 71
パートごとに再生する(トラック・ミュート)..... 30
リズムのコード進行を選ぶ ............................................72
トラック・ミュートしたときの音量を変える .......31
左手でコードを指定して演奏する
本体メモリーに保存された曲を聴く............................. 32 (コード・プログレッション・オフ).............................73
USB メモリーの曲を聴く ..............................................33 リズムのパターンを変える
(オリジナル/バリエーション).....................................75
演奏する ....................................................... 35 オリジナルのコード進行パターンをつくる ................. 76
いろいろな音で演奏する ................................................ 35 コード進行を録音する小節数を変える ...................77
オルガンの音づくりをシミュレートする
(トーンホイール)........................................................... 36 お気に入りの演奏設定を保存する .............78
2 つの音色を重ねて演奏する(デュアル演奏)........... 41 お気に入り演奏設定(レジストレーション)とは...... 78
音色のバリエーションを切り替える ......................42 演奏設定を登録する(レジストレーション)............... 80
鍵盤の右手側と左手側を違う音色で演奏する レジストレーションを呼び出す.....................................82
(スプリット演奏)........................................................... 43
レジストレーション・セットを保存する ..................... 83
音色グループや音色のバリエーションを
保存したレジストレーション・セットを読み込む...... 85
切り替える ................................................................. 45
保存したレジストレーション・セットを消す .............87
鍵盤が分かれる位置を変える
レジストレーション・セットをコピーする ................. 89
(スプリット・ポイント).......................................... 46
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FP-7-j.book 6 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
もくじ
新しい曲を録音する........................................................ 93 ロワー音色の音の高さをオクターブ単位で変える
(オクターブ・シフト)...........................................126
曲に合わせて弾いた演奏を録音する............................. 95
オーディオ・キーに関する設定..................................127
セッション・パートナーを使った演奏を録音する ..... 98
オーディオ・ファイルのセットを選ぶ ................127
トラック・ボタンを選んで録音する.......................... 100
オーディオ・ファイルの設定を変える ................127
録音した演奏を消去する ............................................. 103
セッション・パートナーに関する設定 ......................129
イントロ、エンディングのオン/オフを
演奏を保存する......................................... 104
設定する .................................................................. 129
保存とコピーについて ................................................. 104
コード進行パターンを選ぶ ...................................129
録音した曲を保存する ................................................. 105
コード進行のルート音を指定する........................ 130
USB メモリーの使いかた ........................................... 107
コード進行パターンを固定する............................130
USB メモリーを初期化する................................. 107
曲の再生に関する設定 .................................................131
保存した曲を消す ........................................................ 109
特定のパートを鳴らないようにする
曲をコピーする ............................................................ 111 (パート・ミュート)...............................................131
本体メモリーに保存されている曲を SMF ミュージックデータ再生時のトラック・
USB メモリーにコピーする................................. 111 ボタンに割り当てるパートを変える
USB メモリーに保存されている曲を (トラック・アサイン)...........................................132
本体メモリーにコピーする ................................... 113 メモリーの初期化(フォーマット)に関する設定... 132
本体メモリーを初期化する ...................................132
いろいろな設定をする ............................. 115 USB メモリーを初期化する ................................. 133
調律に関する設定 ........................................................ 115 メトロノームに関する設定 .........................................134
他の楽器と音の高さを合わせる メトロノームの拍子を変える ...............................134
(マスター・チューニング)................................... 115 メトロノームの拍の刻みかたを変える ................134
調律方法を変える(調律法)................................. 116 その他の設定.................................................................135
ペダルに関する設定..................................................... 117 お買い上げ時の状態に戻す
ペダルの効果をかけるパートを変える ................ 117 (ファクトリー・リセット)...................................135
ペダルの働きを変える ........................................... 118 ボタンが効かないようにする
エフェクトに関する設定 ............................................. 119 (パネル・ロック)................................................... 135
エフェクト・タイプを変える ............................... 119 V-LINK を使う .......................................................136
エフェクトがかかるパートを設定する ................ 120 外部メモリーの設定を切り替える........................ 136
システムに関する設定 ................................................. 120
VIMA TUNES 用おすすめ音色を選ばない設定に 外部機器との接続 .....................................137
する .......................................................................... 120 オーディオ機器と接続する .........................................138
歌詞表示のオン/オフを切り替える ................... 121 外部スピーカーから音を出す ...............................138
歌詞表示するときの言語を変える ....................... 121 CD や MD の音を FP-7 のスピーカーから
電源を入れたときのサウンド・コントロールの 鳴らす ......................................................................139
設定を変える .......................................................... 122 FP-7 の演奏を外部機器に録音する ........................... 140
電源を入れたときのイコライザーの設定を FP-7 の演奏を CD や MD に録音する ................140
変える ...................................................................... 122
パソコンを使って CD を作成する ....................... 141
音量を調節する(マスター・ゲイン).................. 123
USB メモリー(別売)を接続する............................142
イコライザーに関する設定 ......................................... 123
パソコンと接続する .....................................................143
イコライザーの設定を変える ............................... 123
USB(MIDI)端子を使ってパソコンと接続する143
鍵盤に関する設定 ........................................................ 124
CD ドライブ(別売)を接続する .............................. 144
トランスポーズする対象を選ぶ ........................... 124
接続の手順 ..............................................................144
鍵盤のタッチ感を変える(キー・タッチ).......... 125
CD の曲を再生する................................................ 145
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FP-7-j.book 7 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
もくじ
音楽 CD の曲に合わせて演奏する
(センター・キャンセル)....................................... 146
ミュージックデータのメロディーを確認しながら
演奏する .................................................................. 146
MIDI 機器と接続する................................................... 147
MIDI とは? ............................................................ 147
接続の手順 .............................................................. 147
FP-7 を演奏して他の MIDI 音源を鳴らす .......... 148
MIDI に関する設定をする ..................................... 148
資料
故障かな?と思ったら ................................................. 153
こんな表示が出たら..................................................... 157
音色一覧 ........................................................................ 158
リズム一覧 .................................................................... 163
コード進行パターン一覧 ............................................. 164
コードの押さえかた一覧 ............................................. 167
内蔵曲一覧 .................................................................... 169
使用できるミュージックデータ ................................. 170
レジストレーション一覧 ............................................. 171
エフェクト一覧 ............................................................ 172
記憶される設定 ............................................................ 176
MIDI インプリメンテーション・チャート ................ 177
主な仕様 ........................................................................ 178
さくいん ........................................................................ 180
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FP-7-j.book 8 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
安全上のご注意
安全上のご注意
火災・感電・傷害を防止するには
警告 死亡または重傷を負う可能性が想
定される内容を表わしています。
す。
具体的な注意内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「一般的な注意、警告、危険」を
表わしています。
取扱いを誤った場合に、使用者が
傷害を負う危険が想定される場合 は、禁止(してはいけないこと)を表わしてい
および物的損害のみの発生が想定 ます。
注意 される内容を表わしています。 具体的な禁止内容は、 の中に描かれています。
左図の場合は、「分解禁止」を表わしています。
※物的損害とは、家屋・家財およ
び家畜・ペットにかかわる拡大 ● は、強制(必ずすること)を表わしています。
損害を表わしています。 具体的な強制内容は、● の中に描かれています。
左図の場合は、「電源プラグをコンセントから抜
くこと」を表わしています。
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
分解や改造をしない 不安定な場所に設置しない
002c 006
この機器および AC アダプターを分解したり、 この機器の 設置にスタンド(型番:KSC-44)
改造したりしないでください。 を使用する場合、ぐらつくような所や傾いた所
に FP-7 を設置しないでください。安定した水
平な所に設置してください。機器を単独で設置
.............................................................................................................. する場合も、同様に安定した水平な所に設置し
てください。
修理や部品交換はしない
003 ..............................................................................................................
修 理や部 品の交 換は、絶対 にしな いでく ださ
AC アダプターは 100V の電源コンセントに差し
い。修理や部品の交換をするときは、必ずお買
い上げ店またはサービス・ステーションにご相 込む
008c
談ください。 AC アダプターは、必ず AC100V の電源コン
.............................................................................................................. セントに差し込んでください。
以下のような場所での使用や保管はしない
004 ..............................................................................................................
○ 温度が 極端に高い場所(直射日光の当たる 電源コードは付属のものを使用する
場所、暖 房機器の近く、発熱する機器の上 008e
など) 電源コードは、必ず付属のものを使用してくだ
○ 水気 の近く(風呂場、洗面台、濡れた床な さい。また、付属の電源コードを他の製品に使
ど)や湿度の高い場所 用しないでください。
○ 雨に濡れる場所
..............................................................................................................
○ ホコリの多い場所
○ 振動の多い場所 電源コードを曲げない、重いものを載せない
009
..............................................................................................................
電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上
指定のスタンドの上に設置する に重いものを載せたりしないでください。電源
005 コードに傷がつき、ショートや断線の結果、火
この機器の設置には、ローランドが推奨するス 災や感電の恐れがあります。
タンド(型番:KSC-44)を使用してください。 ..............................................................................................................
他のスタンドと組み合わせて使うと、不安定な
状態となって落下や転倒を引き起こし、けがを タコ足配線などの無理な配線をしない
015
するおそれがあります。
電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないで
..............................................................................................................
ください。特に、電源タップを使用している場
合、電源タップの容量(ワット/アンペア)を超
えると発熱し、コードが溶けることがあります。
..............................................................................................................
8
FP-7-j.book 9 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
安全上のご注意
警告 警告
大音量で長時間使用しない CD-ROM をオーディオ CD プレーヤーや
010 DVD プレーヤーで使用しない
この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アン 023
プ、スピーカ ーと組み合わせて使用した 場合、 CD-ROM を、一般のオーデ ィオ CD プレー
設 定によっ ては永 久的な 難聴に なる程 度の音 ヤーや DVD プレーヤーで再生すると、大音量
量になります。万一、聴力低下や耳鳴りを感じ によって耳を痛めたり、スピーカーを破損する
たら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談し 恐れがあります。
てください。 ..............................................................................................................
..............................................................................................................
水の入った容器などを載せない
異物を入れない 026
011 水 の入っ た容器(花 びんな ど)やジュ ースの
この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針 入 ったコ ップなど を置か ないで ください。ま
金など)を絶対に入れないでください。 た、殺 虫剤、香 水、アル コー ル類、マ ニキュ
シ ョート や誤動 作の原 因にな るこ とがあ りま ア、スプレー缶なども置かないでください。
す。 液体がこぼれてこの機器の中に入ると、故障の
原因になることがあり、ショートや誤動作の原
因になることがあります。
..............................................................................................................
..............................................................................................................
異常や故障が生じたときは電源を切る
012b
次のような場合は、直ちに電源を切って AC ア
ダプターをコンセントから外し、お買い上げ店
またはサービス・ステーションに修理を依頼し
てください。
○ AC アダプター本体、電源コード、または
プラグが破損したとき
○ 煙が出たり、異臭がしたとき
○ 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたり
したとき
○ 機器が(雨などで)濡れたとき
○ 機器に異常や故障が生じたとき
..............................................................................................................
お子さまだけでは使用しない
013
お子さまのいるご家庭で使用する場合、取り扱
いやいたずらに注意してください。お子さまが
お使いになる場合は、必ず大人のかたが、監視
/指導してあげてください。
..............................................................................................................
落としたり、強い衝撃を与えない
014
この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を
与えないでください。
..............................................................................................................
海外でそのまま使用しない
016
外 国で使用 する場 合は、お買 い上げ店 または
サービス・ステーションに相談してください。
..............................................................................................................
9
FP-7-j.book 10 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
安全上のご注意
注意 注意
風通しの良い場所に設置する お手入れするときは AC アダプターをコンセント
101b から抜く
この機器と AC アダプターは、風通しのよい、 109b
正常な通気が保たれている場所に設置して、使 お手入れをするときには、電源を切って AC ア
用してください。 ダ プ タ ー をコ ン セ ン ト から 外 し て く ださ い
.............................................................................................................. (18 ページ)。
AC アダプターはプラグを持って抜き差しする ..............................................................................................................
102c
AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き 落雷の恐れがあるときは AC アダプターをコンセ
差 しする ときは、必 ずプラ グを持 ってく ださ ントから抜く
い。 110b
落雷 の恐れがあるときは、早めに AC アダプ
.............................................................................................................. ターをコンセントから外してください。
定期的に AC アダプターのプラグのほこりを拭き
取る
103b ..............................................................................................................
定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプ 小さな部品はお子さまの手の届かないところに置
ラ グ部分 のゴミ やほこり を拭き 取って くださ
い。また、長時間使用しないときは、AC アダプ
く
118c
ターをコンセントから外してください。AC アダ 下 記のよ うな小 さな部 品は、小 さなお 子様が
プターとコンセントの間にゴミやほこりがたま 誤 って飲 み込ん だりする ことの ないよ うお子
ると、絶縁不良を起こして火災の原因になりま 様の手の届かないところへ保管してください。
す。
.............................................................................................................. ○ 付属品
・ 譜面立て取り付け用ネジ
コードやケーブルを煩雑にならないように配線する
104
..............................................................................................................
接続したコードやケーブル類は、繁雑にならな
い ように 配慮し てくだ さい。特に、コ ードや
ケーブル類は、お子様の手が届かないように配
慮してください。
..............................................................................................................
本製品の上に乗ったり、重いものを置かない
106
この機器の上に乗ったり、機器の上に重いもの
を置かないでください。
..............................................................................................................
濡れた手で AC アダプターを抜き差ししない
107c
濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、
機 器本体や コンセ ントに 抜き差 ししな いでく
ださい。
..............................................................................................................
この機器を移動するときの注意
108d(選択)
こ の機器を 移動す るとき は以下 のこと を確認
した後、必ず 2 人以上で水平に持ち上げて運
んでください。このとき、手をはさんだり、足
の上に落とさないように注意してください。
1
○ 機 器本体とスタ ンドを固定 しているノブ・
ボル トがゆるんでいないか、確認する。ゆ
るんでいる場合は、しっかり固定する。
2
○ 電源コードを外す。
3
○ 外部機器との接続を外す。
6
○ 譜面立てを外す。
..............................................................................................................
10
FP-7-j.book 11 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
使用上のご注意
291a
8 ∼ 10 ページに記載されている「安全上のご注意」以外に、次のことに注意してください。
電源について お手入れについて
301 401b
● この機器を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなど ● 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く
のインバーター制御の製品やモーターを使った電気製品 絞った布で汚れを拭き取ってください。また、木製の部
が接続されているコンセントと同じコンセントに接続し 品がある場合は、木目にそって全体を均一の力で拭きま
ないでください。電気製品の使用状況によっては、電源 す。同じ所ばかり強くこすると、仕上げを損なう恐れが
ノイズによりこの機器が誤動作したり、雑音が発生する あります。
恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい 追加
場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。 ● この機器に水滴が付着した場合は、直ちに乾いた柔らか
302 い布で拭き取ってください。
● AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体 402
が多少発熱しますが、故障ではありません。 ● 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアル
307 コール類は使用しないでください。
● 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐ
ため、必ずすべての機器の電源を切ってください。
修理について
451c
設置について ● お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された
351 場合、以後の性能について保証できなくなります。また、
● この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを 修理をお断りする場合もあります。
持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導することがあ 452
ります。この場合は、この機器との間隔や方向を変えて ● 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあ
ください。 ります。大切な記憶内容は、USB メモリーに保存する
352a か、記憶内容をメモしておいてください。修理するとき
● テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレ には記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、
ビ画面に色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることが メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合も
あります。この場合は、この機器を遠ざけて使用してく あります。失われた記録内容の修復に関しましては、補
ださい。 償も含めご容赦願います。
352b 453b
● 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着 ● 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維
信時や発信時、通話時に本機から雑音が出ることがあり 持するために必要な部品)を、製造打切後 8 年間保有し
ます。この場合は、それらの機器を本機から遠ざけるか、 ています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせて
もしくは電源を切ってください。 いただきます。なお、保有期間が経過した後も、故障箇
354b 所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上
● 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め げ店、または最寄りのサービス・ステーションにご相談
切った車内などに放置しないでください。また、至近距 ください。
離から照らす照明器具(ピアノ・ライトなど)や強力な
スポット・ライトで長時間同じ位置を照射しないでくだ
さい。変形、変色することがあります。 その他の注意について
355b
● 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつ 551
● 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、
く(結露)ことがあります。そのまま使用すると故障の
失われることがあります。失っても困らないように、大
原因になりますので、数時間放置し、結露がなくなって
切な記憶内容はバックアップとして USB メモリーに保
から使用してください。
存しておいてください。
356
● この機器の上にゴム製品やビニール製品などを長時間放 552
● 本体メモリーや USB メモリーの失われた記憶内容の修
置しないでください。変形、変色することがあります。
復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
358
● 鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音し 553
● 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端
なくなるなどの故障の原因になります。
子などに過度の力を加えないでください。
359
● この機器にシールなどを貼らないでください。はがす際 554
● ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでくださ
に外装の仕上げを損なうことがあります。
い。
360
● 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機の 556
● ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プ
ゴム足が、設置した台などの表面を変色または変質させ
ラグを持ってください。
ることがあります。
558a
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使 ● 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからない
いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしな ように、特に夜間は、音量に十分注意してください。
いことを確認してからお使いください。 ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみいただけ
ます。
11
FP-7-j.book 12 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
使用上のご注意
559a
● 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダ 外部メモリー端子をお使いになる前
ンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。 に
559c
● この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、
各市町村のゴミの分別基準に従って行ってください。
外部メモリー端子の取り扱い
560 704(一部修正)
● 譜面立てを使用するときは、譜面立てに強い力を加えな ● USB メモリーを接続するときは、確実に奥まで差し込
いでください。 んでください。
561 705(一部修正)
● エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別 ● USB メモリーの端子の部分に触れたり、汚したりしな
売:EV-5)をお使いください。他社製品を接続すると、 いでください。
本体の故障の原因になる場合があります。 708(一部修正)
● USB メモリーは精密な電子部品で作られていますので、
562
● 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。この機 取り扱いについては次の点に注意してください。
器との接続には、抵抗入りのケーブルを使用しないでく ○ 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に
ださい。音が極端に小さくなったり、まったく 聞こえな 帯電している静電気を放電しておく。
くなる場合があります。抵抗の入っていない接続ケーブ ○ 端子部に手や金属で触れない。
ル(ローラン ド:PCS シリーズなど)をご使用くださ ○ 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない。
い。他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケーブ ○ 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中な
ルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い どに放置しない。(保存温度:0 度∼ 50 度)
合わせください。
○ 水に濡らさない。
○ 分解や改造をしない。
追加
● USB メモリーは外部メモリー端子に対して水平になる
ようにして、無理な力を加えずに挿入してください。無
理に挿入すると、外部メモリー端子が破損することがあ
ります。
追加
● 外部メモリー端子に USB メモリー以外のもの(針金、
硬貨、別の種類のディスクなど)を入れないでください。
外部メモリー端子の故障の原因になります。
追加
● 接続した USB メモリーに強い力を加えないでください。
追加
● USB メモリーを長期間使用しないときは、USB メモ
リーのカバーをしてください。
12
FP-7-j.book 13 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
使用上のご注意
CD の取り扱い
801
● ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりし
ないでください。データの読み出しがうまくいかないこ
とがあります。ディスクの汚れは、市販の CD 専用ク
リーナーでクリーニングしてください。
203
※ GS( )は、ローランド株式会社の登録商標です。
追加
※ XGlite( )は、ヤマハ株式会社の登録商標です。
204
※ Microsoft、Windows は、米国 Microsoft Corporation
の米国及びその他の国における登録商標です。
206j
※ Windows® の正式名称は、Microsoft® Windows®
operating system です。
207
※ Apple、Macintosh は、米国 Apple Computer, Inc.
の米国及びその他の国における登録商標です。
209
※ Mac OS は、米国 Apple Computer, Inc. の登録商標
です。
215a
※ MIDI は社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)の登録
商標です。
215b
※ GM( )、GM2( )は、社団法人 音
楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
220
※ 文中記載の会社名及び製品名は、各社の商標または登
録商標です。
13
FP-7-j.book 14 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
各部の名称とはたらき
フロント・パネル
2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
1 [Power]
(電源)スイッチ 7 [Session Partner](セッション・パート
電源をオン/オフします(19 ページ)
。 ナー)ボタン
セッション・パートナーのオン/オフを切り替えます
(67 ページ)。セッション・パートナーをオンにすると
2 [Volume](音量)つまみ さまざまなジャンルのリズムを鳴らすことができます。
FP-7 全体の音量を調節します(20 ページ)。
ヘッドホンをつないでいるときは、ヘッドホンの音量
8 Track(トラック)ボタン
を調節します(22 ページ)
。
曲を再生するときの演奏パートを切り替えます(30
ページ)。また、セッション・パートナーの演奏パート
3 [Balance]
(バランス)つまみ やコード進行パターン、リズムのパターンを切り替え
デュアル演奏やスプリット演奏のときの、アッパー音 ます(69 ページ、72 ページ、75 ページ)
。
色とロワー音色の音量バランスを調節します(47
ページ)
。
9 [Play]
(再生)ボタン
内蔵曲や録音した演奏を再生/停止します(26 ペー
4 [Function]
(ファンクション)ボタン ジ)
。また、演奏の録音を開始します(92 ページ)。
さまざまな設定をします。
また、このボタンを押しながら[Transpose]
(トラ
10 [Rec]
(録音)ボタン
ンスポーズ)ボタンを押すと、デモ曲を聴くことがで
きます(24 ページ)
。 自分で弾いた演奏を、FP-7 に録音することができま
す(92 ページ)
。
5 [Transpose]
(トランスポーズ)ボタン
11 [Metronome]
(メトロノーム)ボタン
鍵盤の音や曲を移調します(52 ページ)
。
また、このボタンを押しながら[Function](ファン 内蔵のメトロノームのオン/オフをします(54 ペー
クション)ボタンを押すと、デモ曲を聴くことができ ジ)
。
ます(24 ページ)
。
12 ディスプレイ
6 [Audio Key](オーディオ・キー)ボタン 音色情報(音色番号、音色名)、曲情報(曲番号、曲
名、小節数)
、セッション・パートナー情報(リズム番
鍵盤の B 0 ∼ B1 を弾いて、オーディオ・ファイル
号、リズム名、コード進行)
、テンポ、各種設定値など
を鳴らすことができます(59 ページ) 。
を表示します。
14
FP-7-j.book 15 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
各部の名称とはたらき
17 18
13
14 15 16 19 20 21 22
13 [Contrast]
(明るさ)つまみ 18 [Split]
(スプリット)ボタン
画面の明るさを調節します(22 ページ)
。 鍵盤を右側と左側にわけてそれぞれ違う音色を鳴らす
ことができます(43 ページ)
。
14 [Display](ディスプレイ)ボタン
音色や再生する曲、リズム、テンポを変えるときに押 19 [Multi Effects](マルチエフェクト)ボタ
します。このボタンを押すたびに、ディスプレイに音 ン
色情報(音色番号、音色名) 、曲情報(曲番号、曲名、 音にいろいろな効果をかけることができます(50
小節数)
、セッション・パートナー情報(リズム番号、 ページ)
。
リズム名、コード進行) 、テンポが交互に表示されま
す。また、ファンクション・モードのときにこのボタ
ンを押しながら[−][+]ボタンを押して、さまざま 20 [Reverb]
(リバーブ)ボタン
な設定をします(115 ページ)。
音にコンサート・ホールで演奏しているような響きを
持たせることができます(49 ページ)
。
15 [−][+]ボタン
いろいろな設定の値を変えます。 21 [Sound Control]
(サウンド・コントロー
[−]ボタンと[+]ボタンを同時に押すと、設定ごと
ル)ボタン
の基本の値に戻ります。また、曲選択画面を表示しな
メリハリのある音にします(56 ページ)
。
がら曲を再生しているときに、このボタンを押し続け
ると、巻戻し/早送りができます。 また、このボタンを押しながら[Equalizer](イコラ
イザー)ボタンを押して、V-LINK 機能のオン/オフ
を切り替えることができます(136 ページ) 。
16 Tone(音色)ボタン
鍵盤で鳴らす音の種類(音色グループ)を選びます
22 [Equalizer](イコライザー)ボタン
(35 ページ)。
[Registration]
(レジストレーション)ボタンが点灯 イコライザーのオン/オフを切り替えます(57 ペー
しているときは、Tone(音色)ボタン[1]∼[7] ジ)
。イコライザーを使って、低音や高音だけを増した
はレジストレーション切り替えボタンになります。 り減らしたりして、音質を調整することができます。
また、このボタンを押しながら[Sound Control]
(サウンド・コントロール)ボタンを押して、V-LINK
17 [Registration]
(レジストレーション)ボタン 機能のオン/オフを切り替えることができます(136
音色の設定やセッション・パートナーの設定など、お ページ)
。
気に入りの演奏設定(レジストレーション)を記憶し
ておくことができます(78 ページ)
。
15
FP-7-j.book 16 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
各部の名称とはたらき
23
24
26 27 28
25 29 30 31
リア・パネル
端子は本体背面側にあります。
23 MIDI(ミディ)端子 27 Output(アウトプット)端子
外部 MIDI 機器と接続して演奏情報をやりとりします 外部スピーカーなどを接続して、FP-7 の音を接続し
(147 ページ) 。 たスピーカーから鳴らします(138 ページ、140
ページ)
。
24 USB(MIDI)端子
パソコンと接続して演奏情報をやりとりします(143
28 Speaker(スピーカー)スイッチ
ページ)
。 内蔵スピーカーをオン/オフします(138 ページ)
。
16
FP-7-j.book 17 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
各部の名称とはたらき
33
32
32 Phones(ヘッドホン)端子
ヘッドホンを接続します。
FP-7 は 2 つのヘッドホンを同時に使うことができま
す(22 ページ) 。
33 外部メモリー端子
USB メモリーを接続して、USB メモリーに保存され
ている曲を再生したり(33 ページ) 、FP-7 で録音し
た曲を USB メモリーに保存することもできます
(105 ページ) 。
また、レジストレーション・セットを USB メモリー
に保存したり、保存したレジストレーション・セット
を FP-7 に読み込むことができます。
17
FP-7-j.book 18 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する前に
演奏の準備をする
AC アダプターを接続する 接地端子
1. 鍵盤右側にある[Power]
(電源)スイッ
チが、オフ(上がった状態)になっているこ
コード・フック
とを確認します。
fig.PowerOn.eps(電源スイッチの図)
上がった状態が
Power
(ACアダプターの)
電源コード
オフ
924
AC アダプターのコードは上図のようにコード・フッ
クに固定してください。誤ってコードを引っ張ってし
まっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、
DC In 端子に無理な力が加わることを防ぐことができ
ます。
2. [Volume](音量)つまみを左いっぱいま コードを固定してある場合でも、強い力が加わったと
で回して、音量を最小にします。 きにはコードが傷んだり切れてしまうことがあります。
不用意にコードを引っ張ったり、強い力が加わらない
ように注意してください。
3. 付属の電源コードを付属の AC アダプターに
接続します。 927
設置条件によってはパネル面に触れると、違和感を覚
ACアダプター 電源コード えたりざらつくような感じになるときがあります。こ
れは人体にまったく害のない極微量の帯電によるもの
電源コンセントへ
ですが、気になる方は、必要に応じ、接地端子(上図
インジケーター 参照)を使って外部のアースか大地に接地してご使用
ください。接地した場合、設置条件によってはわずか
AC アダプターは、インジケーター(図参照)のある にハム(うなり)が混じる場合があります。なお接続
面が上になるように設置してください。 方法がわからないときはローランド・サービスにご相
※ AC アダプターをコンセントに接続すると、インジ 談ください。
ケーターが点灯します。
接続してはいけないところ
4. AC アダプターを FP-7 の DC In 端子に接続 • 水道管(感電の原因になります)
• ガス管(爆発や引火の原因になります)
し、電源コードを電源コンセントに差し込み
• 電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)
ます。
5. AC アダプターのコードをコード・フックに
引っかけるようにして固定します。
18
FP-7-j.book 19 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する前に
電源を切る
電源を入れる/切る
正しく接続したら、必ず次の手順で電源を投入し 1. [Volume](音量)つまみを左いっぱいま
てください。手順を間違えると、誤動作をしたり で回して、音量を最小にします。
スピーカーなどが破損する恐れがあります。 fig.VolumeMin.eps
電源を入れる
1. [Volume](音量)つまみを左いっぱいま
で回して、音量を最小にします。
fig.VolumeMin.eps
2. [Power](電源)スイッチを押します。
画面の表示が消えて、電源が切れます。
fig.PowerOff.eps(電源スイッチの図)
上がった状態が
Power
オフ
2. [Power](電源)スイッチを押します。
fig.PowerOn.eps
押し下げられた
Power
状態が
オン
電源が入り、
[Piano]ボタンなどのボタンが点灯しま
す。
3. [Volume](音量)つまみで音量を調節し
ます(20 ページ)。
鍵盤を弾いて音を出せるようになります。
この機器は回路保護のため、電源をオンしてから
しばらくは動作しません。
19
FP-7-j.book 20 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する前に
音の大きさを調節する 譜面立てを取り付ける
鍵盤を弾いたときや、内蔵曲や USB メモリーなどの曲を再 以下の手順で付属の譜面立てを取り付けます。
生したときの音量を調節します。
ヘッドホンを接続しているときは、[Volume]
(音量)つま 1. 図のように、付属されているネジを本体背面
みでヘッドホンの音量を調節します。 に取り付けます(2 カ所)
。
1. [Volume](音量)つまみを回して、全体
の音量を調節します。
鍵盤を弾いて音を鳴らしながら、音量を調節してくだ
さい。
右側に回すと音が大きくなり、左側に回すと音が小さ
くなります。
fig.MasterVolume.eps
2. ネジと本体の間に譜面立てをはさみます。
fig.MusicRest.eps(譜面立てを挟もうとする図)
3. 片手で譜面立てを支えながら、ネジを回して
譜面立てをしっかりと固定します(2 カ所)
。
取り付ける際は、譜面立てを落とさないように手で
しっかり支えてください。また、手をはさまないよう
に注意してください。
取り外すときは、譜面立てを片手で支えながらネジを
ゆるめます。譜面立てを取り外した後、ネジはしっか
りと締め直しておいてください。
取り付けた譜面立てに無理な力を加えないでくだ
さい。
譜面立てを取り付けるときは、必ず付属のネジを
使ってください。
20
FP-7-j.book 21 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する前に
ダンパー・ペダル
ペダルを接続する 音に余韻を与えたいときに使います。
ダンパー・ペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音
付属のペダルを、Pedal(ペダル)端子のいずれかに接続し が切れずに長い余韻が続きます。
ます。 付属のペダルはハーフ・ダンパーに対応していますので、踏
接続する端子によって、ペダルの働きが変わります。 みかたで余韻の深さを調節することができます。
fig.pedals.eps
アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだ
ときに、弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して豊かな響きと広
がりが加わります。FP-7 ではこの共鳴音(ダンパー・レゾ
ナンス)を再現しています。
付属のペダルを接続するときは、ペダル側面のス
イッチを「Continuous」にしてお使いください。
ソステヌート・ペダル
ソステヌ−ト・ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音
だけに余韻を与えます。
Sostenuto(ソステヌート)/(FC1)端子に接
続したペダルは、他の機能を割り当てて使うこと
もできます。「ペダルの働きを変える」 (118 ペー
ペダル
ジ)、「ペダルでレジストレーションを切り替える」
(91 ページ)をご覧ください。
接続する端子 はたらき
もう 2 台ペダルをご用意いただくと、3 つのペダ
ルを同時に使うことができます。別売のペダル
(DP シリーズ)をご購入の際には、FP-7 をお買
い上げになった販売店にお問い合わせください。
Sostenuto(ソステヌート)/(FC1)端子や
Soft(ソフト)/(FC2)端子にエクスプレッ
ション・ペダルを接続して、FP-7 の音量を調節す
ることができます。エクスプレッション・ペダル
は、必ず指定のもの(別売:EV-5)をお使いくだ
さい。他社製品を接続すると、本体の故障の原因
になる場合があります。
21
FP-7-j.book 22 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する前に
ヘッドホンを使って聴く 画面の明るさを変える
ヘッドホンを使えば、夜間でも周囲を気にせずに演奏を楽し FP-7 の画面の明るさを調節することができます。
むことができます。また、FP-7 にはヘッドホン端子が 2 つ fig.Contrast.eps
あるので、2 人で同時にヘッドホンを使うことができます。
ヘッドホンを 1 つだけ接続するときは、2 つあるヘッドホ
ン端子のどちらに接続しても、ヘッドホンを使用することが
できます。
fig.Headphones.eps
1. ディスプレイ右側にある[Contrast]
(明
るさ)つまみを回して、画面の明るさを調節
します。
液晶画面を使用時のご注意
ヘッドホン
• 画面に縦スジのようなものが見えることがありますが、
液晶画面の原理上発生するもので、故障ではありませ
1. ヘッドホンを Phones(ヘッドホン)端子 ん。[Contrast]
(明るさ)つまみで画面の明るさを調
節して目立たなくすることができます。
に差し込みます。
ヘッドホンを接続すると、本体スピーカーからは音が • 画面の明るさは、温度によって変わることがあります。
出なくなります。
2. ヘッドホンの音量は、
[Volume](音量)
つまみ(20 ページ)で調節します。
ヘッドホン使用時のご注意
• コードの断線の原因になりますので、ヘッドホンは、本
体またはプラグ部分を持って取り扱ってください。
• 接続の際、使用機器の音量が上がっているとヘッドホン
が破損する恐れがあります。音量を最小にしてから接続
してください。
• 過大入力で使用すると、耳を痛めるだけでなく、ヘッド
ホンにも無理がかかります。適当な音量でお楽しみくだ
さい。
• ヘッドホンは、ステレオ標準プラグが付いたものをお使
いください。
• ヘッドホンはローランド製品をお使いください。他のも
のを使用すると、十分な音量が得られないことがありま
す。
22
FP-7-j.book 23 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する前に
USB メモリーの使いかた
FP-7 で録音した曲や、お気に入りの演奏設定(レジスト
レーション・セット)を、保存用として別売の USB メモ
リーにコピーしておくことができます(89 ページ、111
ページ)。
また、USB メモリーに保存されている SMF ミュージック
データを再生したり(33 ページ)、USB メモリーに入って
いるオーディオ・ファイルを鳴らすこともできます(59
ページ)。
USB メモリーは、ローランドが販売しているもの
を使用してください。それ以外の USB メモリーを
使用したときの動作は保証できません。
USB メモリーを接続する
1. 下図のように、USB メモリーを外部メモ
リー端子に接続します。
fig.ConnectUSBMem.eps
USBメモリー
(別売)
23
FP-7-j.book 24 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
デモ曲を聴く
デモ曲を聴いてみましょう。
FP-7 には、10 曲のデモ曲が用意されています。
デモ曲は、7 つの Tone(音色)ボタン、 [Audio Key]
(オーディオ・キー)ボタン、
[Session Partner]
(セッション・パートナー)ボタン、[Play] (再生)ボタンに1曲ずつ
割り当てられています。
ボタン 表示 作曲者/コピーライト
これらのデモ曲を個人で楽しむ以外に権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられて
います。
fig.Panel-Demo.eps
24
FP-7-j.book 25 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
1. [Function]
(ファンクション)ボタンを押しながら、[Transpose](トランス
ポーズ)ボタンを押します。
[Function]
(ファンクション)ボタンと[Transpose](トランスポーズ)ボタン、7 つの Tone(音
色)ボタン、[Audio Key]
(オーディオ・キー)ボタン、 [Session Partner](セッション・パート
ナー)ボタン、[Play] (再生)ボタンが点滅します。
以下の画面が表示されます。
fig.d-Demo.eps
録音した演奏が保存されていないときは、デモ曲の再生はできません。演奏を消去するか
(31 ページ)
、録音した演奏を保存してください(105 ページ)
。
2. 7 つの Tone(音色)ボタン、[Audio Key](オーディオ・キー)ボタン、
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンと[Play]
(再生)ボタン
のうち、いずれかのボタンを押します。
選んだデモ曲から連続して再生されます。再生中のデモ曲にあたるボタンが点滅します。
最後のデモ曲まで再生が終わると、最初のデモ曲に戻って再生を続けます。
画面には、再生中のデモ曲名が表示されます。
fig.d-DemoSongName.eps
3. デモ曲の再生を止めるときは、点滅しているボタンを押します。
4. [Function]
(ファンクション)ボタンを押しながら[Transpose](トランスポー
ズ)ボタンを押して、デモ・モードを解除します。
ボタンのランプが、もとの状態に戻ります。
点滅していないボタンを押しても、デモ曲は鳴りません。
25
FP-7-j.book 26 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
内蔵曲を聴く
内蔵曲を聴いてみましょう。
FP-7 には、65 曲のピアノ曲が用意されています。
内蔵曲の曲名については、「内蔵曲一覧」
(169 ページ)をご覧ください。
fig.Panel-Internal.eps
曲を選ぶ
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを数回押して、ボタンを緑色に点灯させます。
2. [−]
[+]ボタンを押して、曲を選びます。
内蔵曲が選ばれているときは、画面に「Preset」と表示されます。
fig.d-SongSelect-01.eps
本体メモリーの曲は「Internal」
、USB メモリーなどの外部メモリーの曲は「External」と
表示されます。
fig.d-SongSelect-01.eps
再生する
3. [Play]
(再生)ボタンを押します。
曲の再生が始まります。
選んだ曲が最後まで演奏されると、再生は止まります。
26
FP-7-j.book 27 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
曲選択画面を表示しながら曲を再生しているときに、[−]ボタンを押し続けると曲が巻戻し
されます。また、曲の再生中に[+]ボタンを押し続けると曲が早送りされます。
途中で再生を止めるときは、もう一度[Play]
(再生)ボタンを押します。
次に[Play]
(再生)ボタンを押したときは、演奏を止めた場所から再生されます。
曲の終わりで演奏が止まっているときは、次に再生すると曲の頭から再生されます。
曲選択画面が表示されている状態で、[−]ボタンを押すと、曲の頭に戻ります。曲の頭で、もう一度
[−]ボタンを押すと、前の曲に戻ります。
曲選択画面について
曲選択画面には、以下のような情報が表示されます。
新しく録音する曲
USBメモリーの曲
本体メモリーの曲
曲のテンポ
内蔵曲
小節番号
曲番号
曲名
[Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−] [+]ボタンを押すと、「本体メモリー
内の 1 曲目」「USB メモリーの 1 曲目」「内蔵曲の 1 曲目」というように、曲グループのは
じめの曲を簡単に選ぶことができます。
27
FP-7-j.book 28 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
曲の音量を変える
曲を鳴らしたときの音量を調節します。
曲に合わせて演奏するときなど、鍵盤で弾く音と曲の音量バランスをとることができます。
1. [Play]
(再生)ボタンを押しながら、[−][+]ボタンを押します。
オーディオ・ファイルを再生しているときは、画面に「Audio Volume」と表示されます。
曲の音量は、「0 ∼ 127」の範囲で設定することができます。
[Play]
(再生)ボタンを押している間、曲の音量がディスプレイに表示されます。
デモ曲の音量は変えることができません。
[Play]
(再生)ボタンを押しながら[Balance]
(バランス)つまみを回して、曲の音量を
変えることもできます。
28
FP-7-j.book 29 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
すべての曲を連続して再生する(オール・ソング・プレイ)
内蔵曲や本体メモリーの曲、USB メモリーの曲を連続して繰り返し再生することができま
す。この機能のことを「オール・ソング・プレイ」といいます。
fig.Panel-AllSong.eps
はじめの曲を決める
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを数回押して、ボタンを緑色に点灯させます。
2. [−]
[+]ボタンを押して、曲を選びます。
連続して再生する
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[Play]
(再生)ボタンを押しま
す。
画面に「 」と表示されます。内蔵曲を選んでいるときは内蔵曲が連続して再生されます。
また、本体メモリーの曲が選ばれているときは本体メモリーの曲、USB メモリーの曲が選ばれている
ときは USB メモリーの曲が連続して再生されます。
fig.d-AllSong.eps
選ばれている曲から順番に連続して再生されます。
最後の曲まで再生が終わると、最初の曲に戻って再生を続けます。
再生を止める
4. [Play]
(再生)ボタンを押して、ボタンを消灯させます。
演奏を止めると、オール・ソング・プレイは解除されます。
次に[Play]
(再生)ボタンを押したときは、演奏を止めた場所から再生されます。
29
FP-7-j.book 30 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
パートごとに再生する(トラック・ミュート)
内蔵曲は、演奏パートを選んで再生できます。
曲に合わせて片手ずつ練習することもできます。
fig.Panel-TrackMute.eps
演奏パートは次のようにトラック・ボタンに割り当てられています。
fig.PartButton.eps
内蔵曲は、左手の演奏が Track[1]ボタン、右手の演奏が
Track[2]ボタンに割り当てられています。また、その他の
演奏は Track[R]ボタンに割り当てられています。
このように、音が割り当てられる場所を「トラック」といい、
[1]ボタンと[2]ボタン、[R]ボタンをまとめて、 「ト リズム/伴奏 右手パート
ラック・ボタン」といいます。 パート 左手パート
2. [Play]
(再生)ボタンを押して、曲を再生します。
3. 再生しないパートを選びます。
Track[1]ボタン、Track[2]ボタン、Track[R]ボタンのいずれかを押して、ボタンを消灯させ
ます。選んだパートの音が鳴らなくなります。
このように、特定のパートの音を一時的に鳴らないようにすることを「ミュート」といいます。
たとえば、右手の練習をするときは、Track[2]ボタンを押してボタンを消灯させます。
曲を再生すると、右手の演奏は鳴りません。
操作 3 で選んだボタンをもう一度押して、ボタンを点灯させると、音が鳴るようになります。
曲の停止中でも、トラック・ボタンを押して、ボタンの点灯/消灯を切り替えることができます。
4. [Play]
(再生)ボタンを押して、再生を止めます。
曲を変えると、ミュートの設定は解除されます。
内蔵曲 6 ∼ 65 はリズム/伴奏パート(Track[R]ボタン)に演奏が入っていません。
演奏が入っていないトラック・ボタンを押しても点灯しません。
30
FP-7-j.book 31 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
次のような表示が出たら
本体メモリーに保存されていない録音した演奏があるときに、曲を選ぶと、次のような画面が
表示されます。
fig.d-DelSongOK.eps
保存されていない曲があるときは、内蔵曲の再生はできません。
演奏を消去して内蔵曲を再生するときは、
[Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら
[+]ボタンを押して「OK」を選んだあと、[Rec](録音)ボタンを押します。
演奏を消去しないときは、 [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]ボタンを押
して「Cancel」を選んだあと、 [Rec](録音)ボタンを押します。
録音した演奏を保存しておきたいときは、
「録音した曲を保存する」(105 ページ)をご覧く
ださい。
トラック・ミュートしたときの音量を変える
曲の再生時に、トラック・ボタンを押してミュートしたときの音量を調節します。
FP-7 では、特定のパートを小さな音で鳴らして、そのパートの音を自分の演奏の「ガイド」
として利用することができます。
2. トラック・ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押して、トラック・ミュートに
したときの音量を調節します。
トラック・ボタンを押し続けている間、トラック・ミュートしたときの音量が表示されます。
トラック・ミュートしたときの音量は、「0 ∼ 80」の範囲で設定することができます。
電源を切ると、トラック・ミュートしたときの音量は「0」に戻ります。
トラック・ボタンを押しながら[Balance]
(バランス)つまみを回して、トラック・ミュー
トしたときの音量を変えることもできます。
31
FP-7-j.book 32 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
本体メモリーに保存された曲を聴く
本体メモリーに保存された曲を再生します。
自分で録音した曲や USB メモリー(別売)の曲を、本体メモリーに保存することができま
す。詳しくは、「録音した曲を保存する」 (105 ページ)や「USB メモリーに保存されてい
る曲を本体メモリーにコピーする」(113 ページ)をご覧ください。
fig.Panel-Favorites.eps
曲を選ぶ
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを数回押して、ボタンを緑色に点灯させます。
2. [−]
[+]ボタンを押して、曲を選びます。
本体メモリーに保存されている曲が選ばれているときは、画面に「Internal」と表示されます。
本体メモリーに曲が保存されていないときは、「Internal」という表示は出ません。
再生する
3. [Play]
(再生)ボタンを押します。
曲の再生が始まります。
選んだ曲が最後まで演奏されると、再生は止まります。
途中で再生を止めるときは、もう一度[Play]
(再生)ボタンを押します。
次に[Play]
(再生)ボタンを押したときは、演奏を止めた場所から再生されます。
曲の終わりで演奏が止まっているときは、次に再生すると曲の頭から再生されます。
曲選択画面が表示されている状態で、[−]ボタンを押すと、曲の頭に戻ります。曲の頭で、もう一度
[−]ボタンを押すと、前の曲に戻ります。
32
FP-7-j.book 33 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
USB メモリーの曲を聴く
USB メモリー(別売)に保存されている曲を再生します。再生している曲に合わせて、鍵盤
で演奏することもできます。
曲を選ぶ
2. [Display](ディスプレイ)ボタンを数回押して、ボタンを緑色に点灯させます。
3. [−]
[+]ボタンを押して、曲を選びます。
USB メモリーの曲が選ばれているときは、画面に「External」と表示されます。
USB メモリーに曲がないときは、「External」という表示は出ません。
USB メモリーにフォルダがあるときは、フォルダ名が表示されます。
曲を再生する
4. [Play]
(再生)ボタンを押します。
曲の再生が始まります。
選んだ曲が最後まで演奏されると、再生は止まります。
33
FP-7-j.book 34 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
曲を聴く
途中で再生を止めるときは、もう一度[Play]
(再生)ボタンを押します。
次に[Play]
(再生)ボタンを押したときは、演奏を止めた場所から再生されます。
曲の終わりで演奏が止まっているときは、次に再生すると曲の頭から再生されます。
曲選択画面が表示されている状態で、[−]ボタンを押すと、曲の頭に戻ります。曲の頭で、もう一度
[−]ボタンを押すと、前の曲に戻ります。
フォルダの中にある曲を選ぶときは
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを数回押して、ボタンを緑色に点灯させま
す。
2. [−][+]ボタンを押して、フォルダを選びます。
3. [Play](再生)ボタンを押します。
しばらくすると、フォルダの中にある曲が表示されます。
4. [−][+]ボタンを押して、曲を選びます。
フォルダの外に抜けるときは、[−]
[+]ボタンを押して「Up」を選び、[Play]
(再
生)ボタンを押します。
オーディオ・ファイルについて
再生できるオーディオ・ファイルの形式
• Wav 形式
• 16bit リニア
• サンプリング・レートが「44.1kHz」
• ステレオ/モノラル
オーディオ・ファイルの再生では、以下の機能が使えません。
• 本体メモリーへの保存(105 ページ)
• テンポの変更(55 ページ)
• 曲選択画面での小節表示(27 ページ)
• 録音(92 ページ)
• リバーブ効果(49 ページ)
• パートごとの再生(ミュート)(131 ページ)
オーディオ・ファイルの再生中に、保存などの操作をすると、曲が途中で止まるこ
とがあります。
練習中の曲や、気に入った曲を「本体メモリー」にコピーして、簡単に選ぶことができます。
→「USB メモリーに保存されている曲を本体メモリーにコピーする」(113 ページ)
34
FP-7-j.book 35 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
いろいろな音で演奏する
FP-7 には、300 種類以上の音が内蔵されていますので、さまざまな音楽に合わせた音で演
奏を楽しむことができます。
この内蔵されている音を「音色」といいます。音色は 7 つのグループに分けられ、それぞれ
Tone(音色)ボタンに割り当てられています。
電源投入時は、「Grand Piano 1」の音色が選ばれています。
fig.Panel-ToneSelect.eps
[Registration]
(レジストレーション)ボタンが点灯しているときは、音色ボタン([1]∼[7]
)は
レジストレーションを切り替えるボタンになります。
音色を選ぶときは、[Registration]
(レジストレーション)ボタンを押して、ボタンを消灯させてお
きます。
1. Tone(音色)ボタンを押して、音色グループを選びます。
鍵盤を弾いてみましょう。選んだ音色グループの音色が鳴ります。
画面には、現在選ばれている音色名と音色番号が表示されます。
fig.d-ToneSelect.eps
2. [−][+]ボタンを押して、音色グループの中から音色のバリエーションを選びま
す。
鍵盤を弾くと、選んだ音色が鳴ります。
次にこの Tone(音色)ボタンを選んだときは、ここで選んだバリエーション音色が鳴ります。
fig.d-ToneSelect.eps
音色については、「音色一覧」
(158 ページ)をご覧ください。
35
FP-7-j.book 36 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
オルガンの音づくりをシミュレートする(トーンホイール)
FP-7 では、自分でオルガンの音を作ることができます。
Tone(音色)ボタンのうち[TW Organ]
(トーンホイール・オルガン)ボタンに割り当て
られている音色は、オルガンの音作りをシミュレートした音色です。
オルガンでは、ハーモニック・バー(ドローバー)という 9 本のバーを前後にスライドさせ
て、その組み合わせでさまざまな音色を作ります。各バーには異なるフィートが割り当てら
れており、フィートによって音の高さが決まっています。
8' は音の高さの基準になるフィートで、この音の高さを中心にして音色を作っていきます。
ハーモニック・バーには、異なる音の高さのサイン波(単純な丸い音)が割り当てられてお
り、これらを混ぜ合わせることでさまざまな音を作ることができます。
時間
8'の音量を「8」
時間
時間
4'の音量を「5」
このハーモニック・バーを使った音作りを、Tone(音色)ボタンにフィートを割り当ててシ
ミュレートすることができます。
36
FP-7-j.book 37 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
フィートとは
フィートはもともとパイプ・オルガンのパイプに由来します。
各鍵盤に与えられた本来の音の高さ(基音)を生み出すパイプは 8 フィートとされています。
基音である 8' の 1 オクターブ下が 16'、1 オクターブ上が 4'、さらにその 1 オクターブ上が
2' になります。
フィートと音の高さの関係は次のようになっています。
中央のドの音(C4)を弾いているとき、
各ハーモニック・バーでは以下の音が鳴ります。
基音の 5度 基音 8度 12度 17度 19度 22度
1オクターブ下
8'を とした場合
トーンホイール・オルガンでは、一部の高い音域では高いフィートが、一部の低い音域では低
いフィートが 1 オクターブ単位で折り返しています。
これは、折り返すことによって、余分な高音成分を抑えたり、低音をすっきりさせて耳当たり
の良い音を作りだす効果をもたらしています。
FP-7 では、このようなオルガンの特性を忠実に再現しています。
37
FP-7-j.book 38 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
[Registration]
(レジストレーション)ボタンが点灯しているときは、音色ボタン([1]∼[7]
)は
レジストレーションを切り替えるボタンになります。
音色を選ぶときは、[Registration]
(レジストレーション)ボタンを押して、ボタンを消灯させてお
きます。
トーンホイール・オルガンのタイプを選ぶ
1. [TW Organ]
(トーンホイール・オルガン)ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
トーンホイール・オルガン画面が表示されます。
トーンホイール・オルガンの音色番号
ハーモニックバー(フィート)
の状態
パーカッションの設定
2. [−]
[+]ボタンを押して、バリエーションを選びます。
トーンホイール・オルガンのタイプが切り替わります。
38
FP-7-j.book 39 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
音量を変えるフィートを選ぶ
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[+]ボタンを押して、以下の画
面を表示させます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを何回か押し
て、音量を変更したいフィートを選びます。
各フィート 16' 51/3' 8' 4' 22/3' 2' 13/5' 11/3' 1'
TW Edit(トーンホイール音色編集)画面が表示されているときは、Tone(音色)ボタン、
[Registration]
(レジストレーション)ボタン、[Split](スプリット)ボタンを押して、各フィート
を選ぶことができます。フィートを選んだ後、[−] [+]ボタンで音量を変えることもできます。
フィートの音量を変える
5. [−]
[+]ボタンを押して、選んだフィートの音量を変えます。
変更したフィートの音量が画面に表示されます。
各フィートの音量
39
FP-7-j.book 40 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
音にメリハリをつける(パーカッション)
パーカッションは、音の立ち上がり部分にアタック感のある音を加えて、音にメリハリをつけます。
設定によって立ち上がりの音色が変わります。
トーンホイール・オルガンのパーカッションは、弾いた鍵すべてに付くわけではありません。
レガート演奏をする(なめらかに連続して鍵盤を弾く)と、最初に弾いた音だけにパーカッションがつ
き、スタッカート演奏をする(1 音ずつ短く切って弾く)と、すべての音にパーカッションがつきま
す。これはシングル・トリガー・アルゴリズムとよばれ、オルガンの演奏表現上、不可欠なものとされ
ています。FP-7 では、このようなオルガンの特性を忠実に再現しています。
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを何回か押し
て、パーカッションの種類を選びます。
パーカッションはアッパー音色にのみかかります。
パーカッションがオンになっているときは、1' の
音は鳴りません。
設定値 解説
Off パーカッションは鳴りません。
2nd 押した鍵盤の高さより1オクターブ高い音のパーカッションが鳴ります。
3rd 押した鍵盤の高さより1オクターブと 5 度高い音のパーカッションが鳴ります。
パーカッション音が消える速さを変える
7. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを何回か押し
て、パーカッション音が消える速さを選びます。
設定値 解説
パーカッション音はゆっくり消えていきます。
Slow
パーカッションのアタック感がやわらかくなります。
パーカッション音は短く消えていきます。
Fast
パーカッションがアタック感がある、鋭い音になります。
「Fast」が選ばれているとき 「Slow」が選ばれているとき
音量 減衰時間が短くなる
音量 減衰時間が長くなる
パーカッションの音量 パーカッションの音量
ハーモニック・バー ハーモニック・バー
の音量 の音量
時間 時間
40
FP-7-j.book 41 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
2 つの音色を重ねて演奏する(デュアル演奏)
1 つの鍵盤で、2 つの音色を同時に鳴らして演奏することができます。このような演奏を
「デュアル演奏」といいます。
ここでは、ピアノとストリングスの音色を重ねて鳴らしてみましょう。
fig.Panel-Dual.eps
[Registration]
(レジストレーション)ボタンが点灯しているときは、音色ボタン([1]∼[7]
)は
レジストレーションを切り替えるボタンになります。
音色を選ぶときは、[Registration]
(レジストレーション)ボタンを押して、ボタンを消灯させてお
きます。
1. [Piano]
(ピアノ)ボタンを押しながら、[Strings/Pad](ストリングス/パッド)
ボタンを押します。
両方のボタンが点灯します。
鍵盤を弾いてみましょう。ピアノとストリングスの音色が重なって鳴ります。
このように 2 つの Tone(音色)ボタンを同時に押すと、デュアル演奏の状態になります。
選んでいる 2 つの音色のうち、先に押した Tone(音色)ボタンの音色を「アッパー音色(Upper
Tone)」
、次に押した Tone(音色)ボタンの音色を「ロワー音色(Lower Tone)」と呼びます。
fig.d-Dual.eps
ここでは、ピアノの音色がアッパー音色、ストリングスの音色がロワー音色になります。
デュアル演奏を解除する
1. Tone(音色)ボタンのいずれかを押します。
押したボタンの音色だけが鳴ります。
ロワー音色の音の高さをオクターブ単位で変えることができます。「ロワー音色の音の高さを
オクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)」
(126 ページ)をご覧ください。
41
FP-7-j.book 42 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
2 つの音色の音量バランスを変えることができます。「デュアル演奏やスプリット演奏の音量
バランスを変える」(47 ページ)をご覧ください。
アッパー音色とロワー音色にかけているエフェクト(効果)が異なるとき、優先的にエフェ
クトをかける音色パートを指定できます。「エフェクトがかかるパートを設定する」
(120
ページ)をご覧ください。
ペダルに割り当てた機能が働くパートを変えることができます。「ペダルの効果をかけるパー
トを変える」(117 ページ)をご覧ください。
スプリット演奏をしているときは、Tone(音色)ボタンを 2 つ押しても、デュアル演奏には
なりません。
音色のバリエーションを切り替える
アッパー音色を変える
1. [−]
[+]ボタンを押します。
ロワー音色を変える
1. ロワー音色になっている Tone(音色)ボタンを押しながら、[−][+]ボタンを押
します。
画面にロワー音色の音色番号と音色名が表示されます。
42
FP-7-j.book 43 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
鍵盤の右手側と左手側を違う音色で演奏する
(スプリット演奏)
ある鍵を境に鍵盤を右側と左側に分けて演奏することを「スプリット演奏」といい、鍵盤が
分かれる位置を「スプリット・ポイント」といいます。
スプリット演奏では、鍵盤右側と左側のそれぞれで違う音色を鳴らすことができます。
スプリット・ポイントは、電源投入時は「F 3」に設定され、スプリット・ポイントの鍵は
左側に含まれます。
スプリット演奏時に、鍵盤右側で鳴る音を「アッパー音色(Upper Tone)」、左側で鳴る音
色を「ロワー音色(Lower Tone)」と呼びます。
fig.Panel-Split.eps
スプリット・ポイント(電源投入時:F 3)
A0 B0 C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 … C3 C4 C5 B7 C8
ロワー音色 アッパー音色
ここでは、[Piano]
(ピアノ)ボタンの音色でスプリット演奏してみましょう。
fig.Panel-Split.eps
43
FP-7-j.book 44 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
[Registration]
(レジストレーション)ボタンが点灯しているときは、音色ボタン([1]∼[7]
)は
レジストレーションを切り替えるボタンになります。
音色を選ぶときは、[Registration]
(レジストレーション)ボタンを押して、ボタンを消灯させてお
きます。
1. [Piano]
(ピアノ)ボタンを押します。
ピアノの音色が選ばれます。
fig.d-ToneSelect.eps
2. [Split]
(スプリット)ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
鍵盤が左側と右側に分かれます。
F 3 の鍵を境に、鍵盤が左側と右側に分かれます。
fig.d-Split.eps
鍵盤右側ではピアノの音色が鳴り、左側では「A.Bass+Cymbl」
(アコースティック・ベース + シンバ
ル)が鳴ります。
鍵盤右側(アッパー音色)は、鍵盤が分かれる前に鳴っていた音色が選ばれます。
スプリット演奏を解除する
1. [Split]
(スプリット)ボタンを押して、ボタンを消灯させます。
[Split]
(スプリット)ボタンが消灯し、鍵盤右側で鳴っていた音色(アッパー音色)が鍵盤全体で鳴
ります。
2 つの音色の音量バランスを変えることができます。「デュアル演奏やスプリット演奏の音量
バランスを変える」(47 ページ)をご覧ください。
デュアル演奏(41 ページ)からスプリット演奏にしたとき、アッパー音色はデュアル演奏時
のアッパー音色が選ばれます。
アッパー音色とロワー音色にかけているエフェクト(効果)が異なるとき、優先的にエフェ
クトをかける音色パートを指定できます。「エフェクトがかかるパートを設定する」
(120
ページ)をご覧ください。
44
FP-7-j.book 45 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
音色グループや音色のバリエーションを切り替える
アッパー音色を変える
1. Tone(音色)ボタンを押して、音色グループを選びます。
2. [−]
[+]ボタンを押して、音色バリエーションを選びます。
ロワー音色を変える
1. [Split]
(スプリット)ボタンを押しながら Tone(音色)ボタンを押して、音色グ
ループを選びます。
2. [Split]
(スプリット)ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押して、音色バリ
エーションを選びます。
ロワー音色の音の高さをオクターブ単位で変えることができます。「ロワー音色の音の高さを
オクターブ単位で変える(オクターブ・シフト)」
(126 ページ)をご覧ください。
45
FP-7-j.book 46 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
鍵盤が分かれる位置を変える(スプリット・ポイント)
鍵盤が分かれる位置(スプリット・ポイント)を変えることができます。
スプリット・ポイントは、B1 ∼ B6 の範囲で変更することができます。
電源投入時は、「F 3」設定されています。
この設定は電源を切るまで記憶されています。
fig.Panel-Split.eps
スプリット・ポイント(電源投入時:F 3)
A0 C1 B1 C2 C3 C4 C5 C6 B6 C7 C8
スプリット・ポイントが設定できる範囲(B1∼B6)
fig.Panel-TrackMute.eps
1. [Split]
(スプリット)ボタンを押したまま、スプリット・ポイントにする鍵を押し
ます。
押した鍵がスプリット・ポイントになり、その鍵がディスプレイに表示されます。
fig.
スプリット・ポイントになっている鍵は鍵盤左側に含まれます。
[Split]
(スプリット)ボタンを離すと、表示は元に戻ります。
[Split]
(スプリット)ボタンを押し続けると、押している間、ロワー音色名が表示されます。
46
FP-7-j.book 47 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
デュアル演奏やスプリット演奏の音量バランスを変える
デュアル演奏(41 ページ)やスプリット演奏(43 ページ)のアッパー音色とロワー音色の
音量バランスを変えることができます。
fig.Panel-Balance.eps
1. [Balance]
(バランス)つまみを回して、音量バランスを調節します。
つまみを左側(「Lower」側)に回すと、ロワー音色の音量が大きくなります。
つまみを右側(「Upper」側)に回すと、アッパー音色の音量が大きくなります。
47
FP-7-j.book 48 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
鍵盤のタッチ感を変える(キー・タッチ)
鍵盤を弾いたときのタッチ感を変えます。
演奏する人の指の力に合わせて、鍵盤のタッチ感を調節することができます。
fig.Panel-KeyTouch.eps
1. [Reverb]
(リバーブ)ボタンを押しながら、[Sound Control](サウンド・コン
トロール)ボタンを押します。
Key Touch 画面が表示されます。
fig.d-KeyTouch.eps
2. [−]
[+]ボタンを押して、鍵盤のタッチ感を選びます。
設定値 説明
Off(固定) 鍵盤を弾く強さに関係なく、一定の音量で音を鳴らします。
Super Light もっとも軽い鍵盤タッチになります。
「Medium」より弱いタッチでフォルティシモ(ff)が出せるので、鍵盤が軽く
Light
なったように感じられます。力の弱いお子様でも、演奏しやすい設定です。
もっとも自然なタッチで弾けます。アコースティック・ピアノに一番近いタッ
Medium
チです。
「Medium」より強いタッチで弾かないとフォルティシモ(ff)が出せなくなる
Heavy ので、鍵盤タッチが重くなったように感じられます。ダイナミックに弾くとき、
さらに感情が込められます。
Super Heavy もっとも鍵盤タッチが重くなります。
3. [Reverb]
(リバーブ)ボタンを押しながら、[Sound Control](サウンド・コン
トロール)ボタンを押して、キータッチの設定を終了します。
鍵盤のタッチ感を「Off」に設定したときの、音の強さを設定することができます。
「キー・タッチが「Off」のときのベロシティーを変える」
(126 ページ)をご覧ください。
Function 画面から、鍵盤のタッチ感を設定することもできます(125 ページ)。
また、もっと細かく鍵盤のタッチ感を設定することもできます。詳しくは、「鍵盤のタッチ感
を微調節する」(125 ページ)をご覧ください。
48
FP-7-j.book 49 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
音に響きをつける(リバーブ効果)
鍵盤で弾く音に「リバーブ効果」をかけることができます。リバーブ効果をかけると、コン
サート・ホールなどで演奏しているような、心地よい響きが得られます。
fig.Panel-Reverb.eps
1. [Reverb]
(リバーブ)ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
鍵盤を弾いてみましょう。
すべての音色にリバーブ効果がかかります。
リバーブ効果を解除する
1. [Reverb]
(リバーブ)ボタンを押して、ボタンを消灯させます。
リバーブ効果のかかり具合を変える
リバーブ効果の深さ(かかり具合)を、10 段階で設定することができます。
1. [Reverb]
(リバーブ)ボタンを押しながら、[−]
[+]ボタンを押します。
リバーブの深さが画面に表示されます。
fig.d-ReverbDepth.eps
音色ごとにリバーブ効果の深さを設定することはできません。どの音色にも同じ深さの効果
がかかります。
セッション・パートナーやデモ曲、内蔵曲のリバーブ効果の深さは変わりません。
49
FP-7-j.book 50 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
音にさまざまな効果をつける(エフェクト)
FP-7 では、リバーブ効果のほかにも、さまざまな効果をかけることができます。
このような効果を「エフェクト」といいます。FP-7 では、62 種類のエフェクト・タイプか
ら選ぶことができます。
お買い上げ時の設定では、各音色に合ったエフェクトが選ばれています。
fig.Panel-Effects.eps
1. [Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
鍵盤を弾いてみましょう。
現在選んでいる音色にエフェクトがかかります。
音色によっては、はじめからエフェクトがかかっているものがあります。その音色を選ぶと、
[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンが自動的に点灯します。
エフェクトの種類を変えることができます。「エフェクト・タイプを変える」
(119 ページ)
をご覧ください。
エフェクトを解除する
1. [Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンを押して、ボタンを消灯させます。
デュアル演奏やスプリット演奏でアッパー音色とロワー音色のエフェクトが異なるとき、優
先的にエフェクトをかけるパートを指定できます。「エフェクトがかかるパートを設定する」
(120 ページ)をご覧ください。
エフェクトのかかり具合など、エフェクトの細かな設定を変えることができます。「エフェク
トの設定を細かく変える」(119 ページ)をご覧ください。
[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンを押している間、エフェクトの設定が表示され
ます。[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押し
て、エフェクトの設定を変えることができます。
50
FP-7-j.book 51 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
オルガン音色のうねりを変える(ロータリー効果)
[Organ]
(オルガン)ボタンで選べる一部のオルガン音色には、ロータリー効果がかかって
います。その音色を選んでいるときに[Multi Effects]
(マルチエフェクト)ボタンを押す
と、ロータリー効果のうねりの速さを変えることができます。
ロータリー効果とは
ロータリー効果とは、オルガンの音に回転スピーカーを使ったときのようなうねりをつける効
果のことです。代表的な回転スピーカーは、高音用スピーカーと低音用スピーカーがそれぞれ
違うスピードで回転します。FP-7 はこのような複雑なうねりを再現することができます。
fig.Panel-Effects.eps
1. [Organ]
(オルガン)ボタンを押したあと、[−][+]ボタンを押してオルガン音
色を選びます。
ロータリー効果がかかっている音色を選ぶと、[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンが点滅し
ます。
2. [Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンを押して、ロータリー効果の速さを変
えます。
[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンを押すごとに、ロータリー効果の速い回転と遅い回転が
切り替わります。
[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンが速く点滅しているときは、速い回転のロータリー効果
がかかっています。[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンがゆっくり点滅しているときは、遅
い回転のロータリー効果がかかっています。
ロータリー効果をかけないようにするには、ロータリー効果以外のエフェクト・タイプを選
んだ後(119 ページ)
、エフェクトを解除してください(50 ページ)。
51
FP-7-j.book 52 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
鍵盤や再生する曲の調を変える(トランスポーズ)
「トランスポーズ機能」を使うと、鍵盤を移調したり、曲のキーを変えて再生することができ
ます。曲に合わせて歌うときなど、歌う人の声の高さに合わせて曲のキーを変えることで、
歌いやすくなります。歌の伴奏をするときにトランスポーズ機能を使えば、簡単に移調され
るので楽譜(弾く位置)はそのままで歌う人の声に合わせて演奏することもできます。
また、この機能を使って、自分が弾く鍵盤の位置を変えずに、移調して演奏することができ
ます。たとえば、シャープ( )やフラット( )がたくさんついた難しい調の曲でも、自
分の弾きやすい調に変えて演奏することができます。
fig.Panel-Transpose.eps
FP-7 は、「鍵盤」
、「曲」
、「鍵盤と曲」というように、曲と鍵盤のキーを同時に変えるだけでなく、曲の
キーだけを変えたり、鍵盤のキーだけを変えることができます。
鍵盤のキーだけ変えたり、曲のキーだけを変えるときは、あらかじめ設定しておきます(124 ペー
ジ)。お買い上げ時の設定では、鍵盤と曲を同時に移調する設定になっています。
1. [Transpose]
(トランスポーズ)ボタンを押したまま、移調したい調の主音にあた
る鍵を押します。
[Transpose]
(トランスポーズ)ボタンを押している間は、トランスポーズの設定値が表示されます。
fig.d-EffectsDepth.eps
[Transpose]
(トランスポーズ)ボタンを押したまま[−][+]ボタンを押しても、値を
変えることができます。
設定できる値は -6 ∼ 0 ∼+ 5(半音単位)です。トランスポーズの設定値が「0」以外のとき、
[Transpose]ボタンでトランスポーズ機能をオン/オフすることができます。
[Transpose]
(トランスポーズ)ボタンを離すと、表示は元に戻ります。
[Transpose]
(トランスポーズ)ボタンを押したまま[−][+]ボタンの両方を同時に押
すと、元の値(0)に戻ります。
デモ曲を移調することはできません。
52
FP-7-j.book 53 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
例:ホ長調(E)の曲をハ長調(C)の鍵盤の位置で弾く
[Transpose]
(トランスポーズ)ボタンを押したまま、E(ホ長調の主音)の鍵を押します。
ハ長調のド(C)を基準に数えて、ホ長調のドにあたるミ(E)までは黒鍵を含んで上に 4 鍵あるので、
ディスプレイには「+4」と表示されます。
fig.d-Transpose-4.eps
fig.Transpose.eps
♯
ドミソ ミソ シ
と弾くと と聞こえるようになります
53
FP-7-j.book 54 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
メトロノームを使って演奏する
メトロノームを鳴らしながら、演奏することができます。
FP-7 には多彩なメトロノーム機能があります。メトロノームの音量や拍子を変えたり、拍
の刻みかたを変えることもできます。
メトロノームは、曲の再生中には、その曲のテンポや拍子に合わせて鳴ります。
また、リズムの再生中には、そのリズムのテンポや拍子に合わせて鳴ります。
fig.Panel-Effects.eps
1. [Metronome]
(メトロノーム)ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
[Metronome]
(メトロノーム)ボタンは、そのとき選ばれている拍子に合わせて、赤と緑に点滅しま
す。赤が強拍、緑が弱拍です。
[Display]
(ディスプレイ)ボタンを何回か押すと、メトロノーム画面が表示されます。
fig.d-Metronome.eps
メトロノームを止める
1. [Metronome]
(メトロノーム)ボタンを押して、ボタンを消灯させます。
メトロノームの拍子を変えることができます。詳しくは、「メトロノームの拍子を変える」
(134 ページ)をご覧ください。
メトロノームの拍の刻みかたを変えることができます。詳しくは、「メトロノームの拍の刻み
かたを変える」(134 ページ)をご覧ください。
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FP-7-j.book 55 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
テンポを変える
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを押して、ボタンをオレンジ色に点灯させます。
ディスプレイにテンポが表示されます。
fig.d-MetronomeTempo.eps
2. [−]
[+]ボタンを押して、テンポを調節します。
テンポは 10 ∼ 500 の範囲で変えることができます。
メトロノームの音量を変える
メトロノームの音量は、10 段階で変えることができます。
電源投入時には、「5」に設定されています。
1. [Metronome]
(メトロノーム)ボタンを押しながら、[−][+]ボタンを押して
メトロノームの音量を調節します。
ディスプレイにメトロノームの音量が表示されます。
fig.d-MetronomeTempo.eps
メトロノームの音量を「0」にすると、メトロノーム音は鳴りません。
[Metronome]
(メトロノーム)ボタンを押しながら[Balance]
(バランス)つまみを回し
て、メトロノームの音量を変えることもできます。
55
FP-7-j.book 56 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
音にメリハリをつける(サウンド・コントロール)
音の粒だちを良くして、音にメリハリをつけることができます。
fig.Panel-SoundControl.eps
1. [Sound Control](サウンド・コントロール)ボタンを押して、ボタンを点灯させ
ます。
サウンド・コントロール機能がオンになり、音にメリハリがつきます。
2. [Sound Control](サウンド・コントロール)ボタンを押しながら[−]または
[+]ボタンを押して、サウンド・コントロールの種類を変えます。
fig.d-EffectsDepth.eps
設定値 解説
Sharp(シャープ) 低音と高音が強調された音になります。
Clear(クリア) 低音の和音がすっきりと聞こえる音になります。
Power(パワー) 低音が強調された音になります。
サウンド・コントロールを解除する
1. [Sound Control](サウンド・コントロール)ボタンを押して、ボタンを消灯させ
ます。
電源を入れたときのサウンド・コントロールの設定を変えることができます。詳しくは「電
源を入れたときのサウンド・コントロールの設定を変える」(122 ページ)をご覧ください。
音色によっては、音がひずむ場合があります。音がひずんだときは、「音量を調節する(マス
ター・ゲイン)」
(123 ページ)をご覧ください。
Input(インプット)端子に接続した外部機器の音には、サウンド・コントロールは効きませ
ん。
56
FP-7-j.book 57 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
音質を変える(イコライザー)
イコライザーを使って、音質を調節します。
低音や高音だけを増したり減らしたりして、音質を調節することができます。
fig.Panel-Equalizer.eps
1. [Equalizer]
(イコライザー)ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
イコライザーがオンになり、音質が変わります。
イコライザーを解除する
1. [Equalizer]
(イコライザー)ボタンを押して、ボタンを消灯させます。
57
FP-7-j.book 58 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
イコライザーのタイプを変える
イコライザーの設定を切り替えて音質を変えることができます。
FP-7 には 4 つのイコライザー設定があります。
1. [Equalizer]
(イコライザー)ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押して、イ
コライザーのタイプを選びます。
[Equalizer]
(イコライザー)ボタンを押している間、以下のような画面が表示されます。
設定値 解説
1 高音が強調された、明るくきらびやかな音になります。
2 高音を抑えた落ち着いた音になります。
3 中低音が強調された迫力のある音になります。
4 ピアノ・ソロに適した設定です。
イコライザーの設定を細かく変えることができます。「イコライザーの設定を変える」
(123
ページ)をご覧ください。
電源を入れたときのイコライザーの設定を変えることができます。詳しくは「電源を入れた
ときのイコライザーの設定を変える」(122 ページ)をご覧ください。
58
FP-7-j.book 59 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
オーディオ・ファイルを使って演奏する(オーディオ・キー)
FP-7 では、USB メモリー(別売)に保存したオーディオ・ファイルを鳴らしながら演奏す
ることができます。この機能のことを「オーディオ・キー機能」といいます。
オーディオ・キー機能では、B 0 ∼ B1 のそれぞれの鍵盤にオーディオ・ファイルを割り当
てて、鍵盤を押すことでオーディオ・ファイルを鳴らします。さまざまなフレーズを鍵盤に
割り当て、演奏に合わせて好きなタイミングで切り替えることができます。
また、オーディオ・ファイルを繰り返して鳴らす設定にしたり、次に鳴らすオーディオ・
ファイルを予約しておくこともできます。
オーディオ・キー機能を使って以下のようなことも楽しめます。
• オーディオ・ファイルをイントロ、メイン・テーマ、サビ、エンディングなど、曲の進行
に合わせて切り分けると、演奏中に自由に曲の構成を変えることができます。
• 鍵盤ごとにオーディオの曲を設定して、鍵盤で曲を切り替えて、オーディオの曲をバック
に自分で演奏することができます。
fig.Panel-Effects.eps
USB メモリーのオーディオ・ファイルを使って演奏する
USB メモリー(別売)に保存されているオーディオ・ファイルを鳴らしながら演奏します。
あらかじめ、付属の「Audio Key Utility(オーディオ・キー・ユーティリティー)」をお持
ちのパソコンにインストールして、FP-7 で再生できるオーディオ・ファイル・セットを準
備しておきます。
また、付属の CD-ROM には、サンプルのオーディオ・ファイル・セットが入っていますの
で、USB メモリーにコピーして使うこともできます。
59
FP-7-j.book 60 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
2. [Audio Key](オーディオ・キー)ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押し
て、オーディオ・ファイル・セットを選びます。
ボタンから指を離すと、以下のような画面が表示されます。
オーディオ・キー機能がオンになり、鍵盤を弾いてオーディオ・ファイルを鳴らせるようになります。
表示 説明
One-shot(ワンショット・ナウ)
O 鍵盤を弾くと、オーディオ・ファイルが 1 回だけ再生されます。
鍵盤を弾くと同時にオーディオ・ファイルが再生されます。
One-shot Wait(ワンショット・ウェイト)
鍵盤を弾くと、オーディオ・ファイルが 1 回だけ再生されます。
O-W また、他のオーディオ・ファイルの再生中に、次に再生されるオーディオ・
ファイルとして予約ができます。現在鳴っているオーディオ・ファイルが鳴
り終わってから、予約したオーディオ・ファイルが鳴ります。
Loop Now(ループ・ナウ)
L 鍵盤を弾くと、オーディオ・ファイルが繰り返し再生されます。
鍵盤を弾くと同時にオーディオ・ファイルが再生されます。
Loop Wait(ループ・ウェイト)
鍵盤を弾くと、オーディオ・ファイルが繰り返し再生されます。
L-W また、他のオーディオ・ファイルの再生中に、次に再生されるオーディオ・
ファイルとして予約ができます。現在鳴っているオーディオ・ファイルが鳴
り終わってから、予約したオーディオ・ファイルが鳴ります。
STOP この鍵盤を弾くと、オーディオ・ファイルの再生が止まります。
B 0 ∼ B1 の鍵盤にオーディオ・ファイルが割り当てられていないときは、画面の鍵盤の絵
には何も表示されません。
3. B 0 ∼ B1 の鍵盤を弾きます。
それぞれの鍵盤に割り当てられているオーディオ・ファイルが再生されます。
B 0–B1
60
FP-7-j.book 61 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
B 0 の鍵盤を弾いているときは、以下のような画面が表示されます。
オーディオ・ファイルが再生されている鍵は、画面上の鍵盤の色が変わります。また、再生している
オーディオ・ファイルの名前や残り時間が画面に表示されます。
オーディオ・ファイルを再生している鍵盤
オーディオ・ファイルの名前
オーディオ・ファイルの残り時間
「O-W」と「L-W」が設定されている鍵は、オーディオ・ファイルの再生中に、次に鳴らすオーディ
オ・ファイルとして予約しておくことができます。B 0 の鍵盤を弾いているときに E1 の鍵盤を押し
て次に鳴らすオーディオ・ファイルを予約すると、以下のような画面が表示になります。
現在、再生しているオーディオ・ファイルの鍵盤
次に鳴らすオーディオ・ファイルの鍵盤 ※予約中のオーディオ・ファイルは、
画面上で、その鍵の縁取りが太く
なります。
現在、再生しているオーディオ・ファイルの名前
現在、再生しているオーディオ・ファイルの残り時間
4. A0 の鍵盤を弾きます。
オーディオ・ファイルの再生が止まります。
A0
付属の「Audio Key Utility(オーディオ・キー・ユーティリティー)」をパソコンにインス
トールする方法については、「オーディオ・キー・ユーティリティー クイック・ガイド」
(別紙)をご覧ください。
61
FP-7-j.book 62 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
FP-7 に入っているオーディオ・ファイルを使って演奏する
オーディオ・ファイルが保存されている USB メモリー(別売)を接続していないときは、
あらかじめ FP-7 の本体に入っているオーディオ・ファイルを鳴らすことができます。
FP-7 に入っているオーディオ・ファイルを使っている場合も、鍵盤に割り当てられている
オーディオ・ファイルの設定を変えたり、オーディオ・ファイルを繰り返して鳴らすなどの
設定を変更することができます(127 ページ)。
変更した設定は電源を切るまでの間、記憶されています。また、電源を切らなくても、USB
メモリーを接続して他のオーディオ・ファイル・セットを選ぶと変更した設定は消えます。
オーディオ・キーの音量を変える
オーディオ・キー機能を使うときの音量を変えることができます。
オーディオ・キーの音量を調節することによって、鍵盤の演奏とオーディオ・キーの音量バ
ランスを変えることができます。
1. [Audio Key](オーディオ・キー)ボタンを押しながら、[Balance]
(バランス)
つまみを回します。
音量は「0 ∼ 127」の範囲で設定できます。
62
FP-7-j.book 63 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
好みのピアノの音を作る(ピアノ・デザイナー)
FP-7 では、ピアノの弦が共鳴する音などを調節して、自分でピアノ音色をつくることがで
きます。この機能のことを、「ピアノ・デザイナー」といいます。
できあがった音色の設定を保存することもできます。
[Registration]
(レジストレーション)ボタンが点灯しているときは、音色ボタン([1]∼[7]
)は
レジストレーションを切り替えるボタンになります。
音色を選ぶときは、[Registration]
(レジストレーション)ボタンを押して、ボタンを消灯させてお
きます。
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを押して、ボタンを消灯させます。
画面に現在選ばれている音色名が表示されます。
2. 「Grand Piano1」の音色を選びます。
[Piano]
(ピアノ)ボタンを押して、ピアノの音色グループを選びます。
[−]ボタンを何度か押して、
「Grand Piano1」を選びます。
fig.d-ToneSelect.eps
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら、
[+]ボタンを押します。
ピアノ・デザイナー画面が表示されます。
ピアノ・デザイナー画面は 4 種類あります。[Display]
(ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、ピアノ・デザイナー画面を切り替えます。
fig.d-PianoDesigner.eps
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]または[+]ボタンを押し
て、設定したい項目を変えます。
63
FP-7-j.book 64 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
画面 項目 説明
グランドピアノの大屋根の開き具合を調節します。
Lid Lid * 画面上のピアノの大屋根が閉じていくほど、やわらかい音
(リッド) (リッド) になります。画面上のピアノの大屋根が開いていくほど明
るい音になります。
アコースティック・ピアノのダンパー・ノイズ(ダン
Damper Noise *
パー・ペダルを踏んで、弦が開放されたときに鳴る音)を
(ダンパー・ノイズ)
調節します。
アコースティック・ピアノのアリコートで共振した音を調
Duplex Scale *
節します。
(アリコート)
値が大きくなるほど共鳴音が大きくなります。
Resonance アコースティック・ピアノのストリング・レゾナンス(鍵
(レゾナンス) String Resonance 盤を弾いたときに、すでに押さえている鍵の弦が共鳴する
(ストリング・レゾナ
音)を調節します。
ンス)
値が大きくなるほど共鳴音が大きくなります。
Key Off アコースティック・ピアノのキー・オフ音(鍵盤を離した
Resonance ときの微妙な音)などの共鳴音を調節します。
(キー・オフ・レゾナ 値が大きくなるほど共鳴音が大きくなります。
ンス)
鍵盤を弾く強さによる、発音のタイミングを調節します。
アコースティック・ピアノは、鍵盤を弾くとハンマーが動
き、弦をたたいて音を出します。鍵盤をそっと弾くと、ハ
Hammer Response ンマーがゆっくり動くため、強く弾いたときより、弾いた
(ハンマー・レスポン 瞬間からの発音のタイミングが微妙に長くなります。
Keyboard ス) ハンマー・レスポンス機能をオンにすると、鍵盤を押した
(キーボード) 瞬間から発音するまでのタイミングが、鍵盤を弾く強さで
変わります。弱く弾くほど発音のタイミングがゆっくりに
なります。
アコースティック・ピアノを弾いたときの、ハンマーが弦
Hammer Noise
を叩く音を調節します。
(ハンマー・ノイズ)
値が大きいほどハンマーが弦を叩く音が大きくなります。
高音域はより高く、低音域はより低いピアノ独特の調律手
Stretch Prset(Preset) 法(ストレッチ・チューニング)の設定になります。
Tuning (プリセット) Prset(Preset)を選ぶと、FP-7 であらかじめ設定され
(ストレッチ・ ている標準的な調律曲線になります。
チューニン 自分でストレッチ・チューニングの設定を変えることがで
グ) -50 ∼ 0 ∼ +50 きます。
設定する鍵を弾いてから、[−]
[+]ボタンで調律します。
5. [−]
[+]ボタンを押して、設定を変えます。
アリコートとは?
アリコートとは、グランドピアノにつけられることがある共鳴弦です。
共鳴弦は直接ハンマーで叩かれるのではなく、他の弦の振動に共鳴して鳴ります。弦の倍音を
響かせることで、豊かで輝かしい音を得ることができます。このような共鳴弦はおおよそ C4
より上の音域の弦にのみついています。この共鳴弦にはダンパー(音を止める機構)がないの
で、鍵盤を弾いたあと指を上げて弦の音を止めても、共鳴弦の音だけ残ることになります。
64
FP-7-j.book 65 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏する
ピアノ・デザイナーの設定を保存する
ピアノ・デザイナーを使ってピアノの音をつくった後に、変更した設定を本体に記憶してお
くことができます。ここで記憶した設定は電源を切っても記憶されています。
1. ピアノ・デザイナー画面を表示させます(63 ページ)
。
2. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[+]ボタンを何回か押して、以
下の画面を表示させます。
fig.d-PianoDesigner-2.eps
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[+]ボタンをもう一度押して、
「OK」を選びます。
fig.d-PianoDesigner-3.eps
ピアノ・デザイナー設定の保存を中止するときは、[Display]
(ディスプレイ)ボタンを押します。
4. [Rec]
(録音)ボタンを押します。
ピアノ・デザイナーの設定が保存されます。
65
FP-7-j.book 66 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
セッション・パートナーとは
セッション感覚の演奏を楽しむ「セッション・パートナー」
「セッション・パートナー」は、簡単な操作でさまざまな音楽ジャンルの伴奏を鳴らすことが
できる機能です。リアルな音色を伴奏に演奏すると、バック・バンドとセッションをするよ
うな感覚で楽しめます。
たとえば、メトロノームのかわりに「セッション・パートナー」に合わせて演奏すると、い
つもと違ったピアノの練習をすることができます。
また、演奏に合わせてお好みに伴奏を変化させることもできます。
同じメロディーでもコードやリズムを変えることで、簡単にさまざまな編曲ができます。
「セッション・パートナー」を使って、いろいろな演奏をお楽しみください。
「セッション・パートナー」でできること
「セッション・パートナー」を使うと、次のようなことができます。
• コードを自動進行させ、セッション・パートナーに合わせてセッション感覚でピアノ演奏(67 ペー
ジ)
• 左手(鍵盤左側)でコードを指定しながら、自分の弾きたいコード進行でピアノ演奏(73 ページ)
• オリジナルのコード進行にあわせて、自由なピアノ演奏(76 ページ)
「セッション・パートナー」では、「リズム」を選択し演奏パートを選んで伴奏をつけます。
鍵盤演奏をしながら、ボタン操作に合わせてイントロ、エンディング、フィルイン(曲の区
切りに挿入される短いフレーズ)をつけることもできます。
FP-7 の「リズム」とは
FP-7 には、ジャズやロックなどさまざまな音楽ジャンルに合わせた「リズム」が内蔵され
ています。
「リズム」は、各音楽ジャンルの「その音楽らしい雰囲気」をつくる要素を組み合わせたもの
で、「セッション・パートナー」で演奏する伴奏の元になるものです。
「リズム」は、以下の 3 つから構成されています。
「Drums(ドラム)
」
「Bass(ベース)
」
「Accomp(ドラムとベース以外の伴奏)」
66
FP-7-j.book 67 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
セッション・パートナーに合わせて演奏する
セッション・パートナーを鳴らして演奏してみましょう。
さまざまなジャンルのリズムが内蔵されていますので、演奏する曲にあったリズムで演奏し
てください。
詳しくは、「リズムを選ぶ」
(70 ページ)をご覧ください。
fig.
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押します。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンが点灯し、イントロから演奏が始まります。
イントロの間は、Track[R]
(リズム)ボタンが点滅します。
ディスプレイにコードが表示されます。コードは自動で進んでいきますので、自由にメロディーを演奏
してください。
現在演奏しているコード
次に演奏されるコード
コードが切り替わる少し前にコード名の表示が反転します。
67
FP-7-j.book 68 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
セッション・パートナーの演奏を止める
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押します。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押すと、エンディングを演奏してセッショ
ン・パートナーが止まります。
エンディングの演奏中、Track[R] (リズム)ボタンが点滅します。セッション・パートナーが止まる
と、[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンが消灯します。
また、イントロやエンディングの途中にもう一度[Session Partner]
(セッション・パートナー)ボ
タンを押すと、すぐに演奏が止まります。
鳴らすリズムを切り替えることができます。
→ 「リズム一覧」
(163 ページ)をご覧ください。
自分でリズムのコードを指定して演奏することができます。
→ 「左手でコードを指定して演奏する (コード・プログレッション・オフ)
」(73 ページ)を
ご覧ください。
コード進行のパターンを変えることができます。
→ 「リズムのコード進行を選ぶ」
(72 ページ)をご覧ください。
イントロやエンディングをつけずに演奏することができます。
→ 「イントロ、エンディングのオン/オフを設定する」
(129 ページ)をご覧ください。
68
FP-7-j.book 69 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
セッション・パートナーの音量を変える
セッション・パートナーを鳴らしたときの音量を調節します。
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押しながら、
[−][+]
ボタンを押します。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押している間、セッション・パー
トナーの音量がディスプレイに表示されます。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押しながら[Balance]
(バラン
ス)つまみを回して、セッション・パートナーの音量を変えることもできます。
パートを選んで演奏する
セッション・パートナーで演奏するパートを選ぶことができます。
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押して、セッション・
パートナーを鳴らします。
2. Track[1]ボタンを押します。
Track[1]ボタンを押すたびに、演奏できるパートが以下のように変わります。
Track[1]ボタン 演奏するパート
Drums(ドラム)
、Bass(ベース)、Accomp(ドラムやベース
赤色に点灯
以外の伴奏)
オレンジ色の点灯 Drums(ドラム)
、Bass(ベース)
緑色の点灯 Drums(ドラム)のみ
セッション・パートナーの演奏を止める
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押します。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押すと、エンディングを演奏してセッショ
ン・パートナーが止まります。
69
FP-7-j.book 70 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
リズムを選ぶ
演奏するリズムを変えます。
演奏したい曲に合わせて、リズムを変えてみましょう。
fig.
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを押して、ボタンを赤色に点灯させます。
セッション・パートナー画面が表示されます。
ディスプレイにリズム番号とリズム名が表示されます。
2. [−]
[+]ボタンを押して、リズムを選びます。
リズムの種類については、「リズム一覧」
(163 ページ)をご覧ください。
演奏の途中でリズムを変える
セッション・パートナーの演奏中にリズムを変えると、フィルインが演奏された後、選んだ
リズムが演奏されます。
フィルインとは
曲の節目に即興的に入る短いフレーズのことを、
「フィルイン」といいます。FP-7 では、選
んでいるリズムに最適なフレーズが演奏されます。
フィルインが演奏されている間は、Track[R]ボタンが点滅します。
70
FP-7-j.book 71 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
リズムのテンポを変える
FP-7 のリズムは、リズムごとに最適なテンポを持っています。
このテンポを変えることができます。
テンポはセッション・パートナーの演奏中に変えることもできます。
fig.
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを押して、ボタンをオレンジ色に点灯させます。
ディスプレイにテンポが表示されます。
2. [−]
[+]ボタンを押して、テンポを調節します。
テンポは 10 ∼ 500 の範囲で変えることができます。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押すと、選んだテンポでリズムが鳴ります。
セッション・パートナー画面を表示しながらセッション・パートナーを演奏しているときは、
リズムのテンポを変えることができません。[Display]
(ディスプレイ)ボタンを何度か押し
てメトロノーム画面を表示させてから、[−]
[+]ボタンを押してテンポを切り替えてくだ
さい。
71
FP-7-j.book 72 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
リズムのコード進行を選ぶ
FP-7 のリズムは、リズムごとに最適なコード進行を持っています。
このコード進行のパターンを変えることができます。
コード進行のパターンについては「コード進行パターン一覧」(164 ページ)をご覧くださ
い。
fig.
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押して、セッション・
パートナーを鳴らします。
2. Track[2]ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、コード進行のパター
ンを変えます。
Track[2]ボタンを押している間、現在選ばれているコード進行のパターン番号が表示されます。
fig.LCD
演奏の途中でコード進行のパターンを変えると、フィルインが演奏された後、選んだコード進行で演奏
されます。
セッション・パートナーの演奏を止める
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押します。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押すと、エンディングを演奏してセッショ
ン・パートナーが止まります。
コード進行のルート音を変えることができます。「コード進行のルート音を指定する」
(130
ページ)をご覧ください。
72
FP-7-j.book 73 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
左手でコードを指定して演奏する
(コード・プログレッション・オフ)
ある鍵を境に鍵盤を右側と左側にわけて演奏することを「スプリット演奏」といいます。
スプリット演奏の状態で、鍵盤の左側でロワー音色で演奏するかわりに、コードを指定する
ことができます。
鍵盤左側でコードを指定しているときは、鍵盤右側でデュアル演奏(41 ページ)はできませ
ん。
fig.
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押して、セッション・
パートナーを鳴らします。
2. Track[2]ボタンを押して、ボタンを消灯させます。
[Split]
(スプリット)ボタンが点灯します。
鍵盤左側は音が鳴らなくなります。
3. 鍵盤左側でコードを指定して、右側でメロディを演奏します。
fig.
スプリット・ポイント ※ スプリット・ポイントは変更可能
A0 C1 B1 C2 C3 C4 C5 C6 B6 C7 C8
コードを指定する領域
鍵盤左側のコードは押さえ続ける必要はありません。指を離しても、次のコードを押さえるまでは同じ
コードで演奏されます。
コードの構成音のすべてを押さえなくても、簡単な指使いでコードを指定することができま
す。コードの押さえかたは、「コードの押さえかた一覧」
(167 ページ)をご覧ください。
鍵盤が分かれる位置を「スプリット・ポイント」といい、スプリット・ポイントは変更する
ことができます。詳しくは、「鍵盤が分かれる位置を変える(スプリット・ポイント)
」(46
ページ)をご覧ください。
73
FP-7-j.book 74 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
鍵盤左側でコードを指定しながらロワ−音色を演奏することができます。
[Split]
(スプリット)ボタンを押してボタンを消灯させた後、もう一度[Split](スプリッ
ト)ボタンを押してボタンを点灯させます。
鍵盤左側で演奏すると、ロワー音色が鳴ります。
自動コード進行切り替えに戻す
4. Track[2]ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
自動コード進行切り替えの設定に戻ります。
セッション・パートナーの演奏を止める
5. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押します。
エンディングのあと、演奏が止まります。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンが消灯します。
セッション・パートナーの演奏を始める前に、左手でコードを指定して演奏する設定に変える
ことができます。
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押しながら
Track[2]ボタンを押して、Track[2]ボタンを消灯させます。
[Split]
(スプリット)ボタンが点灯します。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンが点滅し、演奏待機状態にな
ります。
2. 鍵盤左側でコードを指定して、右側でメロディを演奏します。
3. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押して、演奏を止
めます。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押すと、エンディングを演
奏してセッション・パートナーが止まります。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンが点滅し、演奏待機状態にな
ります。
左手でコードを指定して演奏する設定を解除するときは、もう一度[Session
Partner](セッション・パートナー)ボタンを押しながら Track[2]ボタンを押し
て、Track[2]ボタンを点灯させます。
74
FP-7-j.book 75 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
リズムのパターンを変える(オリジナル/バリエーション)
それぞれのリズムには、オリジナルの伴奏パターンと、それを華やかにしたバリエーション
の伴奏パターンの 2 つがあります。
また、伴奏パターンの変わり目には、フィルイン(短いフレーズ)が入り、曲にメリハリが
つきます。
曲の前半部分は静かなオリジナル、後半の盛り上がる部分でバリエーションの伴奏パターン
に変える、という使いかたをすると効果的です。
fig.
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押して、セッション・
パートナーを鳴らします。
2. Track[R]ボタンを押して、ボタンを点灯/消灯を切り替えます。
Track[R]ボタン 説明
消灯 オリジナルの伴奏パターンが演奏されます。
点灯 バリエーションの伴奏パターンが演奏されます。
フィルインの演奏中は、Track[R]ボタンが点滅します。
セッション・パートナーの演奏を止める
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押します。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押すと、エンディングを演奏してセッショ
ン・パートナーが止まります。
75
FP-7-j.book 76 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
オリジナルのコード進行パターンをつくる
鍵盤の左側で指定したコード進行を記憶させておくことができます。
fig.
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押しながら、
[Rec](録
音)ボタンを押します。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンと、
[Rec](録音)ボタンが点滅して、録音待
機状態になります。
以下のような画面が表示されます。
fig.
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンまたは[Rec](録音)ボタンを押す
と、録音待機状態が解除されます。
2. 鍵盤の左側でコードを指定して、コード進行の録音をはじめます。
押さえたコードがディスプレイに表示されます。このときイントロは演奏されません。
コードは 16 個まで記憶できます。
3. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押して、コード進行の録
音を止めます。
録音したコード進行は「User Chord」に録音されます。録音したコード進行を選ぶときはコード進行
パターン番号1を表示しているときに[−]ボタンを押して「User Chord」を選びます(72 ページ)
。
リズムを変えても、コード進行パターンを変えないようにすることができます。「コード進行
パターンを固定する」(130 ページ)をご覧ください。
76
FP-7-j.book 77 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズムに合わせて演奏する
オリジナルのコード進行を、録音したときと違う拍子で演奏すると、正しく再生されません。
録音したコード進行は、電源を切ると消えてしまいます。消したくないときは、レジスト
レーションに保存してください(80 ページ)。
コード進行を録音する小節数を変える
自分でコード進行パターンをつくるときに、コード進行を記憶する小節数を変えることがで
きます。電源投入時は、8 小節に設定されています。
fig.
1. [Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押しながら、
[Rec](録
音)ボタンを押します。
以下のような画面が表示されます。
fig.
2. [+]ボタンを押します。
Select Measure 画面が表示されます。
コード進行を録音する小節数が表示されます。
fig.
3. [−]
[+]ボタンを押して、小節数を選びます。
小節数は、「4、8、12、16」の中から選べます。
4. 鍵盤の左側でコードを指定して、録音をはじめます。
[Session Partner](セッション・パートナー)ボタンを押して、録音を終わります。
77
FP-7-j.book 78 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
お気に入り演奏設定(レジストレーション)とは
音色の設定、デュアル演奏やスプリット演奏の設定、セッション・パートナーの設定など、
お気に入りの組み合わせを記憶させておくことができます。
この設定のことを「レジストレーション」といいます。
レジストレーションは、[Registration](レジストレーション)ボタンに 28 個記憶できま
す。[Registration](レジストレーション)ボタンに記憶された 28 個のレジストレーショ
ンをまとめて、「レジストレーション・セット」といいます。
バリエーション
1 1-1 2-1 3-1 4-1 5-1 6-1 7-1
1-2 2-2 3-2 4-2 5-2 6-2 7-2
1-3 2-3 3-3 4-3 5-3 6-3 7-3
4 1-4 2-4 3-4 4-4 5-4 6-4 7-4
78
FP-7-j.book 79 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
レジストレーション(お気に入り演奏設定)
音色、セッション・パートナー
の設定など
Write(書き込み)
ボタンで呼び出せる FP-7
レジストレーション 本体メモリー
レジストレーション・セット
Copy Copy
(コピー) (コピー)
USBメモリー
Save(保存)
1-1
1-1 2-1
2-1 3-1
3-1 4-1
4-1 5-1
5-1 6-1
6-1 7-1
7-1
1-1
1-1 2-1
2-1 3-1
3-1 4-1
4-1 5-1
5-1 6-1
6-1 7-1
7-1
1-2
1-21-1
2-2
1-1
2-22-1
3-2
2-1
3-23-1
4-2
3-1
4-24-1
5-2
4-1
5-25-1
6-2
5-1
6-26-1
7-2
6-1
7-27-1
7-1
1-2
1-21-1
2-2
2-22-1
3-2
3-23-1
4-2
4-24-1
5-2
5-25-1
6-2
6-26-1
7-2
7-27-1
1-3
1-31-2
2-3
1-2
2-32-2
3-3
2-2
3-33-2
4-3
3-2
4-34-2
5-3
4-2
5-35-2
6-3
5-2
6-36-2
7-3
6-2
7-37-2
7-2
1-3
1-31-2
2-3
2-32-2
3-3
3-33-2
4-3
4-34-2
5-3
5-35-2
6-3
6-36-2
7-3
7-37-2
1-4 1-3
2-4 2-3
3-4 3-3
4-4 4-3
5-4 5-3
6-4 6-3
7-4 7-3
1-4
1-41-3
1-4
1-4
2-4
1-3
1-4
2-42-3
2-4
3-4
2-3
3-4
2-4 3-4
3-3
4-4
3-3
4-4
3-4 4-4
4-3
5-4
4-3
5-4
4-4 5-4
5-3
6-4
5-3
6-4
5-4 6-4
6-3
7-4
6-3
7-4
6-4 7-4
7-3
7-3
7-4
.....
Load(読み込み) 1-4 2-4
2-4 3-4
3-4 4-4
4-4 5-4
5-4 6-4
6-4 7-4
7-4
レジストレーション・セット
レジストレーションに保存される設定については、「レジストレーションに記憶される設定」
(176 ページ)をご覧ください。
79
FP-7-j.book 80 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
演奏設定を登録する(レジストレーション)
現在選んでいるボタンやセッション・パートナーの設定などを[Registration](レジスト
レーション)ボタンに登録することができます。[Registration](レジストレーション)ボ
タンを押しながら[1]∼[7]ボタンを押せば、登録した設定を呼び出すこともできます。
セッション・パートナーの設定と音色の組み合わせなど、よく使う設定を登録しておくと便
利です。
FP-7 では 28 個の演奏設定を登録することができます。工場出荷時は、おすすめの演奏設
定が登録されています。最初からレジストレーションを作るときは、7-1 ∼ 7-4 のレジスト
レーションを元にして作るとよいでしょう。
レジストレーションに保存される設定については、「レジストレーションに記憶される設定」
(176 ページ)をご覧ください。
レジストレーション(演奏設定)の登録先を選ぶ
1. セッション・パートナーの設定や音色などをお好みの設定にします。
2. [Registration]
(レジストレーション)ボタンを押したまま、レジストレーション
を登録したいボタン([1]∼[7]ボタン)を押したあと、 [−][+]ボタンを押
してバリエーションを選びます。
[Registration]
(レジストレーション)ボタンから指を離すと、以下のような画面が表示されます。
この画面が表示されているときに、[Display]
(ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]ボ
タンを押すと、保存先のレジストレーション番号が選ばれます。このとき、[−] [+]ボタ
ンを押して保存先の番号を変えることもできます。
80
FP-7-j.book 81 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
レジストレーションの名前を変える
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、変更
する文字を選びます。
4. [−]
[+]ボタンを押して、文字を変更します。
レジストレーションの登録を中止するときは、[1]∼[7]のいずれかのボタンを押します。
レジストレーションを登録する
5. [Registration]
(レジストレーション)ボタンを押します。
演奏設定が登録されます。
[Registration]
(レジストレーション)ボタンが点滅から点灯に変わります。
レジストレーションを登録している間は、決して電源を切らないでください。
FP-7 の本体メモリーが破壊され、使用できなくなります。
[Registration]
(レジストレーション)ボタンに保存した内容をお買い上げ時の設定に戻す
ことができます。「お買い上げ時の状態に戻す (ファクトリー・リセット) 」(135 ページ)
をご覧ください。
登録した演奏設定を選ぶときは、「レジストレーションを呼び出す」
(82 ページ)をご覧ください。
81
FP-7-j.book 82 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
レジストレーションを呼び出す
[Registration](レジストレーション)ボタンに登録した設定を、簡単に呼び出すことがで
きます。
工場出荷時は、おすすめの演奏設定が登録されています。最初からレジストレーションを作
るときは、7-1 ∼ 7-4 のレジストレーションを元にして作るとよいでしょう。
レジストレーションに保存される設定については、「レジストレーションに記憶される設定」
(176 ページ)をご覧ください。
1. [Registration]
(レジストレーション)ボタンを押します。
電源投入後、最初に[Registration](レジストレー
ション)ボタンを押したときは、左のような画面が
表示されます。
2. [1]∼[7]ボタンを押して、レジストレーションが保存されているボタンを選び
ます。
3. [−]
[+]ボタンを押して、レジストレーションのバリエーションを選びます。
演奏設定が切り替わります。
82
FP-7-j.book 83 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
レジストレーション・セットを保存する
[Registration](レジストレーション)ボタンに登録されている 28 個のレジストレーショ
ンを 1 セットとして、本体メモリーまたは USB メモリーに保存しておくことができます。
USB メモリーに保存するときは、外部メモリー端子に USB メモリーを接続します。
外部メモリーの取り扱いについては、「USB メモリーの使いかた」
(23 ページ)を参照して
ください。
1. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
2. Track[R]ボタンを押します。
Registration File 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Save」を選びます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
レジストレーション・セットの名前を変える
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、変更
する文字を選びます。
83
FP-7-j.book 84 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
6. [−]
[+]ボタンを押して、文字を変更します。
レジストレーション・セットの保存先を選ぶ
7. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Media」を選びます。
8. [−]
[+]ボタンを押して、保存先のメディアを選びます。
表示 説明
Internal 本体メモリー
External USB メモリー
9. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Destination」を選びます。
10.[−][+]ボタンを押して、保存先を選びます。
レジストレーション・セット名が表示されている番号には、すでにレジストレーション・セットが保存
されています。
すでにレジストレーション・セットが保存されている番号を選んで保存すると、先に保存されていたレ
ジストレーション・セットは消去されます。保存されているレジストレーション・セットを消したくな
いときは、保存先の欄に「(Not Used)
」と表示されている番号を選んでください。
レジストレーション・セットを保存する
11.[Rec](録音)ボタンを押します。
レジストレーション・セットが保存されます。
レジストレーション・セットを保存している間は、決して電源を切らないでください。
FP-7 の本体メモリーが破壊され、使用できなくなります。
[Registration]
(レジストレーション)ボタンに保存した内容をお買い上げ時の設定に戻す
ことができます。「お買い上げ時の状態に戻す (ファクトリー・リセット) 」(135 ページ)
をご覧ください。
保存したレジストレーション・セットを選ぶときは、「保存したレジストレーション・セット
を読み込む」(85 ページ)をご覧ください。
84
FP-7-j.book 85 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
保存したレジストレーション・セットを読み込む
本体メモリー、または USB メモリーに保存したレジストレーションを、セットごとに
[Registration](レジストレーション)ボタンに読み込むことができます。
レジストレーション・セットを読み込むと、それまで[Registration](レジストレーショ
ン)ボタンに記憶されていた演奏設定は、すべて消えてしまいますのでご注意ください。
USB メモリーに保存されたレジストレーション・セットを読み込むときは、外部メモリー端
子に USB メモリーを接続します。USB メモリーの取り扱いについては、
「USB メモリーの
使いかた」(23 ページ)を参照してください。
1. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
2. Track[R]ボタンを押します。
Registration File 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Load」を選びます。
本体メモリーに保存されているレジストレーション・
セットがないときや、USB メモリーが接続されてい
ないときは、Load の欄に のアイコンが表示され
ます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
Load Registration 画面が開きます。
85
FP-7-j.book 86 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Media」を選びます。
6. [−]
[+]ボタンを押して、保存先のメディアを選びます。
表示 説明
Internal 本体メモリー
7. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「File」を選びます。
8. [−]
[+]ボタンを押して、読み込むレジストレーション・セットを選びます。
レジストレーション・セットを読むこみ
9. [Rec]
(録音)ボタンを押します。
レジストレーション・セットが[Registration](レジストレーション)ボタンに読み込まれます。
レジストレーション・セットを読み込んでいる間は、決して電源を切らないでください。
FP-7 の本体メモリーが破壊され、使用できなくなります。
86
FP-7-j.book 87 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
保存したレジストレーション・セットを消す
本体メモリー、または USB メモリーに保存したレジストレーションを、セットごとに消す
ことができます。
USB メモリーの取り扱いについては、「USB メモリーの使いかた」(23 ページ)を参照し
てください。
2. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
3. Track[R]ボタンを押します。
Registration File 画面が開きます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Delete」を選びます。
本体メモリーに保存されているレジストレーション・
セットがないときや、USB メモリーが接続されてい
ないときは、Delete の欄に のアイコンが表示され
ます。
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
Delete Registration 画面が開きます。
87
FP-7-j.book 88 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Media」を選びます。
7. [−]
[+]ボタンを押して、レジストレーションを削除するメディアを選びます。
表示 説明
Internal 本体メモリー
8. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「File」を選びます。
9. [−]
[+]ボタンを押して、削除するレジストレーション・セットを選びます。
レジストレーション・セットを削除する
10.[Rec](録音)ボタンを押します。
選んだレジストレーション・セットが削除されます。
レジストレーション・セットを削除している間は、決して電源を切らないでください。
FP-7 の本体メモリーが破壊され、使用できなくなります。
88
FP-7-j.book 89 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
レジストレーション・セットをコピーする
本体メモリーに保存したレジストレーション・セットを USB メモリーに保存することがで
きます。また、USB メモリーに保存したレジストレーション・セットを本体メモリーに保存
することもできます。
USB メモリーの取り扱いについては、「USB メモリーの使いかた」(23 ページ)を参照し
てください。
2. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
3. Track[R]ボタンを押します。
Registration File 画面が開きます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Copy」を選びます。
本体メモリーに保存されているレジストレーション・
セットがないときや、USB メモリーが接続されてい
ないときは、Copy の欄に のアイコンが表示され
ます。
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
Copy Registration 画面が開きます。
89
FP-7-j.book 90 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Type」を選びます。
7. [−]
[+]ボタンを押して、コピーの種類を選びます。
表示 説明
8. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、「Int」
(本体メモリー)を選びます。
コピーの種類が「Int -> Ext」のときは、コピーするレジストレーション・セット番号が表示されます。
コピーの種類が「Ext -> Int」のときは、コピー先のレジストレーション・セット番号が表示されます。
9. [−]
[+]ボタンを押して、レジストレーション・セットを選びます。
コピー元に「All」を選ぶと、すべてのレジストレーション・セットがコピーされます。
すでにレジストレーション・セットが保存されている番号を選んでコピーすると、先に保存されていた
レジストレーション・セットは消去されます。保存されているレジストレーション・セットを消したく
ないときは、「
(Not Used)」と表示されている番号を選んでコピーしてください。
保存先のメモリーがいっぱいのときは、コピーできません。不要なレジストレーション・セットを削除
してからコピーしてください。
10.[Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押して、
「Ext」
(USB メモリー)を選びます。
コピーの種類が「Int -> Ext」のときは、コピー先のレジストレーション・セット番号が表示されます。
コピーの種類が「Ext -> Int」のときは、コピーするレジストレーション・セット番号が表示されます。
11.[−][+]ボタンを押して、レジストレーション・セットを選びます。
レジストレーション・セットをコピーする
12.[Rec](録音)ボタンを押します。
レジストレーション・セットがコピーされます。
レジストレーション・セットをコピーしている間は、決して電源を切らないでください。
FP-7 の本体メモリーが破壊され、使用できなくなります。
90
FP-7-j.book 91 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
お気に入りの演奏設定を保存する
ペダルでレジストレーションを切り替える
ペダルにレジストレーションを順番に切り替える機能を割り当てることができます。ペダル
を踏むごとに、次のレジストレーションに切り替わります。
演奏会のときなど、あらかじめ演奏する順番にレジストレーションを保存しておけば、演奏
中でも簡単に次の演奏設定を呼び出してスムーズに演奏できます。
USB メモリーの取り扱いについては、「USB メモリーの使いかた」(23 ページ)を参照し
てください。
1. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
2. [Registration]
(レジストレーション)ボタンを押します。
Registration 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Shift」を選びます。
4. [−]
[+]ボタンを押して、設定を変えます。
設定 説明
FC2 端子や FC1 端子に接続したペダルを踏んでも、レジストレーションは切り
Off 替わりません。
FC2 端子や FC1 端子に割り当てた機能がはたらきます(118 ページ)。
FC2 端子に接続したペダルが、レジストレーション切り替え専用になります。
FC 2
このとき、FC2 端子に割り当てた機能は使えません。
FC1 端子に接続したペダルが、レジストレーション切り替え専用になります。
FC 1
このとき、FC1 端子に割り当てた機能は使えません。
91
FP-7-j.book 92 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
演奏を簡単に録音することができます。
録音した演奏を再生して自分の演奏を確認したり、リズムを使って伴奏を録音しておいて鍵
盤でメロディーを演奏することもできます。
メモ
• 録音した曲は、FP-7 の電源を切ると消えてしまいます。
大事な演奏は本体メモリーや、USB メモリー(別売)などの外部メモリーに保存しておき
ましょう。
→「録音した曲を保存する」(105 ページ)
• 2 度目以降の録音は、先に録音した演奏を消しながら録音します。新しい演奏を録音する
ときは、先に録音した演奏を消去(103 ページ)してから行うとよいでしょう。
• トラック・ボタンについて
トラック・ボタン 説明
演奏が録音されます。
点滅 あらかじめ演奏データが入っているときは、録音した部分の演奏を
消しながら、録音されます。
演奏は録音されません。
点灯
録音中は、このトラック・ボタンに入っている演奏が再生されます。
演奏は録音されません。
消灯
このトラック・ボタンには演奏データが入っていません。
次のような表示が出たら
保存されていない録音した演奏があるときに、他の曲を選ぼうとすると、下のような画面が表
示されます。
fig.d-DelSongOK.eps
保存されていない曲があるときは、内蔵曲や外部メモリーの曲を再生することはできません。
曲を消しても良いときは、 [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[+]を押して
「OK」を選んで、[Rec](録音)ボタンを押します。
曲を消したくないときは、 「Cancel」を選んで、[Rec]
(録音)ボタンを押します。曲を
USB メモリーや本体メモリーに保存(105 ページ)してください。
92
FP-7-j.book 93 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
新しい曲を録音する
セッション・パートナーや内蔵曲などを使わずに、鍵盤だけの演奏を録音します。
録音の設定
すでに録音した曲がある場合は、録音した曲を消しておきます(103 ページ)
。
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを数回押して、ボタンを緑色に点灯させます。
2. [−]ボタンを何回か押して、ディスプレイに「New Song」を表示させます。
3. [Rec]
(録音)ボタンを押します。
[Rec]
(録音)ボタンが点灯、[Play]
(再生)ボタンが点滅し、録音待機状態になります。
録音を中止するときは、もう一度[Rec](録音)ボタンを押します。
録音を始める
4. [Play]
(再生)ボタンを押します。
2 小節のカウント音が鳴ってから、録音が始まります。
[Play]
(再生)ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴り
ません。
録音が始まると、[Rec]
(録音)ボタンと[Play](再生)ボタンが点灯します。
カウント中はディスプレイに「-2」
「-1」と小節数が表示されます。
93
FP-7-j.book 94 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
録音を止める
5. [Play]
(再生)ボタンを押します。
録音が止まります。
録音を止めると、曲選択画面の「Song」の表示が「Modified」に変わります。
「Modified」の表示は、すでに録音した演奏があることを示しています。
録音した演奏を聴く
6. [Play]
(再生)ボタンを押します。
録音した演奏が再生されます。
7. もう一度[Play](再生)ボタンを押すと、再生が止まります。
電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。録音した演奏を消したくないときは、本
体メモリーまたは USB メモリーに保存してください。
「録音した曲を保存する」(105 ペー
ジ)をご覧ください。
録音するときの音色を変えることができます。
→ 「いろいろな音で演奏する」
(35 ページ)をご覧ください。
録音のテンポを変えたり、曲の拍子を設定することができます。
→ 「テンポを変える」
(55 ページ)をご覧ください。
→ 「メトロノームの拍子を変える」
(134 ページ)をご覧ください。
メトロノームを使って録音することができます。
その場合、メトロノームの音は録音されません。
→ 「メトロノームを使って演奏する」
(54 ページ)をご覧ください。
録音した演奏のトラック・ボタンへの割り当て
鍵盤だけの演奏を録音すると、以下のように演奏がトラック・ボタンに録音されます。
通常の演奏(鍵盤全体で 1 つの
Track[2]ボタンに録音されます。
音色で演奏するとき)
ロワー音色が Track[1]ボタンに、アッパー音色
スプリット演奏(43 ページ)
が Track[2]ボタンに録音されます。
94
FP-7-j.book 95 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
曲に合わせて弾いた演奏を録音する
内蔵曲に合わせて弾いた演奏を録音してみましょう。
再生した曲と、鍵盤を弾いた演奏が一緒に録音されます。
FP-7 は、内蔵のピアノ曲に合わせて演奏を録音することができます。たとえば、左手の演
奏を聞きながら右手の演奏を録音することができます。
トラック・ボタンを選んで録音するとき、録音中は選んだトラック・ボタンの音は鳴らなく
なります。
オーディオ・ファイルに合わせて録音することはできません。
演奏の設定
1. 曲を選びます。
曲の選びかたについては、「曲を聴く」
(24 ページ)をご覧ください。
USB メモリーの曲に合わせて録音するときは、あらかじめ USB メモリーを接続しておきます(23
ページ)。
録音する音色を変えたり(35 ページ)
、曲を再生するテンポを変えることもできます(55 ページ)。
また、メトロノームを鳴らしながら録音することもできます(54 ページ)
。
録音の設定
2. [Rec]
(録音)ボタンを押します。
以下の画面が表示されます。
曲に合わせて演奏を録音するときは、[Rec]
(録音)ボタンを押します。
新しい曲を録音するときは、[Play]
(再生)ボタンを押します。
95
FP-7-j.book 96 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
3. もう一度[Rec](録音)ボタンを押します。
以下の画面が表示されます。
4. 録音するトラックのボタンを押して、ボタンを点滅させます。
選んだ曲を聴きながら録音する設定になります。
[Rec]
(録音)ボタンが点灯、[Play]
(再生)ボタンが点滅し、録音待機状態になります。
録音を中止したいときは、もう一度[Rec](録音)ボタンを押します。
トラック・ボタン 説明
演奏が録音されます。
点滅 あらかじめ演奏データが入っているときは、録音した部分の演奏を消しなが
ら、録音されます。
演奏は録音されません。
点灯
録音中は、このトラック・ボタンに入っている演奏が再生されます。
演奏は録音されません。
消灯
このトラック・ボタンには演奏データが入っていません。
内蔵曲の演奏パートとトラック・ボタンの関係
トラック・ボタン 演奏パート
Track[1]ボタン 左手パート
Track[2]ボタン 右手パート
内蔵曲 1 ∼ 5 番は、右手パートと左手パート以外の演奏がこのトラック
Track[R]ボタン に入ります。
内蔵曲 6 ∼ 65 番は、このトラックに演奏データはありません。
録音を始める
5. [Play]
(再生)ボタンを押します。
2 小節のカウント音が鳴ってから、録音が始まります。
[Play]
(再生)ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴り
ません。
録音が始まると、[Rec]
(録音)ボタンと[Play](再生)ボタンが点灯します。
カウント中はディスプレイに「-2」
「-1」と小節数が表示されます。
録音を止める
6. [Play]
(再生)ボタンを押します。
録音が止まります。
96
FP-7-j.book 97 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
録音した演奏を聴く
7. [−]ボタンを押して、録音した曲の頭に戻ります。
8. [Play]
(再生)ボタンを押します。
録音した演奏が再生されます。
9. もう一度[Play](再生)ボタンを押すと、再生が止まります。
電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。録音した演奏を消したくないときは、本
体メモリーや USB メモリーに保存してください。
「録音した曲を保存する」(105 ページ)
をご覧ください。
録音した演奏のテンポは、録音するときに選んだ曲のテンポで記憶されます。
曲に合わせて弾いた演奏を録音するときは、曲の拍子で録音されます。
97
FP-7-j.book 98 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
セッション・パートナーを使った演奏を録音する
セッション・パートナーに合わせたセッション演奏を、簡単に録音することができます。
セッション・パートナーの演奏は、Track[R]ボタンにのみ録音できます。
演奏の設定
1. 演奏する音色を選びます(35 ページ)
。
2. セッション・パートナーの設定をします(66 ページ)
。
録音の設定
すでに録音した曲がある場合は、録音した曲を消しておきます(103 ページ)
。
3. 「New Song」を選びます。
[Display]
(ディスプレイ)ボタンを数回押してボタンを緑色に点灯させて、曲選択画面を表示します。
[−]ボタンを押し続けていると、
「New Song」が表示されます。
4. [Rec]
(録音)ボタンを押します。
[Rec]
(録音)ボタンが点灯、[Play]
(再生)ボタンが点滅し、録音待機状態になります。
録音を中止するときは、もう一度[Rec](録音)ボタンを押します。
98
FP-7-j.book 99 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
録音を始める
内蔵のリズム、コード進行パターンについては、「リズム一覧」
(163 ページ)
、「コード進行
パターン一覧」(164 ページ)をご覧ください。
コード進行を指定しながら録音するとき(73 ページ)は、鍵盤左側の鍵でコードを指定する
と、録音がはじまります。
録音を止める
6. [Play]
(再生)ボタンを押します。
録音が止まります。
録音を止めると、曲選択画面の「Song」の表示が「Modified」に変わります。
「Modified」の表示は、すでに録音した演奏があることを示しています。
録音した演奏を聴く
7. [−]ボタンを押して、録音した曲の頭に戻ります。
8. [Play]
(再生)ボタンを押します。
録音した演奏が再生されます。
9. もう一度[Play](再生)ボタンを押すと、再生が止まります。
電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。録音した演奏を消したくないときは、本
体メモリーまたは USB メモリーに保存してください。
「録音した曲を保存する」(105 ペー
ジ)をご覧ください。
録音した演奏のトラック・ボタンへの割り当て
セッション・パートナーの演奏 Track[R]ボタンに録音されます。
通常の演奏(鍵盤全体で 1 つの
Track[2]ボタンに録音されます。
音色で演奏するとき)
ロワー音色が Track[1]ボタンに、アッパー音色
スプリット演奏(43 ページ)
が Track[2]ボタンに録音されます。
99
FP-7-j.book 100 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
トラック・ボタンを選んで録音する
FP-7 のレコーダーは、3 つのトラック・ボタンを持っています。
左手の演奏を Track[1]ボタン、右手の演奏を Track[2]ボタンに録音するというよう
に、片手ずつの演奏を異なるトラック・ボタンに録音したり、一度録音した演奏の特定のト
ラック・ボタンだけを録音し直したりすることができます。
録音の設定
1. [Rec]
(録音)ボタンを押します。
以下の画面が表示されます。
曲に合わせて演奏を録音するときは、[Rec]
(録音)ボタンを押します。
新しい曲を録音するときは、[Play]
(再生)ボタンを押します。
2. もう一度[Rec](録音)ボタンを押します。
以下の画面が表示されます。
100
FP-7-j.book 101 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
3. 録音するトラックのボタンを押して、ボタンを点滅させます。
選んだ曲を聴きながら録音する設定になります。
トラック・ボタン 説明
演奏が録音されます。
点滅 あらかじめ演奏データが入っているときは、録音した部分の演奏を消しなが
ら、録音されます。
演奏は録音されません。
点灯
録音中は、このトラック・ボタンに入っている演奏が再生されます。
演奏は録音されません。
消灯
このトラック・ボタンには演奏データが入っていません。
[Rec]
(録音)ボタンが点灯、[Play]
(再生)ボタンが点滅し、録音待機状態になります。
録音を中止したいときは、もう一度[Rec](録音)ボタンを押します。
録音を始める
4. [Play]
(再生)ボタンを押します。
2 小節のカウント音が鳴ってから、録音が始まります。
[Play]
(再生)ボタンを押さなくても、鍵盤を弾くと録音が始まります。この場合、カウント音は鳴り
ません。
録音が始まると、[Rec]
(録音)ボタンと[Play](再生)ボタンが点灯します。
カウント中はディスプレイに「-2」
「-1」と小節数が表示されます。
録音を止める
5. [Play]
(再生)ボタンを押します。
録音が止まります。
録音した曲を消さずに重ねて録音する場合、曲のテンポ、拍子、メトロノームの設定は、最
初に録音したときの状態になります。
録音した演奏を聴く
6. [−]ボタンを押して、録音した曲の頭に戻ります。
7. [Play]
(再生)ボタンを押します。
録音した演奏が再生されます。
8. もう一度[Play](再生)ボタンを押すと、再生が止まります。
電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。録音した演奏を消したくないときは、本
体メモリーまたは USB メモリーに保存してください。
「録音した曲を保存する」(105 ペー
ジ)をご覧ください。
101
FP-7-j.book 102 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
録音した演奏とトラック・ボタンの対応
録音した演奏は次のようにトラック・ボタンに割り当てられます。
●セッション・パートナーの演奏、スプリット演奏時のアッパー音色とロワー音色
トラック・ボタン 録音される演奏
●通常の演奏(鍵盤全体で 1 つの音色で演奏するとき)、デュアル演奏
・ 録音トラックを指定しないで録音したとき
すべてのトラック・ボタン([R][1][2]ボタン)に演奏データがない場合は、
[2]ボタ
ンに録音されます。いずれかのトラック・ボタンに演奏データが録音されているときは、
[2]ボタン→[1]ボタン→[R]ボタンの優先順位で録音されます。
・ 録音トラックを指定して録音したとき
指定したトラックに演奏が録音されます。
102
FP-7-j.book 103 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
録音する
録音した演奏を消去する
録音した演奏を消すことができます。
1. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら、
[Rec](録音)ボタンを押しま
す。
以下の画面が表示されます。
曲の消去を中止するときは、「Cancel」を選んだ状態で[Rec]
(録音)ボタンを押します。
2. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[+]ボタンを押して「OK」を選
びます。
3. [Rec]
(録音)ボタンを押します。
録音した演奏が消えます。
曲を再生した後でいずれかのトラック・ボタンを押しながら[Rec](録音)ボタンを押す
と、そのトラックの演奏だけが消去されます。
すべてのトラックの演奏を消去すると、ディスプレイには「New Song」と表示されます。
録音した演奏は、電源を切ると自動的に消去されます。
103
FP-7-j.book 104 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
保存とコピーについて
録音した曲を、本体メモリーや USB メモリーに保存することができます。
本体メモリーに保存した曲は USB メモリーなどの外部メモリーにコピーしておくことがで
きます。
fig.SongSaveCopy.eps
FP-7 本体
録音した曲
保存 保存
1
2 コピー
3
4
コピー
USBメモリー
本体メモリー (別売)
録音した曲を本体メモリーに保存
• 電源を切っても録音した曲を FP-7 に保存しておくことができます。
録音した曲は電源を切ると消えてしまいます。しかし、本体メモリーに保存されている曲は電源を
切っても消えないので、電源を入れ直した後も録音した曲を再生して、自分の演奏をチェックするこ
とができます。
よく聴く曲を本体メモリーに保存
• 練習中の曲を本体メモリーに保存しておくことができます。
別売の USB メモリーや CD ドライブを接続して、USB メモリーや CD-ROM に保存された SMF
ミュージックデータを FP-7 の本体メモリーにコピーしておけば、簡単に曲を選ぶことができます。
Wav ファイルを本体メモリーにコピーすることはできません。
104
FP-7-j.book 105 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
録音した曲を保存する
録音した曲を、本体メモリーや USB メモリー(別売)に保存することができます。
曲を録音したあとに、曲を保存しないで FP-7 の電源を切ると、録音した曲は消えてしまい
ます。本体メモリーに保存した曲は電源を切っても消えないので、消したくない曲を保存し
ておくと便利です。
fig.Panel-SaveSong.eps
2. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
3. Track[1]ボタンを押します。
Song File 画面が表示されます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Save」を選びます。
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
Save Song 画面が表示されます。
105
FP-7-j.book 106 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
曲の名前を変える
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、変更
する文字を選びます。
7. [−]
[+]ボタンを押して、文字を変更します。
曲の保存先を選ぶ
8. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Media」を選びます。
9. [−]
[+]ボタンを押して、保存先のメディアを選びます。
設定 説明
Internal 本体メモリー
10.[Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押して、
「Destination」を選びます。
11.[−][+]ボタンを押して、保存先を選びます。
曲名が表示されている番号には、すでに曲が保存されています。
すでに曲が保存されている番号を選んで保存すると、先に保存されていた曲は消去されます。保存され
ている曲を消したくないときは、「
(Not Used)」と表示されている番号を選んでください。
曲を保存する
12.[Rec](録音)ボタンを押します。
曲が保存されます。
106
FP-7-j.book 107 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
USB メモリーの使いかた
FP-7 で録音した曲や、お気に入りの演奏設定(レジストレーション・セット)を、保存用
として別売の USB メモリーにコピーしておくことができます(89 ページ、111 ページ)。
また、USB メモリーに保存されている SMF ミュージックデータを再生したり(33 ペー
ジ)、USB メモリーに入っているオーディオ・ファイルを鳴らすこともできます(59 ペー
ジ)。
USB メモリーは、ローランドが販売しているものを使用してください。それ以外の USB メ
モリーを使用したときの動作は保証できません。
USB メモリーを初期化する
USB メモリーを FP-7 で使用できるようにすることを、「初期化(フォーマット)」といいま
す。USB メモリーと FP-7 の形式が合っていないと、FP-7 で使用することはできません。
新しい USB メモリーを使う場合は、まず FP-7 で初期化(フォーマット)をしてください。
初期化をすると、USB メモリーに保存されている内容はすべて消えてしまいます。使用済み
の USB メモリーを初期化して再度使用するときは、初期化してもよい USB メモリーかどう
かを必ず確認してください。
1. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
2. Track[2]ボタンを押します。
Format 画面が開きます。
107
FP-7-j.book 108 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「External Memory」を選びます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
確認メッセージが表示されます。
fig.d-format-1.eps
[Display]
(ディスプレイ)ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押して「Cancel」を選
び、[Rec] (録音)ボタンを押すと、初期化せずに元の画面に戻ります。
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「OK」を選びます。
6. [Rec]
(録音)ボタンを押します。
初期化が始まります。
USB メモリーの内容がすべて消去されます。
画面に「Executing...」と表示されている間は、決して電源を切らないでください。USB メ
モリーが破壊され、使用できなくなります。
初期化が終わるまでは、USB メモリーを抜かないでください。
108
FP-7-j.book 109 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
保存した曲を消す
本体メモリー、または USB メモリーに保存した曲を消すことができます。
USB メモリーの取り扱いについては、「USB メモリーの使いかた」(23 ページ)を参照し
てください。
2. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
3. Track[1]ボタンを押します。
Song File 画面が開きます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Delete」を選びます。
本体メモリーに保存されている曲がないときや、
USB メモリーが接続されていないときは、Delete
の欄に のアイコンが表示されます。
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
Delete Song 画面が開きます。
109
FP-7-j.book 110 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Media」を選びます。
7. [−]
[+]ボタンを押して、曲を削除するメディアを選びます。
設定 説明
Internal 本体メモリー
8. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「File」を選びます。
9. [−]
[+]ボタンを押して、削除する曲を選びます。
曲を削除する
10.[Rec](録音)ボタンを押します。
選んだ曲が削除されます。
110
FP-7-j.book 111 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
曲をコピーする
2. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
3. Track[1]ボタンを押します。
Song File 画面が開きます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Copy」を選びます。
本体メモリーに保存されている曲がないときや、
USB メモリーが接続されていないときは、Copy の
欄に のアイコンが表示されます。
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
Copy Song 画面が開きます。
111
FP-7-j.book 112 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Type」を選びます。
7. [−]
[+]ボタンを押して、コピーの種類を選びます。
「Int -> Ext」を選びます。
8. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、「Int」
(本体メモリー)を選びます。
保存する曲番号と曲名が表示されます。
9. [−]
[+]ボタンを押して、コピーする曲を選びます。
「All」を選ぶと、すべての曲がコピーされます。
10.[Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押して、
「Ext」
(USB メモリー)を選びます。
画面には、保存先の曲番号と曲名が表示されています。
すでに曲が保存されている番号を選んでコピーすると、先に保存されていた曲は消去されます。保存さ
れている曲を消したくないときは、「
(Not Used)」と表示されている番号を選んでコピーしてくださ
い。
11.[−][+]ボタンを押して、コピー先を選びます。
曲をコピーする
12.[Rec](録音)ボタンを押します。
選んだ曲が USB メモリーにコピーされます。
112
FP-7-j.book 113 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
USB メモリーに保存されている曲を本体メモリーにコピーする
USB メモリーに保存されている曲を、本体メモリーにコピーします。
fig.
1. 本体メモリーにコピーする曲を準備します。
3. [Function]
(ファンクション)ボタンを押します。
4. Track[1]ボタンを押します。
Song File 画面が開きます。
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Copy」を選びます。
本体メモリーに保存されている曲がないときや、
USB メモリーが接続されていないときは、Copy の
欄に のアイコンが表示されます。
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押します。
Copy Song 画面が開きます。
113
FP-7-j.book 114 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
演奏を保存する
7. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Type」を選びます。
8. [−]
[+]ボタンを押して、コピーの種類を選びます。
「Ext -> Int」を選びます。
9. [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
[+]ボタンを押して、
「Ext」(USB メモリー)を選びます。
保存する曲番号と曲名が表示されます。
10.[−][+]ボタンを押して、コピーする曲を選びます。
「All」を選ぶと、すべての曲がコピーされます。
11.[Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−][+]ボタンを押して、
「Int」
(本体メモリー)を選びます。
画面には、保存先の曲番号と曲名が表示されています。
すでに曲が保存されている番号を選んでコピーすると、先に保存されていた曲は消去されます。保存され
ている曲を消したくないときは、「
(Not Used)
」と表示されている番号を選んでコピーしてください。
12.[−][+]ボタンを押して、コピー先を選びます。
曲をコピーする
13.[Rec](録音)ボタンを押します。
選んだ曲が本体メモリーにコピーされます。
曲をコピーしている間は、決して電源を切らないでください。
本体メモリーには、最大 99 曲までコピーできます。ただし残り容量が足りない場合は、99
曲未満でも、「Error:11」のメッセージ(157 ページ)が表示されて、曲がコピーできな
くなることがあります。
本体メモリーにコピーした曲をすべて消去してお買い上げ時の設定に戻したいときは、「本体
メモリーを初期化する」(132 ページ)をご覧ください。
Wav ファイルを本体メモリーにコピーすることはできません。
114
FP-7-j.book 115 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
「ファンクション・モード」では、演奏や録音についてのさまざまな設定ができます。
マスター・チューニングの設定を本体に記憶させ
調律に関する設定 る
マスター・チューニングの設定を変えた後に、その設定を本
他の楽器と音の高さを合わせる 体に記憶させておくことができます。
(マスター・チューニング) 記憶させたマスター・チューニングの設定は、電源を切って
も消えません。
他の楽器とアンサンブルするときなど、FP-7 の基準ピッチ
を他の楽器に合わせることができます。 5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
基準ピッチとは、一般的に、中央 A の鍵盤を弾いたときの
ながら[−] [+]ボタンを押して、
音の高さのことをいいます。他の楽器とアンサンブル演奏を
「Backup」を選びます。
するときには、きれいなアンサンブルにするためにお互いの
基準ピッチを合わせます。他の楽器と基準ピッチを合わせる
ことを「マスター・チューニング」といいます。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。
2. [Piano](ピアノ)ボタンを押します。
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
Tuning 画面が開きます。
ます。
以下のような画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
操作を中止するときは、
「Cancel」を選んだ状態で
ながら[−] [+]ボタンを押して、
[Rec]
(録音)ボタンを押します。
「Master Tune」を選びます。
7. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変えま
ながら[−]
[+]ボタンを押して、「OK」
す。
を選びます。
設定値
お買い上げ時は、
「440.0 Hz」に設定されています。
8. [Rec](録音)ボタンを押します。
マスター・チューニングの設定が本体に記憶されます。
115
FP-7-j.book 116 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
調律法 特徴
調律方法を変える(調律法) 中全音律
Meantone 純正調を一部妥協させて、転調を可能
バロックなどの古典音楽を当時の調律法で演奏することがで
にした音律です。
きます。
ピタゴラス音律
現在では、一般に平均律(現在最も一般的な調律法)を前提
哲学者ピタゴラスによって考えられた
に作曲され、演奏されるのがあたりまえとなっていますが、 Pythagorean 4 度と 5 度の濁りをなくした調律で
古典音楽の時代にはいろいろな調律法が存在していました。 す。3 度の和音に濁りが生じますが、
当時の調律法で演奏してみると、その曲が本来もっている和 メロディーはきれいに聴こえます。
音の響きを味わうことができます。 ベルクマイスター
中全音律とピタゴラス音律を組み合わ
Werckmeister
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 せた調律です。すべての調での演奏が
できます(第一技法 第三番)
。
します。
2. [Piano](ピアノ)ボタンを押します。
主音を設定する
Tuning 画面が開きます。
平均律以外の調律法で演奏するときは、演奏する曲の
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し 調に合わせて主音(長調ならド、短調ならラに当たる
ながら[−][+]ボタンを押して、 音)を指定する必要があります。
「Type」を選びます。 平均律を選んでいる場合は、主音を選ぶ必要はありま
せん。
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「Temperament Key」を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、調律法を変えま
す。
調律法は次の 7 つの中から選べます。
調律法 特徴
平均律 6. [−][+]ボタンを押して、主音を変えま
オクターブを均等に 12 分割してでき す。
Equal た調律です。どの音程も同じくらいわ
ずかな濁りが生じます。
電源を入れたときは、この設定です。 設定値
116
FP-7-j.book 117 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
ソステヌート・ペダル(FC1)の効果をかける
ペダルに関する設定 パートを変える
ペダルの効果をかけるパートを変える 1. [Function](ファンクション)ボタンを押
スプリット演奏(43 ページ)やデュアル演奏(41 ページ) します。
のときに、Pedal(ペダル)端子に接続したペダルを踏む
と、アッパー音色とロワー音色の両方にペダルの効果がかか 2. [E.Piano](E ピアノ)ボタンを押します。
りますが、効果をかけるパートの設定を変えることができま Pedal 画面が開きます。
す。
設定値 解説
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、「FC1
Upr&Lwr 両方に有効
Part」を選びます。
Upper アッパー音色にのみ有効
Lower ロワー音色にのみ有効
ダンパー・ペダルの効果をかけるパートを変える
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。 4. [−][+]ボタンを押して、効果がかかる
パートを選びます。
2. [E.Piano](E ピアノ)ボタンを押します。
Pedal 画面が開きます。
ソフト・ペダル(FC2)の効果をかけるパート
を変える
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「Damper Part」を選びます。 1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。
2. [E.Piano](E ピアノ)ボタンを押します。
Pedal 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、「FC2
4. [−][+]ボタンを押して、効果がかかる
Part」を選びます。
パートを選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、効果がかかる
パートを選びます。
117
FP-7-j.book 118 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
表示(機能) 解説
ペダルの働きを変える
Bend Up ペダルを踏むとピッチが上がりま
Soft(ソフト)/(FC2)端子にペダルを接続すると、通 (ベンド・アップ) す。
常はソフト・ペダルの働き(21 ページ)をします。また、 Bend Down ペダルを踏むとピッチが下がりま
Sostenuto(ソステヌート)/(FC1)端子にペダルを接 (ベンド・ダウン) す。
続すると、通常はソステヌート・ペダルの働き(21 ペー Modulation ペダルを踏むとビブラート効果が
ジ)をします。 (モジュレーション) かかります。
これを、さまざまな働きに変えることができます。
* リーディング・ベース機能とは
FP-7 に接続しているペダルでレジストレーション
押さえたコードの一番低い音をベース・トーンで鳴らすこと
を切り替える設定にしている場合は、そのペダル
を、「リーディング・ベース機能」といいます。
はレジストレーションの切り替え専用スイッチに
なります。ペダルに割り当てた機能は無効になり
ます。 音色によっては効果がかからないことがあります。
925
以下の機能を選ぶことができます。 エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの
(別売:EV-5)をお使いください。他社製品を接
表示(機能) 解説
続すると、本体の故障の原因になる場合がありま
Damper ダンパー・ペダルの働きをしま す。
(ダンパー) す。
エクスプレッション・ペダルまたはハーフ・ダン
Soft ソフト・ペダルの働きをします。
パー対応ペダル以外のペダルを接続すると、正し
(ソフト)
く機能しないことがあります。
Sostenuto ソステヌート・ペダルの働きをし
(ソステヌート) ます。 ペダルの取り付けや取り外しは、必ず、本体の電
源を切ってから行ってください。
音量をコントロールできます。
別売のエクスプレッション・ペダ
Expression
ル(EV-5)を接続すると、便利で
(エクスプレッション)
す。セッション・パートナーやレ
コーダーの音量は変わりません。 ソステヌート・ペダル(FC1)の働きを変える
[Play]
(再生)ボタンを押すか
Song Play(ソング・ わりにペダルを踏むことで、曲の 電源投入時は、ソステヌート・ペダルの働きに設定されま
プレイ) 再生/停止をコントロールしま す。
す。
[Audio Key]
(オーディオ・ 1. [Function](ファンクション)ボタンを押
Audio Key Sw キー)ボタンを押すかわりにペダ
します。
(オーディオ・キー・ ルを踏むことで、オーディオ・
スイッチ) キー機能のオン/オフを切り替え
ます。 2. [E.Piano](E ピアノ)ボタンを押します。
[Session Partner]
(セッショ Pedal 画面が開きます。
Session Sw
ン・パートナー)ボタンを押すか
(セッション・パート
ナーのスタート/ス
わりにペダルを踏むことで、セッ
ション・パートナーのスタート/
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
トップ)
ストップをコントロールします。 ながら[−] [+]ボタンを押して、「FC1
Leading Bass リーディング・ベース機能 * をオ Func」を選びます。
(リーディング・ベー ン/オフします。ペダルを踏んで
ス) いる間、オンになります。
[Multi Effects]
(マルチエフェ
クト)ボタンを押すかわりに、ペ
ダルを踏むことでエフェクトのオ
Effect Sw
ン/オフをコントロールできま
(エフェクトのオン/
す。
オフ)
エフェクト・タイプがロータリー
のときは、回転の速い/遅いをコ 4. [−][+]ボタンを押して、ペダルの働きを
ントロールします。
選びます。
118
FP-7-j.book 119 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
ソフト・ペダル(FC2)の働きを変える 4. [−][+]ボタンを押して、エフェクトの種
電源投入時は、ソフト・ペダルの働きに設定されます。
類を選びます。
エフェクトの種類と、各エフェクトの設定範囲は、
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 「エフェクト一覧」(172 ページ)をご覧ください。
します。
エフェクトの設定を細かく変える
2. [E.Piano](E ピアノ)ボタンを押します。
エフェクトごとにエフェクトのかかり具合などの設定を細か
Pedal 画面が開きます。
く設定することができます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し 5. 変更する項目を選びます。
ながら[−] [+]ボタンを押して、「FC2
[Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
Func」を選びます。 [+]ボタンを押して、設定する項目(Effects 画面の
上から 2 段目、3 段目)を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、ペダルの働きを
選びます。
エフェクト・タイプを変える 6. [−][+]ボタンを押して設定を変えます。
[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタンを押したとき
にかかるエフェクト(効果)を選ぶことができます。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。
2. [Multi Effects](マルチエフェクト)ボ
タンを押します。
Effects 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−][+]ボタンを押して、
「Type」を選びます。
119
FP-7-j.book 120 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
エフェクトがかかるパートを設定す システムに関する設定
る
デュアル演奏(41 ページ)やスプリット演奏(43 ページ)
VIMA TUNES 用おすすめ音色を選
で、アッパー音色とロワー音色のエフェクトが異なるとき、 ばない設定にする
優先的にエフェクト(効果)がかかるパートを指定します。
FP-7 に市販の USB CD ドライブを接続して、別売の
VIMA 用 CD-ROM(VIMA TUNES)を再生することがで
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
きます。
します。 VIMA 用 CD-ROM(VIMA TUNES)の各曲には、その曲
の雰囲気に合った「おすすめ音色」が設定されています。
2. [Multi Effects](マルチエフェクト)ボ VIMA 用 CD-ROM(VIMA TUNES)の曲を選ぶと、おす
タンを押します。 すめ音色が FP-7 の音色ボタン[Strings/Pad]
[Guitar/
Bass][Voice/GM2]に割り当てられ、それら 3 つの音
Effects 画面が開きます。
色ボタンが点滅します。それらの点滅している音色ボタンを
押すと、おすすめ音色が選ばれて、選んだ曲を再生しながら
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し その曲に合った音色で演奏できるようになります。
ながら[−] [+]ボタンを押して、 FP-7 では、おすすめ音色が自動的に割り当てられるように
「Source」を選びます。 する(オン)かしない(オフ)かを設定することができます。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。
2. [Reverb](リバーブ)ボタンを押します。
System 画面が開きます。
4. [−][+]ボタンを押して、エフェクトをか 3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
けるパートを選びます。
ながら[−][+]ボタンを押して、
「Recommended Tone」を選びます。
設定値 対象
アッパー音色に優先的にエフェクトがかか
Upper
ります。
ロワー音色に優先的にエフェクトがかかり
Lower
ます。
アッパー音色とロワー音色のエフェクトが同じと
きは、どちらのトーンにも同じエフェクトがかか 4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更します。
ります。
設定値 解説
お買い上げ時の設定では、
「On」になっています。
120
FP-7-j.book 121 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
歌詞表示のオン/オフを切り替える 歌詞表示するときの言語を変える
カラオケ用の SMF ミュージックデータの中には、歌詞情報 FP-7 では、歌詞付きの SMF ミュージックデータを再生す
を含んでいるものがあります。このような曲を再生したとき ると、英語の歌詞が入っているときは英語で歌詞が表示さ
に、自動的に歌詞画面を表示させることができます。自動で れ、日本語の歌詞が入っているときは日本語で歌詞が表示さ
歌詞画面を表示するときは、この設定を「On」にします。 れます。
お買い上げ時の設定では、歌詞表示は「On」になっていま しかし、歌詞の言語についての情報がない曲を再生すると、
す。 日本語の歌詞が入っている曲を再生しても日本語で表示され
ません。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 そういった場合は、以下の手順で設定を切り替えてくださ
い。
します。
2. [Reverb](リバーブ)ボタンを押します。 1. [Function](ファンクション)ボタンを押
System 画面が開きます。
します。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し 2. [Reverb](リバーブ)ボタンを押します。
System 画面が開きます。
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「Lyrics」を選びます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「SongLanguage」を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。
設定値 解説
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。
歌詞情報を含む曲を再生すると、自動的に
On
歌詞画面が表示されます。
設定値 解説
歌詞情報を含む曲を再生しても、歌詞画面
Off English 英語で歌詞が表示されます。
は表示されません。
日本語で歌詞が表示されます。
Japanese
また、日本語で曲名表示されます。
設定が「English」のときに、日本語の歌詞や曲名
を表示すると文字がうまく表示されないことがあ
ります。また、同様に、設定が「Japanese」の
ときに、英語の歌詞や曲名を表示すると表示がお
かしくなることがあります。
121
FP-7-j.book 122 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
電源を入れたときのサウンド・コン 電源を入れたときのイコライザーの
トロールの設定を変える 設定を変える
FP-7 の電源を入れたときに選ばれるサウンド・コントロー 電源を入れたときにイコライザーをオンにすることができま
ルのタイプを変えることができます。 す。
また、電源を入れたときにサウンド・コントロールをオフに また、FP-7 の電源を入れてイコライザーをオンにしたとき
することができます。 の、イコライザーのタイプを設定しておくこともできます。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。 します。
2. [Reverb](リバーブ)ボタンを押します。 2. [Reverb](リバーブ)ボタンを押します。
System 画面が開きます。 System 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し 3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、 ながら[−] [+]ボタンを押して、「Pwr
「PwrOnSoundCtrl」を選びます。 On Equalizer」を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま 4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。 す。
設定値 解説 設定値 解説
サウンド・コントロールについては、「音にメリハ イコライザーのタイプについては、「イコライザー
リをつける(サウンド・コントロール)」
(56 ペー のタイプを変える」(58 ページ)をご覧ください。
ジ)をご覧ください。
122
FP-7-j.book 123 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
音量を調節する(マスター・ゲイン) イコライザーに関する設定
Input 端子に外部機器を接続して音を鳴らすときなど、FP-
7 の音量つまみを最大にしても外部機器から鳴る音が小さい イコライザーの設定を変える
ことがあります。このような場合、マスター・ゲインで音量
を調節します。 イコライザーの設定を細かく変えることができます。
マスター・ゲインを変更すると、内蔵スピーカーやヘッドホ
ンの音量も変わります。 イコライザーの設定を細かく設定する前に、書き換えたいイ
コライザーのタイプを選んでおきます(58 ページ)。
音量を上げすぎると音がひずむ場合があります。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 します。
します。
2. [Equalizer](イコライザー)ボタンを押
2. [Reverb](リバーブ)ボタンを押します。 します。
System 画面が開きます。 Equalizer 画面が開きます。
Equalizer 画面は 3 画面あります。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「Master Gain」を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。
設定値
-10 dB ∼ 0 dB ∼ 10 dB
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−]
[+]ボタンを押して、設定項
目を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。
123
FP-7-j.book 124 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
項目 設定値 解説
鍵盤に関する設定
Low 低音域のレベルを調整し
-12dB ∼ +12dB
Gain ます。
低音域の周波数ポイント。 トランスポーズする対象を選ぶ
Low おおむねこの周波数以下
100Hz ∼ 1.0kHz トランスポーズする対象を選びます。
Freq の帯域のレベルが変わり
ます。 曲と鍵盤のキーを同時に変えるだけでなく、曲のキーだけを
Low Mid 中低音域のレベルを調整 変えたり、鍵盤のキーだけを変えることができます。
-12dB ∼ +12dB
Gain します。 →「鍵盤や再生する曲の調を変える(トランスポーズ)」
中低音域の周波数ポイン (52 ページ)
Low Mid ト。この周波数を中心と
16Hz ∼ 16.0kHz
Freq する所定帯域のレベルが
変わります。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。
中低音域の帯域幅を変え
Low Mid 0.5、1.0、2.0、 ます。数値が大きくなる
Q 4.0、8.0 と、コントロールできる 2. [Transpose](トランスポーズ)ボタンを
帯域が狭くなります。
押します。
High Mid 中高音域のレベルを調整 Keyboard 画面が開きます。
-12dB ∼ +12dB
Gain します。
中高音域の周波数ポイン
High Mid ト。この周波数を中心と
16Hz ∼ 16.0kHz
Freq する所定帯域のレベルが
変わります。
中高音域の帯域幅を変え
High Mid 0.5、1.0、2.0、 ます。数値が大きくなる
Q 4.0、8.0 と、コントロールできる
帯域が狭くなります。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
High 高音域のレベルを調整し
-12dB ∼ +12dB ながら[−] [+]ボタンを押して、
Gain ます。
「Transpose」を選びます。
高音域の周波数ポイント。
High 1.25kHz ∼ おおむねこの周波数以上
Freq 16.0kHz の帯域のレベルが変わり 4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
ます。 す。
Gain の数値を上げると、音がひずむ場合がありま
す。 設定値 対象
124
FP-7-j.book 125 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
鍵盤のタッチ感を変える 鍵盤のタッチ感を微調節する
(キー・タッチ) 鍵盤のタッチ感を細かく調節することができます。
押します。 2. [Transpose](トランスポーズ)ボタンを
Keyboard 画面が開きます。
押します。
Keyboard 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、「Key 3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
Touch」を選びます。
ながら[−] [+]ボタンを押して、「Key
Touch Offset」を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。 4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。
設定値 説明
鍵盤を弾く強さに関係なく、一定の音量で 設定値
Off
音を鳴らします。
-10 ∼ 0 ∼ 9
Super もっとも軽い鍵盤タッチになります。
Light
標準より弱いタッチでフォルティシモ(ff)
が出せるので、鍵盤が軽くなったように感
Light
じられます。力の弱いお子様でも、演奏し
やすい設定です。
もっとも自然なタッチで弾けます。アコー
Midium
スティック・ピアノに一番近いタッチです。
標準より強いタッチで弾かないとフォル
ティシモ(ff)が出せなくなるので、鍵盤
Heavy タッチが重くなったように感じられます。
ダイナミックに弾くとき、さらに感情が込
められます。
Super もっとも鍵盤タッチが重くなります。
Heavy
鍵盤のタッチ感を「Off」に設定したときの、音の
強さを設定することができます。
「キー・タッチが「Off」のときのベロシティーを
変える」(126 ページ)をご覧ください。
125
FP-7-j.book 126 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
キー・タッチが「Off」のときのベロ ロワー音色の音の高さをオクターブ
シティーを変える 単位で変える(オクターブ・シフト)
鍵盤のタッチ感を「Off」(固定)にしたときの、音の強さを デュアル演奏(41 ページ)やスプリット演奏(43 ページ)
設定します。 のときのロワー音色の音の高さを、オクターブ単位で変える
鍵盤のタッチ感を「Off」(固定)にすると、鍵盤を弾く強さ ことができます。
に関係なく一定の音量で音が鳴ります。このときの音の大き 音の高さをオクターブ単位で変えることを「オクターブ・シ
さを調節します。 フト」といいます。
たとえば、スプリット演奏時、ロワー音色の音の高さを上げ
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 て、アッパー音色と同じ音の高さにすることができます。
します。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
2. [Transpose](トランスポーズ)ボタンを します。
押します。
Keyboard 画面が開きます。
2. [Transpose](トランスポーズ)ボタンを
押します。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し Keyboard 画面が開きます。
ながら[−] [+]ボタンを押して、「Fix
Velocity」を選びます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「Lower Octave Shift」を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。
4. [−][+]ボタンを押して、音の高さを選び
設定値 ます。
1 ∼ 127 音の高さは、2 オクターブ低い音から 2 オクターブ高
い音まで変えられます。
[−]ボタンを 1 回押すごとに 1 オクターブずつ音が
低くなり、
[+]ボタンを 1 回押すごとに 1 オクター
ブずつ音が高くなります。
もとの音の高さに戻したいときは、
[−][+]ボタン
を同時に押します。
設定値
-2 ∼ 0 ∼ +2
126
FP-7-j.book 127 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
オーディオ・キーに関する オーディオ・ファイルの設定を変え
設定 る
鍵盤ごとに鳴るオーディオ・ファイルを変更したり、繰り返
オーディオ・ファイルのセットを選 し鳴らす設定にするなど、オーディオ・ファイルの設定を変
更することができます。
ぶ
USB メモリー(別売)に保存されているオーディオ・ファ 1. [Function](ファンクション)ボタンを押
イルのセットの中から、FP-7 のオーディオ・キー機能を します。
使って鍵盤で鳴らしたいオーディオ・ファイル・セットを選
びます。 2. [Audio Key]
(オーディオ・キー)ボタン
を押します。
付属の「Audio Key Utility」をパソコンにインストールし
Audio Key 画面が開きます。
て、FP-7 のオーディオ・キー機能を使って再生できるオー
ディオ・ファイルのセットを簡単に準備することができま
す。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。
2. [Audio Key]
(オーディオ・キー)ボタン
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
を押します。 ながら[−] [+]ボタンを押して、
Audio Key 画面が開きます。
「Assign」を選びます。
Audio Key Assign 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−][+]ボタンを押して、「Set 4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
Name」を選びます。 ます。
以下のような画面が開きます。
4. [−][+]ボタンを押して、オーディオ・
キー機能を使って鳴らしたいオーディオ・
ファイル・セットを選びます。
USB メモリーにオーディオ・ファイル・セットが保
存されていない場合は、FP-7 にあらかじめ入ってい
るオーディオ・ファイル・セットの名前が表示されま
す。 5. 設定を変更したい鍵盤を弾きます。
127
FP-7-j.book 128 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
6. [−][+]ボタンを押して、指定した鍵盤で 9. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
鳴らすオーディオ・ファイルを選びます。 て、設定を終了します。
以下のような画面が表示されます。
[−]
[+]ボタンを同時に押すと、その鍵盤に割
り当てられていたオーディオ・ファイルが解除さ
れます。 変更した設定に書き換えるときは[Display]
(ディス
プレイ)ボタンを押しながら[+]ボタンを押して
オーディオ・ファイルが割り当てられていない鍵
「OK」を選び、[Rec](録音)ボタンを押します。
は、鍵盤の絵には再生モードの表示が出ません。
また、オーディオ・ファイル名の欄に「No 変更した設定に書き換えないときは、 [Display]
Assign」と表示されます。 (ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]ボタンを押
して「Cancel」を選び、
[Rec](録音)ボタンを押し
7. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し ます。
ながら[+]ボタンを押して、再生のしかた
を示す表示を選びます。
オーディオ・ファイルの設定を変えたあとに、変更し
た設定に書き換えていない場合、Audio Key Assign
画面を表示しようとすると、以下の画面が表示されま
す。
8. [−][+]ボタンを押して、再生のしかた
(再生モード)を選びます。
設定を変更する前のオーディオ・ファイルを選ぶとき
は[Display]
(ディスプレイ)ボタンを押しながら
[+]ボタンを押して「OK」を選び、[Rec](録音)
ボタンを押します。
変更した設定を呼び出すときは、 [Display](ディス
プレイ)ボタンを押しながら[−]ボタンを押して
表示 説明 「Cancel」を選び、[Rec]
(録音)ボタンを押します。
Oneshot ワンショット・ナウ
Now 鍵盤を弾くと同時に、オーディオ・ファイ
(O) ルが 1 回だけ再生されます。
ワンショット・ウェイト
Oneshot 鍵盤を弾くと、現在鳴っているオーディ
Wait オ・ファイルが鳴り終わってから、オー
(O-W) ディオ・ファイルが 1 回だけ再生されま
す。
ループ・ナウ
Loop Now
(L) 鍵盤を弾くと同時に、オーディオ・ファイ
ルが繰り返し再生されます。
ループ・ウェイト
Loop Wait 鍵盤を弾くと、現在鳴っているオーディ
(L-W) オ・ファイルが鳴り終わってから、オー
ディオ・ファイルが繰り返し再生されます。
128
FP-7-j.book 129 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
セッション・パートナーに コード進行パターンを選ぶ
関する設定 セッション・パートナーを鳴らしたときの、現在選ばれてい
るリズムのコード進行パターンを選ぶことができます。
イントロ、エンディングのオン/オ
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
フを設定する
します。
セッション・パートナーのイントロやエンディングのオン/
オフを設定します。 2. [Session Partner](セッション・パー
この設定が「オフ(Off)」のときは、
[Session Partner] トナー)ボタンを押します。
(セッション・パートナー)ボタンを押してもイントロやエ Session Partner 画面が開きます。
ンディングは鳴りません。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 ながら[−] [+]ボタンを押して、
します。 「Chord Prog.」を選びます。
2. [Session Partner](セッション・パー
トナー)ボタンを押します。
Session Partner 画面が開きます。
4. [−][+]ボタンを押して、コード進行パ
ターンを選びます。
設定値
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し User Chord、1 ∼ 56
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「Intro/Ending」を選びます。
「User Chord」は、自分で録音したコード進行パ
ターンです。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま 「User Chord」は自分で作ったコード進行パター
す。 ンがあるときのみ表示されます(76 ページ)。
設定値 解説
[Session Partner](セッション・
On パートナー)ボタンを押すと、イント
ロやエンディングが鳴ります。
[Session Partner](セッション・
Off パートナー)ボタンを押しても、イン
トロやエンディングは鳴りません。
129
FP-7-j.book 130 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
コード進行のルート音を指定する コード進行パターンを固定する
セッション・パートナーで現在選ばれているコード進行の、 セッション・パートナーは、リズムごとにそのリズムに合っ
はじめのコードのルート音を指定します。 たコード進行パターンの情報を持っています。
ここでは、セッション・パートナーのリズムを変えたとき、
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 リズムに合ったコード進行に自動的に切り替えるかどうかを
設定します。
します。
4. [−][+]ボタンを押して、ルート音を変更
します。
設定値 4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。
C、C 、D、E 、E、F、F 、G、A 、A、B 、B
設定値 解説
リズムを変えたとき、選ばれているリ
On ズムに最適なコード進行パターンに変
わります。
リズムを変えても、コード進行パター
Off
ンは変わりません。
130
FP-7-j.book 131 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
6. [−][+]ボタンを押して、指定したパート
曲の再生に関する設定 を消音させます。
消音(ミュート)されるパートは「M」と表示されま
特定のパートを鳴らないようにする す。
(パート・ミュート)
曲の再生中に特定パートの音を鳴らさないようにすることが
できます。また、特定のパートのみ音が鳴るように設定する
こともできます。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 [−][+]ボタンを押して「S」と表示させると、そ
のパートのみ再生(ソロ演奏)されるようになります。
します。
2. Track[1]ボタンを押します。
Song File 画面が表示されます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、「Part
Mute」を選びます。
市販の SMF ミュージックデータの多くは、16 のチャ
ンネル(パート)で構成されています。
チャンネル 1 にストリングス、チャンネル 2 はベース、
チャンネル 10 にドラムというように、それぞれのチャ
ンネルに演奏が録音され、16 チャンネル分の演奏を重
ねて 1 つの曲データに仕上げられています。
fig.MelodyChannel.eps
チャンネル 1 ストリングス
ます。 : :
: :
チャンネル 16 ギター
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−]
[+]ボタンを押して、消音す
るパートを選びます。
131
FP-7-j.book 132 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「Track Assign」を選びます。
4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ます。
確認メッセージが表示されます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を切り替え
ます。
設定値 解説
曲データによって、自動でトラックに [Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
Auto [+]ボタンを押して「Cancel」を選び、[Rec]
(録
割り当てるパートを設定します。
音)ボタンを押すと、初期化せずに元の画面に戻りま
パート 1 を Track[2]ボタン、パー
す。
2/1 Part ト 2 を Track[1]ボタン、それ以外
を Track[R]ボタンに割り当てます。
パート 4 を Track[2]ボタン、パー
3/4 Part ト 3 を Track[1]ボタン、それ以外
を Track[R]ボタンに割り当てます。
132
FP-7-j.book 133 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し 4. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−]
[+]ボタンを押して、「OK」 ます。
を選びます。 確認メッセージが表示されます。
[Display](ディスプレイ)ボタンを押しながら[−]
6. [Rec](録音)ボタンを押します。 [+]ボタンを押して「Cancel」を選び、[Rec]
(録
音)ボタンを押すと、初期化せずに元の画面に戻りま
初期化が始まります。
す。
本体メモリーの内容がすべて消去されます。
※ 画面に「Executing...」と表示されている間は、決 5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
して電源を切らないでください。FP-7 の本体メモ
ながら[−]
[+]ボタンを押して、「OK」
リーが破壊され、使用できなくなります。
を選びます。
この操作をしても、本体メモリーの内容以外の設
定は初期化されません。本体メモリーの内容以外
の設定をお買い上げ時の設定に戻すときは、ファ
クトリー・リセット(135 ページ)や、USB メ
モリーの初期化(133 ページ)を行ってくださ
い。
6. [Rec](録音)ボタンを押します。
初期化が始まります。
USB メモリーの内容がすべて消去されます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、
「External Memory」を選びます。
133
FP-7-j.book 134 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
メトロノームに関する設定 メトロノームの拍の刻みかたを変え
る
メトロノームの拍子を変える メトロノーム音の 1 拍をさらに細かく刻んで鳴らすことが
できます。
メトロノームを鳴らすときの拍子を設定することができま
す。
自分の演奏を録音するときは、ここで設定した拍子で録音さ 1. [Function](ファンクション)ボタンを押
れます。 します。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 2. [Metronome](メトロノーム)ボタンを
します。 押します。
Metronome 画面が表示されます。
2. [Metronome](メトロノーム)ボタンを
押します。
Metronome 画面が表示されます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−][+]ボタンを押して、
「Type」を選びます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し 現在選んでいる拍の刻みかたが表示されます。
ながら[−][+]ボタンを押して、
「Beat」を選びます。 4. [−][+]ボタンを押して、拍の刻みかたを
現在選んでいる拍子が表示されます。 選びます。
4. [−][+]ボタンを押して拍子を選びます。 表示 解説 表示 解説
付点 8 分音符の
リズムや内蔵曲を選ぶと、メトロノームの拍子も
間隔
変わります。
メトロノームの拍子を、曲やリズムの演奏中に変
えることはできません。
134
FP-7-j.book 135 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
その他の設定 ボタンが効かないようにする
(パネル・ロック)
お買い上げ時の状態に戻す パネル・ロックを設定すると、ボタンを押してもボタンが効
(ファクトリー・リセット) かなくなります。お子様などが不注意でボタンを押したりし
ても、誤って設定を変えてしまうことがありません。
FP-7 の変更した設定を、お買い上げ時の状態に戻すことが
できます。この機能を「ファクトリー・リセット」といいま
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
す。
「ファクトリー・リセット」を行うと、それまで記
しながら、
[Equalizer](イコライザー)
憶していた設定はすべて消え、お買い上げ時の設 ボタンを押します。
定になります。 以下のように、画面に鍵のマークが表示されます。
この操作をしても、本体メモリーの内容はお買い
上げ時の設定に戻りません。詳しくは、「本体メモ
リーを初期化する」(132 ページ)をご覧くださ
い。
1. [Volume](音量)つまみで音量を最小に
してから、
[Power](電源)スイッチを押
パネル・ロックを解除する
して電源を切ります。
2. [Function](ファンクション)ボタンを押 1. [Function](ファンクション)ボタンを押
しながら、
[Power](電源)スイッチを押 しながら、
[Equalizer](イコライザー)
して電源を入れます。 ボタンを押します。
以下のように表示されるまで、
[Function]
(ファンク 画面に表示されていた鍵のマークが消えます。
ション)ボタンを押し続けてください。
fig.d-PanelLock.eps
Tone(音色)ボタンを押して音色を選んでからパ
ファクトリー・リセットが完了すると、音色画面が表 ネル・ロックを設定すると、設定した音色で演奏
示されます。 することができます。パネル・ロックを設定して
いるときは音色を変更することができません。
135
FP-7-j.book 136 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
いろいろな設定をする
1. [Sound Control](サウンド・コントロー
ル)ボタンを押しながら、
[Equalizer]
(イコライザー)ボタンを押します。
映像制御モードになります。
画面に「V-LINK」のマークが表示されます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変更しま
す。
設定値
Mode1、Mode2
一番左側の鍵から 12 番目までの鍵を使って、映像を
コントロールすることができます。 5. 電源を入れ直します。
A0–A 1 ( 下 か ら 1 2 鍵 )
V-LINK がオンになっているときは、一番左側から
12 番目までの鍵を弾いても音は出ません。
136
FP-7-j.book 137 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
外部機器との接続
オーディオ機器と接続する .....................................................................138
外部スピーカーから音を出す........................................................................................................ 138
CD や MD の音を FP-7 のスピーカーから鳴らす ..................................................................... 139
USB メモリー(別売)を接続する........................................................142
パソコンと接続する .................................................................................143
USB(MIDI)端子を使ってパソコンと接続する....................................................................... 143
CD ドライブ(別売)を接続する ..........................................................144
接続の手順....................................................................................................................................... 144
CD の曲を再生する ........................................................................................................................ 145
音楽 CD の曲に合わせて演奏する(センター・キャンセル).................................................... 146
ミュージックデータのメロディーを確認しながら演奏する...................................................... 146
137
FP-7-j.book 138 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
オーディオ機器と接続する
オーディオ機器を接続すると、FP-7 の音をオーディオ機器のスピーカーで鳴らしたり、
オーディオ機器の音を FP-7 のスピーカーで鳴らすことができます。
接続には PCS-100PW(別売)などの標準プラグのオーディオ・ケーブルを使用してくだ
さい。
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器
の音量を絞った状態で電源を切ってください。
接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。FP-7 との接続には、抵抗入りのケーブルを
使用しないでください。音が極端に小さくなったり、まったく聞こえなくなる場合がありま
す。ケーブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカーにお問い合わせください。
外部スピーカーから音を出す
コンサートのときなど、より広い場所で FP-7 を演奏する場合は、アンプ内蔵のスピーカー
を接続して音を鳴らすことができます。
以下のように接続します。
fig.cnct-speaker1.eps
Output Speaker
(アウトプット)端子 (スピーカー)スイッチ
アンプ内蔵スピーカーなど
Input (Line In)端子
• 外部スピーカーをつないだ場合も、本体(FP-7)のスピーカーから音は出ます。
音を出さないようにするには、Speaker(スピーカー)スイッチを「Off」に切り替えてください。
外部スピーカーの音だけを鳴らすことができます。
• FP-7 にヘッドホンを接続すると、ヘッドホンで聴くときに最適な音になるように設計されていま
す。そのため、ヘッドホンを接続したときと接続しないときでは、FP-7 に接続したスピーカーから
聞こえる音が変わります。
※ ヘッドホンを接続しているときは、Speaker(スピーカー)スイッチが「On」の位置になって
いても、FP-7 のスピーカーから音は出ません。
※ FP-7 と外部スピーカーなどの外部機器をモノラル接続すると、ステレオ接続したときと聞こえ
かたが変わることがあります。
138
FP-7-j.book 139 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
オーディオ機器と接続する
Input
(インプット)端子
MDプレーヤーなど
Output(Line Out)端子
また、携帯オーディオ・プレーヤーを接続して、FP-7 のスピーカーから音を鳴らすこともできます。
携帯オーディオプレーヤーを接続するときは、FP-7 の Mix In 端子に接続します。
Mix In
(ミックス・イン)端子
携帯オーディオ・プレーヤーなど
Output(Line Out)端子
139
FP-7-j.book 140 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
FP-7 の演奏を外部機器に録音する
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器
の音量を絞った状態で電源を切ってください。
Output
(アウトプット)端子
Roland CD-2など
LINE IN(ラインイン)端子
Output
(アウトプット)端子
MDレコーダーなど
Input(Line In)端子
140
FP-7-j.book 141 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
FP-7 の演奏を外部機器に録音する
パソコンを使って CD を作成する
CD 書き込みが可能なドライブがついたパソコン、さらに Windows なら「Windows
Media Player」
、MacOS なら「iTunes」などがあれば、パソコンで FP-7 の演奏を録音し
た CD を作成することができます。
いずれも最近のパソコンには標準装備されていることが多いですが、バージョンによっては
CD を作成できないものもあります。詳しくは各ソフトの説明書やヘルプをご参照ください。
fig.cnct-rec4.eps
LINE IN
FP-7 Output (ラインイン)端子
(アウトプット) R-09 パソコン
端子
R-09内の音声ファ パソコンのソフト
イル(.WAV)を 「Windows
USB接続でパソコ Media Player」や
ンに転送します。 「iTunes」でCD
に書き込みます。
141
FP-7-j.book 142 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
USB メモリー(別売)を接続する
USB メモリーを使えば、FP-7 で以下のようなことができます。
できること ページ
録音した曲を保存する
自分で録音した演奏をバックアップ用として、USB メモリーに保存しておく 105 ページ
ことができます。
レジストレーション・セットを保存する
[Registration]
(レジストレーション)ボタンに保存された 28 個のレジス 83 ページ
トレーションをまとめてレジストレーション・セットとして USB メモリーに
保存することができます。
USB メモリーに保存したレジストレーション・セットを、FP-7 を 85 ページ
[Registration]
(レジストレーション)ボタンに読み込んで使うこともでき
ます。
USB メモリーに入っている曲を再生する
USB メモリーに保存されている SMF ミュージックデータなどの曲を聴くこ 33 ページ
とができます。
USB メモリーに入っているオーディオ・ファイルを再生する
USB メモリーに保存されているオーディオ・ファイルを再生することができ 34 ページ
ます。オーディオ・ファイルを再生しながら鍵盤演奏を楽しめます。
USB メモリーに入っているオーディオ・ファイルを使ってオーディオ・キー
機能を使う
自分で準備したオーディオ・ファイル・セットを使って、オーディオ・キー 59 ページ
機能を楽しむことができます。人の声や短いフレーズを鳴らすと、演奏にラ
イブ感をつけることができます。
142
FP-7-j.book 143 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
パソコンと接続する
USB(MIDI)端子を使って ご注意
パソコンと接続する • 他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーな
どの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を
市販の USB ケーブルを使用して、FP-7 の背面にある 絞った状態で電源を切ってください。
USB(MIDI)端子とお使いのパソコンの USB 端子を接続 • USB を使って送受信できるのは、MIDI データのみ
すると、以下のようなことができます。
です。
• MIDI に対応したソフトウェアで再生した SMF ミュー
• USB ケーブルは付属していません。ご購入の際に
ジックデータを FP-7 で鳴らすことができます。
は、FP-7 をお求めになった販売店にお問い合わせ
• シーケンサー・ソフトウェアとの間で MIDI 情報をやり ください。
とりして、より高度な音楽制作、編集などを行うことが
• FP-7 の電源を入れてから、パソコンの MIDI アプリ
できます。
ケーションを起動してください。また、MIDI アプ
リケーションを起動した状態で、FP-7 の電源のオ
以下のように接続してください。 ン/オフはしないでください。
fig.cnct-usb2.eps
USB ドライバの設定をする
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
USBケーブル
USB端子
します。
パソコン 2. [Reverb](リバーブ)ボタンを押します。
※ 動作条件については、ローランドのホームページを
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ご覧ください。
ローランドのホームページ ながら[−] [+]ボタンを押して、「USB
http://www.roland.co.jp/ Driver」を選びます。
「製品情報」からたどることができます。
パソコンとうまく接続できないときは ...
FP-7 とパソコンを接続する場合、通常はドライバをインス
トールする必要はありませんが、何かしらの不具合が発生し
た場合、もしくはパフォーマンスが悪い場合など、オリジナ
ルのドライバを使用すると改善される場合があります。 4. [−][+]ボタンを押して、ドライバを設定
オリジナルのドライバのダウンロードおよびインストール手 します。
順について詳しくは、ローランドのホームページをご覧くだ
さい。
ローランドのホームページ 設定値 説明
http://www.roland.co.jp/CS/ パソコンに標準添付の USB ドライバ
Generic をお使いのときに選びます。
まず、使用する USB ドライバの設定をした後、ドライバを 通常はこのモードをお使いください。
インストールしてください。詳しくは「USB ドライバの設 ローランドのホームページからダウン
定をする」(143 ページ)をご覧ください。 Original ロードした USB ドライバをお使いの
ときに選びます。
5. 電源を入れ直します。
143
FP-7-j.book 144 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
CD ドライブ(別売)を接続する
USB に対応した市販の CD ドライブを接続すれば、市販の
音楽 CD や、SMF ミュージックデータが保存されている
CD-ROM の曲を FP-7 で再生することができます。
接続の手順
FP-7 には、市販の音楽 CD のボーカル部分の音を小さくし
て、自分で演奏したり(センター・キャンセル機能)、SMF
1. FP-7と接続するCD ドライブの電源を切ります。
ミュージック・データのメロディー部分を消音して、自分で
演奏したり(メロディー小音量機能)できるので、FP-7 を 2. CD ドライブに付属する USB ケーブルで、
使ってより多彩な演奏ができるようになります。 FP-7 の外部メモリー端子と CD ドライブ
の USB 端子を接続します。
fig.cnct-cdrom2.eps
CD 使用時の注意
• 音楽トラックが追記された CD-R/RW や、音楽トラック 外部メモリー
端子
とデータが混在する CD(CD エクストラ)は、再生でき
ません。
• 市販音楽 CD の再生は、正式な CD 規格のロゴマーク
「COMPACT disc DIGITAL AUDIO」が印刷されている
もののみ対応しています。
• 著作権保護技術付き音楽ディスク等、CD 規格外ディスク
に対しましては、動作および音質の保証はできません。
USBケーブル
著作権保護技術付き音楽ディスクに関する詳細について
は、ディスクの発売元にお問い合わせください。 USB端子
または
• CD に曲を保存したり、CD の曲を削除することはできま ミニUSB端子
せん。CD をフォーマットすることもできません。 CDドライブ
(別売)
• CD ドライブの電源の入れかた/切りかた、CD の入れかた
/取り出しかた、使用できる推奨メディアについては、お
使いになる CD ドライブの取扱説明書をご覧ください。
3. FP-7 の電源を入れます。
• 「USB バスパワー」には対応していません。
4. 接続した CD ドライブの電源を入れます。
• CD ドライブの動作確認情報を、ローランド・ホームペー
ジ(www.roland.co.jp)に記載しています。
5. 音楽CD または SMF ミュージックデータが保
存されている CD-ROM を CD ドライブに入
れます。
SMF ミュージックデータや音楽 CD の曲、オーディ
オ・ファイルを再生してみましょう。
CD が取り出せなくなったときは
以下の操作を行ってください。
それでも取り出せないときは、CD ドライブの 電源の切りかた
取扱説明書をお読みください。
1. すべての機器の電源を切ります。 曲を再生しているときは、電源を切る前に曲を止めて
2. FP-7 の電源を切ります。 おきます。
3. CD ドライブの電源を入れます。
4. 電源を入れてしばらくたってから、イジェクト・
1. CD ドライブから CD を取り出します。
ボタンを確実に押します。 ※ CD ドライブのイジェクト・ボタンは確実に押して
ください。
※ CD が出てくるまでに時間がかかることがあります。
2. FP-7 の音量を最小にして、電源を切ります
(19 ページ)。
3. CD ドライブの電源を切ります。
※ CD ドライブのケーブルを抜くときは、すべての電
源を切った状態で行ってください。
144
FP-7-j.book 145 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
CD ドライブ(別売)を接続する
CD の曲を再生する
CD の曲を再生する
市販の音楽 CD や、SMF ミュージックデータが保存されて 4. [Play](再生)ボタンを押します。
いる CD-ROM、VIMA 用 CD-ROM(VIMA TUNES)を再 選ばれている曲が再生されます。
生することができます。
曲選択画面を表示しながら曲を再生しているときに、
[−]ボタンを押し続けると曲が巻戻しされます。ま
た、曲の再生中に[+]ボタンを押し続けると曲が早
CD の曲を選ぶ
送りされます。
曲を止める
3. [−][+]ボタンを押して、曲を選びます。
CD の曲が選ばれているときは、画面に「CD」または
1. もう一度[Play](再生)ボタンを押しま
「Music CD」と表示されます。 す。
fig.cnct-cdrom4.eps
2. CD を取り出します。
145
FP-7-j.book 146 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
CD ドライブ(別売)を接続する
音楽 CD の曲に合わせて演奏 ミュージックデータのメロ
する(センター・キャンセル) ディーを確認しながら演奏する
市販の音楽 CD の曲やオーディオ・ファイルのボーカル部分 SMF ミュージックデータのメロディー部分をミュート(消
の音を小さくして、自分で演奏することができます。好きな 音)したり、小さい音量で再生することができます。
音楽 CD を使って演奏するのに便利です。 メロディーを覚えるまでは、メロディーを小さい音で鳴ら
し、覚えたら完全にミュートした状態で演奏してみるなど、
1. CD ドライブに再生したい音楽 CD を入れ ステップアップさせながら練習をすることができます。
て、演奏したい曲を選びます(145 ペー
ジ)
。
1. SMF ミュージックデータの入った CD -
Track[2]ボタンが点灯します。 ROM を CD ドライブに入れ、演奏したい
曲を選びます(145 ページ) 。
2. [Play](再生)ボタンを押して、曲を再生 トラック・ボタンが点灯します。
します。
2. [Play](再生)ボタンを押して、曲を再生
3. Track[2]ボタンを押して、ボタンを消 します。
灯させます。
メロディーやボーカルの声などの音が小さくなります。
3. トラック・ボタンを押して、ボタンを消灯さ
曲を聴きながら演奏してみましょう。 せます。
トラック・ボタンに割り当てられた音がミュート(消
※ 曲によっては、ボーカルの音が完全に消えないこと
音)されます。その他のトラックの音を伴奏にしなが
があります。
ら、練習してみましょう。
4. Track[2]ボタンを押して、再度ボタン
4. トラック・ボタンを押しながら[−][+]
を点灯させます。
ボタンを押して、トラック・ミュートにした
メロディーやボーカルの音量が元に戻ります。
ときの音量を調節します。
5. [Play](再生)ボタンを押して、曲の再生 トラック・ボタンを押し続けている間、トラック・
ミュートしたときの音量が表示されます。
を止めます。
トラック・ミュートしたときの音量は、
「0 ∼ 80」の
範囲で設定することができます。
曲を聴きながらメロディー部分を演奏してみましょう。
メロディー部分の演奏が小さい音で聞こえるので、そ
の音をガイドにしながら演奏します。
5. トラック・ボタンを押して、再度ボタンを点
灯させます。
音量が元に戻ります。
6. [Play](再生)ボタンを押して、曲の再生
を止めます。
146
FP-7-j.book 147 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
MIDI 機器と接続する
FP-7 には、外部機器と演奏情報をやりとりするために、
MIDI 端子が装備されています。これらの端子を使って外部
機器と接続することで、さらに多彩な使いかたができるよう
接続の手順
になります。 921
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカー
などの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量
MIDI とは? を絞った状態で電源を切ってください。
「MIDI」とは「Musical Instrument Digital Interface」の MIDI ケーブルは付属していません。ご購入の際
略で、電子楽器やパソコンの間で演奏情報のやりとりをする は、本機をお求めになった販売店にお問い合わせ
ために作られた、統一規格です。 ください。
FP-7 は、GM2 に適合した音源を搭載しています。
1. FP-7と接続する機器の音量を最小にします。
GM
2. FP-7 と、接続する機器の電源を切ります。
GM(General MIDI)とは、音源の MIDI 機能の仕様を、
メーカーを越えて標準化することを目的とした推奨規定で
す。GM に合致した音源やミュージックデータには GM 3. お互いの MIDI 端子を、MIDI ケーブル(別
マークがついており、GM マークのついたミュージックデー 売)で接続します。
タは、GM マークつきの音源であればどれでもほぼ同じ演奏
表現ができます。 4. FP-7 と、接続した機器の電源を入れます。
5. FP-7 と、接続した機器の音量を調節します。
GM2
GM2 は、より高度な演奏表現と互換性を実現させるために
6. 必要に応じて、MIDI の設定をします。
決められた、GM の上位互換の推奨規定です。従来の GM MIDI の送信チャンネルの設定 (148 ページ)やロー
で規定されていなかった音色のエディットやエフェクトなど カル・オン/オフの設定(149 ページ)などの設定を
の動作仕様が細かく規定され、音色も拡張されています。 してください。
GM2 に対応する音源は、GM、GM2 のどちらのマークの
ついたミュージックデータも正しく再生できます。
なお、GM2 の追加規定を含まない従来の GM を「GM1」
と呼んで、両者を区別することがあります。
接続端子
fig.cnct-midi1.eps
MIDI Out 端子
鍵盤を弾くなどの演奏情報を送ります。
外部 MIDI 機器の MIDI IN 端子に接続します。
MIDI In 端子
外部の MIDI 機器から送られてくる情報を受けとります。
外部 MIDI 機器の MIDI OUT 端子に接続します。
147
FP-7-j.book 148 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
MIDI 機器と接続する
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。
MIDI OUT
(ミディ・アウト)
端子
2. [Sound Control](サウンド・コントロー
ル)ボタンを押します。
MIDIケーブル
MIDI 画面が開きます。
MIDI In
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
(ミディ・イン) ながら[−] [+]ボタンを押して、
MIDI 端子
THRU OUT IN
「Upper Tx Ch」または「Lower Tx Ch」
MIDI音源機器
を選びます。
設定値 説明
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変えま
す。
設定値(チャンネル)
Off、1 ∼ 16
「Off」に設定すると、MIDI 情報は送信されませ
ん。
MIDI 機器との接続のしかたについては、「接続の
手順」(147 ページ)をご覧ください。
148
FP-7-j.book 149 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
MIDI 機器と接続する
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
シーケンサーと接続したときの音源 します。
の 2 度鳴りを防ぐ
(ローカル・コントロール) 2. [Sound Control](サウンド・コントロー
ル)ボタンを押します。
MIDI シーケンサーを接続したときには、この項目で、ロー MIDI 画面が開きます。
カル・オフに設定します。
通常のシーケンサーはスルー機能がオンに設定されているた 3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
め、図のように、鍵盤を弾いた情報やレコーダーで再生され
る音が(1)と(2)の 2 種類のルートで音源部に渡され、 ながら[−] [+]ボタンを押して、
「Local
音が重なって聴こえたり、途切れたりします。これを防ぐた Control」を選びます。
めに(1)のルートを切り離すことを、 「ローカル・オフ」
といいます。
fig.LocalCntr.j
(1) ローカル・オン
シーケンサー
MIDI MIDI
IN OUT
音源
メモリー
MIDI
OUT
MIDI
IN
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変えま
す。
(2)スルー機能オン
1回弾いて
設定値 説明
2回鳴る
ローカル・コントロールがオンになり
ます。
On
ローカル・オン: 鍵盤やレコーダーと内部の音源がつな
がっている状態です。
鍵盤やレコーダーと内部の音源がつながっている状態。
fig.LocalOn.j
ローカル・コントロールがオフになり
音が鳴る
ます。
Off 鍵盤やレコーダーと内部の音源が切り
音 源 離された状態です。鍵盤を弾いたり、
ローカル・オン 曲を再生しても音は鳴りません。
ローカル・オフ:
鍵盤やレコーダーと内部の音源がつながっていない状態。
鍵盤を弾いても音が鳴りません。
fig.LocalOff.j
音が鳴らない
音 源
ローカル・オフ
ローランド MT シリーズと接続したときは、ロー
カル・オフに設定する必要はありません。
MT は、電源を入れたときにローカル・オフの情報
を送信します。
FP-7 → MT シリーズの順に電源を入れると FP-7
は自動的にローカル・オフとなります。
149
FP-7-j.book 150 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
MIDI 機器と接続する
音色の切り替え情報を送る 録音した演奏を送信する
(プログラム・チェンジ送信スイッチ) (レコーダー MIDI アウト)
FP-7 で音色を切り替えたときに、FP-7 に接続している FP-7 で録音した演奏を外部 MIDI 機器やパソコンに送信し
MIDI 機器に音色切り替えの情報を送るかどうかを設定しま て、録音した演奏を保存することができます。
す。
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
1. [Function](ファンクション)ボタンを押 します。
します。
2. [Sound Control](サウンド・コントロー
2. [Sound Control](サウンド・コントロー ル)ボタンを押します。
ル)ボタンを押します。 MIDI 画面が開きます。
MIDI 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し ながら[−] [+]ボタンを押して、
ながら[−] [+]ボタンを押して、 「Recorder MIDI Out」を選びます。
「ProgramChangeTxSw」を選びます。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変えま
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変えま す。
す。
設定値 説明
設定値 説明 FP-7 で録音した演奏を再生すると、録
FP-7 で音色を切り替えた情報が、FP- 音した演奏が外部 MIDI 機器やパソコン
On 7 に接続した MIDI 機器に送信されま On に送信されます。
す。 FP-7 に接続した機器で演奏を録音する
ことができます。
FP-7 で音色を切り替えた情報は、FP-
Off 7 に接続した MIDI 機器に送信されませ FP-7 で録音した演奏を再生しても、録
ん。 Off 音した演奏は外部 MIDI 機器やパソコン
に送信されません。
オーディオ・ファイルを再生しても、外部 MIDI 機
器に演奏を送信することはできません。
150
FP-7-j.book 151 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
MIDI 機器と接続する
1. [Function](ファンクション)ボタンを押
します。
2. [Registration](レジストレーション)
ボタンを押します。
Registration 画面が開きます。
3. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−]
[+]ボタンを押して、設定す
る項目を選びます。
151
FP-7-j.book 152 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
MIDI 機器と接続する
項目 説明
送信するバンク・セレクト
Bank Select MSB
MSB を設定します。
送信するバンク・セレクト
Bank Select LSB
LSB を設定します。
送信するプログラム・チェンジ
Program Change 情報(プログラム・チェンジ・
ナンバー)を設定します。
4. [−][+]ボタンを押して、設定を変えま
す。
項目 設定値
5. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ます。
送信チャンネルを設定する
FP-7 でレジストレーションを切り替えたときに、外部
MIDI 機器に PC(プログラム・チェンジ)を送信するチャ
ンネルを設定します。
6. [Display](ディスプレイ)ボタンを押し
ながら[−] [+]ボタンを押して、「Tx
Channel」を選びます。
7. [−][+]ボタンを押して、設定を変えま
す。
設定値(チャンネル)
Off、1 ∼ 16
「Off」に設定すると、プログラム・チェンジは送
信されません。
8. レジストレーションに設定を保存します
(80 ページ)。
152
FP-7-j.book 153 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
故障かな?と思ったら
故障かな?と思ったときは、まずお読みください。
現象 原因/対策 ページ
パネル・ロックしていませんか?
ボタンがきかない [Function]
(ファンクション)ボタンを押しながら、[Equalizer]
(イコライ 135 ページ
ザー)ボタンを押して、パネル・ロックを解除してください。
画面に縦スジのようなものが見え 液晶画面の原理上発生するもので、故障ではありません。画面の明るさを変え
ー
る/画面の端の色が薄い ると、目立たなくすることができます。
ペダルが正しく接続されていますか?
21 ページ
ペダル端子にしっかり接続してください。
他社のペダルを使用していませんか?
ー
付属のペダルまたは別売の DP シリーズなどをお使いください。
ペダルが効かない、または効きっ
電源を入れたまま本体からペダル・コードを抜くと、ペダルの効果がかかった
ぱなしになる
ままになることがあります。 ー
ペダル・コードの抜き差しは、本体の電源を切ってから行ってください。
ソフト・ペダルまたはソステヌート・ペダルをレジストレーション切替スイッ
91 ページ
チに設定すると、ソフト・ペダルまたはソステヌート・ペダルとしてはお使い
118 ページ
いただけません。
外部機器から「ブーン」という音 外部機器の電源を複数のコンセントから取っていませんか?
ー
が鳴る 外部機器を接続する場合は、必ず同じコンセントから電源を取ってください。
抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、Input 端子に接続した機器の音量が小
Input 端子に接続した機器の音量
さくなることがあります。このときは、抵抗の入っていない接続ケーブル ー
が小さい
(ローランド:PCS シリーズなど)をご使用ください。
音が出ない
ヘッドホンを接続していませんか?
ヘッドホン端子にプラグが残っていませんか?
22 ページ
ヘッドホン端子にヘッドホンなどを接続しているときは、スピーカーから音が
出ません。
Speaker(スピーカー)スイッチがオフになっていませんか?
16 ページ
Speaker(スピーカー)スイッチがオンの位置にしてください。
ローカル・オフの設定になっていませんか?
ローカル・コントロールがオフに設定されていると、鍵盤を弾いても音は鳴り 149 ページ
ません。ローカル・コントロールをオンに設定してください。
ローカル・オフの設定になっていませんか?
ローカル・コントロールがオフに設定されていると、曲を再生しても音は鳴り 149 ページ
曲を再生しても音が出ない ません。ローカル・コントロールをオンに設定してください。
曲の音量が「0」になっていませんか? 28 ページ
153
FP-7-j.book 154 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
故障かな?と思ったら
現象 原因/対策 ページ
V-LINK がオンになっていませんか?
V-LINK がオンになっているときは、最低鍵の 12 鍵は映像をコントロールす 136 ページ
るため音が出ません。
鍵盤左側の音が出ない
Track[2]ボタンが消灯している状態でセッション・パートナーを鳴らして
73 ページ
いるときは、鍵盤左側の音は出ません。
音が正しく鳴らない
トランスポーズの設定をしていませんか ? 52 ページ
鍵盤や曲の音程、ピッチがずれて
マスター・チューニングの設定は適切ですか? 115 ページ
いる
調律法の設定は適切ですか? 116 ページ
デュアル演奏の状態になっていませんか? 41 ページ
音色[Strings/Pad][Guitar/Bass][Voice/GM2]ボタンは、
「おすすめ
音色」を選ぶボタンにもなります。
音色[Strings/Pad][Guitar/
お買い上げ時の設定では、外部メモリー端子に市販の CD-ROM ドライブを接
Bass][Voice/GM2]ボタンを 120 ページ
続して VIMA 用 CD-ROM(VIMA TUNES)の曲を選ぶと、[Strings/Pad]
押しても、それとは違う音色が鳴
[Guitar/Bass]
[Voice/GM2]ボタンには曲に合った音色が自動的に割り
る
当てられ、それらのボタンを押すとおすすめ音色を選ぶことができます。
「おすすめ音色」を割り当てないようにすることもできます。
デュアル演奏やスプリット演奏で、アッパー音色とロワー音色のエフェクトが
エフェクトが効かない 異なるとき、優先的にエフェクト(効果)がかかるパートを指定することがで 120 ページ
きます。
FP-7 のピアノ音は、アコースティック・ピアノ本来の奥行感や響きも忠実に
リバーブ効果をオフにしても残響
再現しているため、リバーブ効果をオフにしても残響音として聴こえることが ー
音がする
あります。
ヘッドホンで聴こえる場合:
きらびやかで粒立ちがはっきりしている一部のピアノ音色では、高調波成分が
多く含まれているため、金属的な響きが加わって聞こえることがあります。こ
れはピアノ本来の特徴を忠実に再現しているためで、故障ではありません。こ
の響きは、リバーブ効果を深くするとより耳につきやすくなりますので、リ
「キーン」という音がする ー
バーブ効果を浅くすることで減少する場合があります。
ヘッドホンで聴こえない場合:
別の原因(本体の共鳴など)が考えられます。お買い上げ店または最寄りの
サービス・ステーションにお問い合わせください。
154
FP-7-j.book 155 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
故障かな?と思ったら
現象 原因/対策 ページ
ヘッドホンで聴こえない場合:
大きな音で演奏するとスピーカーや FP-7 付近のものが共鳴することがありま
す。部屋の蛍光灯やガラス戸などが共鳴することもあります。特に低音鍵にな
るほど、音量が大きいほど起こりやすくなります。共鳴を抑えるには、次のこ
とにご注意ください。
・壁などから 10 ∼ 15cm 離してスピーカーを設置する。 ー
低音部の音がおかしい/ ・音量を控える。
ビリビリと共鳴する ・共鳴している器具などから遠ざける。
ヘッドホンで聴こえる場合:
別の原因が考えられます。お買い上げ店または最寄りのサービス・ステーショ
ンにお問い合わせください。
音量を最大にすると、演奏方法によっては音がひずむことがあります。
123 ページ
その場合は、音量を小さくしてください。
曲が正しく鳴らない
トラック・ミュートしていませんか ?
消えているトラック・ボタンの音は鳴りません。ボタンを押して点灯させてく 30 ページ
曲の中の、ある楽器の音だけが鳴 ださい。
らない
パート・ミュートしていませんか?
131 ページ
ミュートされているパートの音は鳴りません。
ミュージックデータの読み込み中は早送りや巻戻しができません。少しの間お
ー
待ちください。
巻戻し/早送りができない
FP-7 の記憶容量を超える演奏情報を持つデータを再生すると、再生以外の操
ー
作(早送りや巻戻しなど)ができないことがあります。
ミュージックデータの種類によっては、歌詞が正常に表示されない場合があり
歌詞表示がおかしい ー
ます。
USB メモリーの曲を鳴らしているときに演奏情報が多すぎると、テンポが不
曲のテンポが不安定になる ー
安定になることがあります。
ファイル内の曲名情報が空もしくはスペースのみの場合、曲名は表示されませ
ー
ん。
USB メモリーに保存されている
曲が再生できない
拡張子は「MID」ですか?
ー
拡張子が異なる場合、ソング・データとして扱うことができません。
録音ができない/再生できない
FP-7 の電源を切ると、録音した演奏は消えてしまいます。消えてしまった演
録音した演奏が消えてしまった 奏は復元できません。 105 ページ
電源を切る前に、録音した演奏を本体メモリーに保存してください。
155
FP-7-j.book 156 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
故障かな?と思ったら
現象 原因/対策 ページ
曲の途中でテンポが変わる内蔵曲を選んで録音したときは、その他のトラック
に録音した演奏も同じようにテンポが変わります。また、メトロノームのテン ー
録音した曲やメトロノームのテン ポも同じように変わります。
ポがおかしい
録音した曲を消さずに重ねて録音する場合、曲のテンポは最初に録音したテン
103 ページ
ポで記録されます。先に録音した曲を消去してから録音し直してください。
オーディオ・ファイルについて
オーディオ・ファイルは、FP-7 が対応しているファイル形式ですか?
再生できるオーディオ・ファイルの形式は、以下のとおりです。
オーディオ・ファイルが再生でき
・拡張子が「.WAV」 34 ページ
ない
・16 ビット・リニア
・サンプリング・レートが「44.1kHz」
オーディオ・キーについて
セッション・パートナーを使っていませんか?
セッション・パートナー機能を使っているときは、オーディオ・キー機能が使 ー
オーディオ・キー機能が使えない えません。
曲の再生中や録音中は、オーディオ・キー機能が使えません。 ー
FP-7 に入っているオーディオ・ファイルでオーディオ・キー機能を使ってい
るときは、変更したオーディオ・キーの設定を USB メモリーに保存すること ー
はできません。
設定した Audio Key の設定が
USB メモリーに保存されない USB メモリーに入っているオーディオ・ファイルを使っているとき
パソコンにインストールした Audio Key Utility(オーディオ・キー・ユー
ー
ティリティー)を使って作ったオーディオ・ファイルのセットのみ、変更した
オーディオ・キーの設定を USB メモリーに保存することができます。
156
FP-7-j.book 157 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
こんな表示が出たら
表示 意味
保存しようとしたミュージックデータは読み込み専用です。
Error:1
保存することはできません。
書き込み中にエラーが発生しました。外部メディアのプロテクト・ タブが「プロテクト(書き込み禁止)
」
Error:2
の位置になっていたり、外部メディアが初期化されていない可能性があります。
外部メディアが挿入されていません。
Error:10
外部メディアを挿入してから、もう一度操作してください。
保存先の空き容量が足りません。
Error:11 別の外部メディアを挿入するか、不要なデータ(曲データ、レジストレーション・セット)を削除して、も
う一度操作してください。
読み込み中にエラーが発生しました。外部メディアが破損している可能性があります。
Error:14
別の外部メディアを挿入して、もう一度操作してください。または、外部メディアを初期化してください。
曲の再生にデータの読み出しが間に合いません。
Error:16
数秒待ってから、もう一度[Play](再生)ボタンを押すと、曲を再生できることがあります。
対応していないオーディオ・フォーマットです。
Error:18
WAV 形式、44.1kHz、16 ビット・リニアのオーディオ・ファイルを使用してください。
MIDI ケーブルが抜けるなどのトラブルがありました。
Error:41
MIDI ケーブルを正しく接続してください。
MIDI 通信でエラーが発生しました。
Error:43
MIDI ケーブルや接続している MIDI 機器を確認してください。
システムに異常がある可能性があります。
Error:51 もう一度操作をやり直してください。何度か操作をやり直してもこの表示が出る場合は、サービス・ステー
ションにご連絡ください。
外部メモリー端子に過大な電流が流れました。
Error:65
外部メディアに異常がないか確認した後、電源を入れ直してください。
* 外部メディア:USB メモリーなど
エラー・メッセージを消すときは、[Display]
(ディスプレイ)ボタンを押します。
157
FP-7-j.book 158 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
音色一覧
Piano Strings/Pad Voice/GM2 042 Coupled Hps.
043 Harpsi.w
001 Grand Piano1 001 Rich Strings 001 Aerial Choir 044 Harpsi.o
002 Piano + Str. 002 OrchestraStr 002 Jazz Scat 045 Clav.
003 Grand Piano2 003 Velo Strings 003 Female Aahs 046 Pulse Clav.
004 Piano + Pad 004 DecayStrings *1 004 Angels Choir 047 Celesta
005 Grand Piano3 005 SynthStrings 005 Beauty Vox 048 Glockenspiel
006 MagicalPiano 006 Soft Pad 006 Male Aahs 049 Music Box
007 Rock Piano 007 Glass Pad 007 Harpvox 050 Vibraphone
008 Piano+Choir 008 Silky Way 008 Decay Choir *1 051 Vibraphone w
009 Honky-tonk 009 Lunar Strngs 009 Alto Sax 052 Marimba
010 Harpsichord 010 Dcy ChoirPad *1 010 Tenor Sax 053 Marimba w
011 Coupled Hps. 011 Orchestra 011 BrassSection 054 Xylophone
012 OrchestraBrs 012 Flute 055 TubularBells
013 Harp 013 ChamberWinds 056 Church Bell
E.Piano
057 Carillon
GM2 058 Santur
001 Vintage EP Guitar/Bass 014 STANDARD Set 059 Organ 1
002 Pop E.Piano
015 ROOM Set 060 TremoloOrgan
003 '60s E.Piano 001 Nylon-str.Gt
016 POWER Set 061 '60s Organ
004 FM E.Piano 002 Steel-str.Gt
017 ELEC.Set 062 Organ 2
005 '70s E.Piano 003 Clean Guitar
018 ANALOG Set 063 Perc.Organ 1
006 Stage Phaser 004 Jazz Guitar
019 JAZZ Set 064 Chorus Organ
007 E.Grand 005 Overdrive Gt
020 BRUSH Set 065 Perc.Organ 2
008 Clav. 006 AcousticBass
021 ORCH.Set 066 Rock Organ
009 Vibraphone 007 A.Bass+Cymbl
022 SFX Set 067 Church Org.1
010 Marimba 008 FingeredBass
011 Celesta 009 FretlessBass 068 Church Org.2
※ 014 ∼ 022 はドラム/ 069 Church Org.3
012 Mallet Isle 010 Slap Bass
SFX セットです。ドラム 070 Reed Organ
013 Morning Lite 011 Synth Bass
/ SFX セットの各音色
014 EP Belle 012 Thum Voice 071 Puff Organ
については、160 ∼
015 Ballad Bells 072 Accordion 1
162 ページをご覧くだ
073 Accordion 2
さい。
074 Harmonica
Organ 075 Bandoneon
023 Piano 1
076 Nylon-str.Gt
001 Combo Jz.Org 024 Piano 1w
077 Ukulele
002 Ballad Organ 025 Piano 1d
078 Nylon Gt o
003 Gospel Spin 026 Piano 2
079 Nylon Gt 2
004 Full Stops 027 Piano 2w
080 Steel-str.Gt
005 Mellow Bars 028 Piano 3
081 12-str.Gt
006 Light Organ 029 Piano 3w
082 Mandolin
007 Lower Organ 030 Honky-tonk
083 Steel+Body
008 Purple Spin 031 Honky-tonk w
084 Jazz Guitar
009 '60s Organ 032 E.Piano 1
085 Hawaiian Gt
010 ChurchOrgan1 033 Detuned EP 1
086 Clean Guitar
011 ChurchOrgan2 034 Vintage EP
087 Chorus Gt 1
012 Nason flt 8' 035 '60s E.Piano
088 Mid Tone Gt
013 Accordion 036 E.Piano 2
089 Muted Guitar
037 Detuned EP 2
090 Funk Guitar1
038 St.FM EP
091 Funk Guitar2
039 EP Legend
092 Chorus Gt 2
040 EP Phase
093 Overdrive Gt
041 Harpsichord
094 Guitar Pinch
158
FP-7-j.book 159 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
音色一覧
159
FP-7-j.book 160 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
音色一覧
※ -----:音が鳴りません。
※[EXC]
:同じ番号の音を同時に鳴らすことはできません。
160
FP-7-j.book 161 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
音色一覧
※ -----:音が鳴りません。
※[EXC]
:同じ番号の音を同時に鳴らすことはできません。
161
FP-7-j.book 162 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
音色一覧
SFX Set
27 -----
28 -----
-----
29
30 -----
31 -----
32 -----
33 -----
34 -----
35 -----
-----
C2 36
37 -----
38 -----
39 High Q
40 Slap
Scratch Push [EXC7]
41
42 Scratch Pull [EXC7]
43 Sticks
44 Square Click
45 Metronome Click
46 Metronome Bell
47 Guitar Fret Noise
Guitar Cutting Noise Up
C3 48
49 Guitar Cutting Noise Down
50 String Slap of Double Bass
51 Fl.Key Click
52 Laughing
Screaming
53
54 Punch
55 Heart Beat
56 Footsteps 1
57 Footsteps 2
58 Applause
59 Door Creaking
Door
C4 60
61 Scratch
62 Wind Chimes
63 Car-Engine
64 Car-Stop
Car-Pass
65
66 Car-Crash
67 Siren
68 Train
69 Jet Plane
70 Helicopter
71 Starship
C5 72
Gun Shot
73 Machine Gun
74 Laser Gun
75 Explosion
76 Dog
Horse-Gallop
77
78 Birds
79 Rain
80 Thunder
81 Wind
82 Seashore
83 Stream
C6 84
Bubble
85 -----
86 -----
87 -----
88 -----
※ -----:音が鳴りません。
※[EXC]
:同じ番号の音を同時に鳴らすことはできません。
162
FP-7-j.book 163 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
リズム一覧
コード コード
番号 リズム名 テンポ 番号 リズム名 テンポ
進行 進行
1 8-Beat Funk 16 108 41 S.8-Bt Rock3 29 140
2 Guitar Funk 19 104 42 16-BeatRock1 53 142
3 8-Beat Pop 1 26 108 43 16-BeatRock2 54 86
4 Street Pop 51 94 44 Bounce Rock 11 105
163
FP-7-j.book 164 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
コード進行パターン一覧
1 小節ごとのコード進行表です。1 から 10 までが基本のコード進行、11 から 56 までは内蔵のリズムに
適した進行になっています。
コード進行
パターン リズム
番号 パターン
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
Orig/ Am
2 G F E7 Am G F E7
Vari
Orig/ CM7
3 Am7 Dm7 G7 CM7 Am7 Dm7 G7
Vari
Orig/ Dm7
4 G7 CM7 Am7 Dm7 G7 CM7 A7
Vari
Orig/ C
5 Bm7 Em7 Am F G Csus4 C
Vari
Orig/ Dm7
6 G7 CM7 FM7 Bm7 5 E7 Am7 A7
Vari
Orig/ C7 → → →
7 F7 C7 F7 C7 G7 F7 C7 G7
Vari
Orig/ CM7 → → → → →
8 Cdim Dm9 G7 CM7 Dm9 CM7 Cdim Dm9 G7 CM7
Vari
Orig/ C
9 Vari → Am7 → Dm7 → G7sus4 →
10 Orig/ C →
C/B Am Am/G F G C
Vari
Orig Dm G7 C A7 Dm G7 Am D7
12
Vari F G C C7sus4 F G Am A7
Orig Am → G Am → → F D
13
Vari D → C D → → F G
Orig C → E 7 F7 C → E 7 B
14
Vari C7sus4 C7 B 7sus4 B 7 C7sus4 C7 A 7sus4 B 7sus4
Orig Am → D → Am → G →
15
Vari C → B → C → E G
Orig F → B → F → B →
16
Vari Dm C Dm C B → Gm C
164
FP-7-j.book 165 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
コード進行パターン一覧
コード進行
パターン リズム
番号 パターン
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
Orig C Am C Am C Am F G
27
Vari C G F G C G F G7
Orig C → G → C → G →
29
Vari F Am G7 Dm7 F Am7 G7 →
Orig C → → → → → → → F C F C F C G7 →
31
Vari C → → → → → C7 → G → F7 → G7 → F7 G7
Orig C → → → F → G →
32
Vari F → C → F → G →
Orig A7 D7 A7 → D7 → A7 → E7 D7 A7 E7
33
Vari C F C C7 F7 → C A7 D7 G7 C G7
Orig C → → C7 F → C → G7 F7 C G7
36
Vari C F C C7 F7 → C A7 D7 G7 C G7
Orig C → F → C → F →
37
Vari Em7 A7 9 Dm7 G7 Em7 C dim Dm7 G7
165
FP-7-j.book 166 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
コード進行パターン一覧
コード進行
パターン リズム
番号 パターン
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
Orig C Am F G C Am F G
44
Vari F → Em → Dm → C → Em → Am → F → F/G G7
Orig C G7 → C → G7 → C
45
Vari F C G7 C7 F C G7 C
Orig Am E7 Am E7 Am E7 Dm7 E7
46
Vari Am E7 Am E7 Dm7 G7 Bm7 E7
Orig C → D6 → Dm7 G7 C →
48
Vari F Fm C → F Fm G7sus4 G7
Orig C → → → → → G → G7 → G → G7 → C →
49
Vari C → G7 → → → C → → → G7 → Dm7 G7 C →
Orig C G7 A F C G7 A F
51
Vari C G7 E D7 C G7 E G7
Orig C → Am → C → Am →
52
Vari FM7 C FM7 C E C G7 →
Orig C F C F C F C F/G
55
Vari F C F C F C Dm7 F/G
C 7
Orig Fm7 B 7 Fm7 B 7 Fm7 B 7 C7 Fm7 B 7 Fm7 B 7 Fm7 B 7 C7 Fm
(D 7)
56
C
Vari B m7 E 7 A F B Gm7 5 C7
(D )
Orig:Original
Vari:Variation
166
FP-7-j.book 167 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
コードの押さえかた一覧
●印: コードの構成音を表しています。
★印: ★印がついているコードは、その★印の鍵盤を押さえるだけでコードを演奏することができます。
※ 「左手でコードを指定して演奏する (コード・プログレッション・オフ)
」(73 ページ)
C C# / D D E / D# E F
C7 C#7 / D 7 D7 E 7 / D#7 E7 F7
Cm C#m / D m Dm E m / D#m Em Fm
C6 C#6 / D 6 D6 E 6 / D#6 E6 F6
167
FP-7-j.book 168 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
コードの押さえかた一覧
●印: コードの構成音を表しています。
★印: ★印がついているコードは、その★印の鍵盤を押さえるだけでコードを演奏することができます。
※ 「左手でコードを指定して演奏する (コード・プログレッション・オフ)
」(73 ページ)
F# / G G A / G# A B / A# B
F#m7( 5)/G m7( 5) Gm7 ( 5 ) A m7( 5)/G#m7( 5) Am7 ( 5 ) B m7( 5)/A#m7( 5) Bm7 ( 5 )
168
FP-7-j.book 169 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
内蔵曲一覧
1 トリオ・グランデ 36 前奏曲
2 ウェディング・ソング 37 狩の歌
3 レイト・ナイト・ショパン 38 古風なメヌエット
4 プレリューディライト 39 エリーゼのために
6 ソナタ 第 15 番 第 1 楽章 41 セレナード
7 愛の夢 第 3 番 42 ユモレスク
8 別れの曲 43 花の歌
9 おまえが欲しい 44 アルプスの鐘
11 ゴリウォッグのケークウォーク 46 ベニスの舟歌
12 幻想即興曲 47 アルプスの夕ばえ
13 アラベスク 第 1 番 48 さらばピアノよ
14 美しく青きドナウ 49 婚礼の合唱
15 歌の翼に 50 ウォータールーの戦い
16 マズルカ 第 5 番 51 ウィンナ・マーチ
17 ジムノペディ 第 1 番 52 かっこう
19 月の光 54 紡ぎ歌
20 黒鍵のエチュード 55 ガヴォット
22 華麗なる大円舞曲 57 ジプシーの踊り
23 乙女の祈り 58 金婚式
24 トロイカ 59 クシコス・ポスト
25 春に寄す 60 お人形の夢と目ざめ
27 ラデツキー行進曲 62 楽しい農夫
30 雨だれ前奏曲 65 ソナチネ 第 5 番 第 1 楽章
31 調子のよい鍛冶屋
32 ハンガリア舞曲 第 5 番
※ これらの内蔵曲を個人で楽しむ以外に権利者の許諾
33 トルコ行進曲 ( ベートーベン ) なく使用することは、法律で禁じられています。
34 ノクターン 第 2 番
35 春の歌
169
FP-7-j.book 170 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
使用できるミュージックデータ
○ミュージックデータとは?
GM
ミュージックデータは「どのくらいの音の高さの鍵盤を、ど
のくらいの長さ、強さで弾いたか」などの、音楽の演奏情報 GM(General MIDI)とは、音源の MIDI 機能の仕様を、
を記録したデータです。ミュージックデータを保存した メーカーを越えて標準化することを目的とした推奨規定で
USB メモリーから FP-7 に演奏情報が送られて、そのとお す。GM に合致した音源やミュージックデータには GM
りに曲が再生されます。音楽 CD のように音そのものの情報 マークがついており、GM マークのついたミュージックデー
ではないので、テンポ、キーも自由自在に変更でき、多彩な タは、GM マークつきの音源であればどれでもほぼ同じ演奏
活用ができます。 表現ができます。
○ミュージックデータの著作権について GM2
FP-7 に内蔵または付属の曲データを、個人で楽しむ以外に GM2 は、より高度な演奏表現と互換性を実現させるために
権利者の許諾なく使用することは、法律で禁じられていま 決められた、GM の上位互換の推奨規定です。従来の GM
す。権利者に無断でこれらのデータの複製を作ったり、二次 で規定されていなかった音色のエディットやエフェクトなど
的著作物で利用したりしてはいけません。 の動作仕様が細かく規定され、音色も拡張されています。
市販の SMF ミュージックデータなど、既存の著作物をもと GM2 に対応する音源は、GM、GM2 のどちらのマークの
にお客様が作成された作品は、個人でお楽しみになる以外は ついたミュージックデータも正しく再生できます。
著作権を侵害する恐れがありますので、十分注意してくださ なお、GM2 の追加規定を含まない従来の GM を「GM1」
い。作成された作品が第三者の著作権を侵害しても、当社は と呼んで、両者を区別することがあります。
一切の責任を負いません。
GS フォーマット
使用できるミュージックデータ
GS フォーマットは、ローランドの音源に関する共通仕様で
す。GM の仕様に加え、音色数の拡張だけでなく、音色のエ
VIMA TUNES ディット、エフェクト(リバーブやコーラス)などの機能を
VIMA TUNES とは画像と歌詞の情報を含んだミュージック 細かく規定することにより、互換性を高めています。また将
データのことで、歌詞付きの曲と映像が同時に楽しめるロー 来のニーズにも柔軟に対応できるよう、新しい音色の追加や
ランドの規格です。「VIMA TUNES」のマークのついた 機能の拡張性についても十分考慮されています。GS フォー
データを、同じマークのついた機器で再生すると、接続した マットは GM の上位互換なので、GS ミュージックデータ
外部ディスプレイやテレビの画面に歌詞を表示してカラオケ (GS フォーマットに基づいて作られたミュージックデータ)
をしたり、スライドショーを楽しむことができます。 と同様に、GM スコアも正しく演奏することができます。
170
FP-7-j.book 171 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
レジストレーション一覧
工場出荷時は、おすすめのレジストレーション(演奏設定)が登録されています。
番号 レジストレーション名 番号 レジストレーション名
番号 レジストレーション名 番号 レジストレーション名
番号 レジストレーション名 工場出荷時は、基本のレジストレーションが登録
されています。最初からレジストレーションを作
3-1 JazzComboSes
るときは、7-1 ∼ 7-4 のレジストレーションを元
3-2 R&B Session にして作ってください。
3-3 MamboSession
番号 レジストレーション名
番号 レジストレーション名
171
FP-7-j.book 172 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
エフェクト一覧
エフェクト名 パラメーター 設定値 説明
Low Gain -15 ∼ +15 dB 低域の増幅/減衰量
イコライザー
High Gain -15 ∼ +15 dB 高域の増幅/減衰量
500Hz
スペクトラム -15 ∼ +15 dB 各周波数帯の増幅/減衰量
1250Hz
Sens 0 ∼ 127 エンハンサーのかかり具合
エンハンサー
Mix 0 ∼ 127 生成された倍音の音量
Boost/Cut Mid 中域/高域の増幅/減衰量
アイソレーター -60 ∼ +4 dB -60dB にすると、その帯域は聴こえなくなります。0dB
Boost/Cut High で入力音と同じレベルです。
Boost Frequency 50 ∼ 125 Hz 増幅する低域の基準周波数
ロー・ブースト
Boost Gain 0 ∼ +12 dB 増幅する低域の増幅量
フィルターのカットオフ周波数
Filter Cutoff 0 ∼ 127
ハイ・パス・ 値を大きくするほど高い周波数になります。
フィルター フィルターの共振レベル
Filter Resonance 0 ∼ 100
値を大きくするほどカットオフ周波数付近が強調されます。
ギター・アンプの種類
Small:小型アンプ
Small, Built-In, 2-Stack,
Amp Type Built-In:ビルト・イン・タイプ
オーバードライブ 3-Stack
2-Stack:大型 2 段積みアンプ
3-Stack:大型 3 段積みアンプ
Level 0 ∼ 127 出力音量
ギター・アンプの種類
Small:小型アンプ
Small, Built-In, 2-Stack,
Amp Type Built-In:ビルト・イン・タイプ
ディストーション 3-Stack
2-Stack:大型 2 段積みアンプ
3-Stack:大型 3 段積みアンプ
Level 0 ∼ 127 出力音量
ギター・アンプの種類
Small:小型アンプ
Small, Built-In, 2-Stack,
Amp Type Built-In:ビルト・イン・タイプ
オーバードライブ 2 3-Stack
2-Stack:大型 2 段積みアンプ
3-Stack:大型 3 段積みアンプ
Level 0 ∼ 127 出力音量
ギター・アンプの種類
Small:小型アンプ
Small, Built-In, 2-Stack,
Amp Type Built-In:ビルト・イン・タイプ
ディストーション 2 3-Stack
2-Stack:大型 2 段積みアンプ
3-Stack:大型 3 段積みアンプ
Level 0 ∼ 127 出力音量
172
FP-7-j.book 173 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
エフェクト一覧
173
FP-7-j.book 174 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
エフェクト一覧
174
FP-7-j.book 175 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
エフェクト一覧
スピーカー・シミュレーターとギター・アンプ・シミュレーターのスピーカー・タイプ(Sp. Type)
175
FP-7-j.book 176 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
記憶される設定
レジストレーションに記憶される設定
記憶される項目 ページ
35 ページ、41 ページ、
アッパー・パート、ロワー・パートに選ばれている音色、バリエーション
43 ページ
アッパーとロワーの音量バランス 47 ページ
48 ページ、125 ページ、
鍵盤のタッチ感、鍵盤のタッチ感が「Off」のときの音の強さ
126 ページ
50 ページ、119 ページ、
エフェクト・タイプ、エフェクトの設定(*1)
120 ページ
オルガン音色のロータリー効果の速さ 51 ページ
66 ∼ 77 ページ
セッション・パートナーの設定
129 ∼ 130 ページ
*1 選ばれている音色やリズムに関する設定のみ記憶します。
電源を切っても記憶される設定
記憶される項目 ページ
バックアップすることで記憶される設定
記憶される項目 ページ
ピアノ・デザイナーの設定 63 ページ
176
FP-7-j.book 177 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
MIDI インプリメンテーション・チャート
MIDIインプリメンテーション・チャート
DIGITAL PIANO Date : Oct. 1, 2006
Model FP-7 Version : 1.00
ノート・オン ○ ○
ベロシティ ノート・オフ ○ ○
アフター キー別 × ○ *1
タッチ チャンネル別 × ○ *1
ピッチ・ベンド ○ ○ *1
0, 32 ○ ○ *1 バンク・セレクト
1 ○ ○ *1 モジュレーション
5 × ○ *1 ポルタメント・タイム
6, 38 × ○ *1 データ・エントリー
7 ○ ○ *1 ボリューム
10 × ○ *1 パンポット
11 ○ ○ *1 エクスプレッション
64 ○ ○ *1 ホールド1
65 × ○ *1 ポルタメント
コントロール 66 ○ ○ *1 ソステヌート
67 ○ ○ *1 ソフト
チェンジ 71 × ○ レゾナンス
72 × ○ リリース・タイム
73 × ○ アタック・タイム
74 × ○ カットオフ
75 × ○ ディケイ・タイム
76 × ○ ビブラート・レイト
77 × ○ ビブラート・デプス
78 × ○ ビブラート・ディレイ
84 × ○ *1 ポルタメント・コントロール
91 ○ ○ (Reverb) *1 汎用エフェクト1
93 × ○ (Chorus) *1 汎用エフェクト3
98, 99 × ○ *1 NRPN LSB, MSB
100, 101 × ○ *1 RPN LSB, MSB
プログラム 0 – 127 ○
チェンジ : 設定可能範囲 ************** 0 – 127 プログラム・ナンバー 1–128
エクスクルーシブ ○ ○
: ソング・ポジション × ×
コモン : ソング・セレクト × ×
: チューン × ×
リアル : クロック ○ ×
タイム : コマンド ○ ×
備考 *1 システム・エクスクルーシブで○×切り替え可能
*2 M=1の場合もM=1として扱う
177
FP-7-j.book 178 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
主な仕様
FP-7:デジタル・ピアノ
鍵盤 88 鍵 PHA II 鍵盤
最大同時発音数 128 音
リバーブ
デジタル・エフェクト (62 種類)
エフェクト
サウンド・コントロール (3 種類)
4 バンド・デジタル・イコライザー
トラック数:3 トラック
レジストレーション 28 個
内蔵曲 65 曲
デモ曲 10 曲
記憶媒体:USB メモリー
再生できるファイル:SMF フォーマット(0/1)、
再生/保存 オーディオ・ファイル(WAV 形式 44.1kHz 16 ビット・リニア)
※オーディオ・ファイルは、オーディオ・キー機能でも再生可能
保存形式:SMF フォーマット(0)
、レジストレーション・セット
<その他>
定格出力 13W × 2
8cm × 12cm × 2
スピーカー
スピーカー・ボックス付き
178
FP-7-j.book 179 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
主な仕様
外部メモリー端子
Output 端子(L/Mono、R):標準タイプ
Input 端子(L/Mono、R)
:標準タイプ
Mix In 端子:ステレオ・ミニ・タイプ
ヘッドホン端子× 2:ステレオ標準タイプ
接続端子
USB(MIDI)端子
MIDI 端子(In、Out)
Pedal 端子(ダンパー、ソフト *、ソステヌート *)
* 機能割り当て可能
DC In 端子
電源 DC12V(付属 AC アダプター)
消費電力 26W
質量 23.9kg
取扱説明書
オーディオ・キー・ユーティリティー クイック・ガイド
CD-ROM(Audio Key Utility)
SONAR LE についてのご案内
CD-ROM(SONAR LE)
AC アダプター
付属品 電源コード
譜面立て
譜面立て取り付けネジ 2 本
ペダル(ハーフ・ダンパー対応)
本体カバー
ローランド ユーザー登録カード
保証書
専用スタンド:KSC-44
ダンパー・ペダル
ペダル・スイッチ
別売品
フット・スイッチ
エクスプレッション・ペダル(EV-5)
USB メモリー
※ 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
179
FP-7-j.book 180 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
さくいん
A H
AC アダプター .................................................................... 18 High Freq ........................................................................ 124
Assign ............................................................................. 127 High Gain ........................................................................ 124
[Audio Key] (オーディオ・キー)ボタン .......... 14、60 High Mid Freq ................................................................ 124
Auto Chord Prog. ......................................................... 130 High Mid Gain ............................................................... 124
High Mid Q ..................................................................... 124
B
Backup ............................................................................ 115 I
[Balance] (バランス)つまみ ............................. 14、47 Input(インプット)端子 ..................................... 16、139
Bank Select LSB ......................................................... 152 Internal Memory ........................................................... 132
Bank Select MSB ........................................................ 152 Intro/Ending ................................................................... 129
Beat .................................................................................. 134
K
C Key Touch ...................................................................... 125
Chord Prog. .................................................................... 129 Key Touch Offset ........................................................ 125
[Contrast](明るさ)つまみ ................................ 15、22
Copy L
Registration File ....................................................... 89
Load
Song File ..................................................... 111、113
Registration File ....................................................... 85
Local Control ................................................................. 149
D Low Freq ......................................................................... 124
Damper Part .................................................................. 117 Low Gain ......................................................................... 124
Damper (ダンパー)端子 .............................................. 21 Low Mid Freq ................................................................. 124
DC In(ディーシー・イン)端子 ........................... 16、18 Low Mid Gain ................................................................. 124
Delete Low Mid Q ....................................................................... 124
Registration File ....................................................... 87 Lower Octave Shift ..................................................... 126
Song File .................................................................. 109 Lower Tx Ch ................................................................... 148
[Display](ディスプレイ)ボタン ................................. 15 Lyrics ............................................................................... 121
E M
[Equalizer] (イコライザー)ボタン Master Gain ................................................................... 123
............................................................ 15、57 ∼ 58、122 Master Tune .................................................................. 115
External Memory [Metronome] (メトロノーム)ボタン ... 14、54 ∼ 55
Format .......................................................... 108、133 MIDI(ミディ)................................................................. 147
System ...................................................................... 136 MIDI In 端子 ..................................................................... 147
MIDI Out 端子 ................................................................. 147
F MIDI 音源 .......................................................................... 148
MIDI 機器 .......................................................................... 147
FC1 Func ........................................................................ 118
MIDI 送信チャンネル ....................................................... 148
FC1 Part ......................................................................... 117
MIDI(ミディ)端子 ............................................. 16、147
FC2 Func ........................................................................ 119
MIDI に関する設定 .......................................................... 148
FC2 Part ......................................................................... 117
[Multi Effects](マルチエフェクト)ボタン 15、50 ∼
Fix Velocity .................................................................... 126
51
[Function] (ファンクション)ボタン ........................... 14
G O
Output(アウトプット)端子 ................ 16、138、140
GM ....................................................................... 147、170
GM2 .................................................................... 147、170
GS ..................................................................................... 170 P
GS フォーマット ............................................................. 170 Part Mute ....................................................................... 131
Pedal(ペダル)端子 .............................................. 16、21
Phones(ヘッドホン)端子 .................................. 17、22
180
FP-7-j.book 181 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
さくいん
181
FP-7-j.book 182 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
さくいん
か さ
外部スピーカー ................................................................ 138 再生
外部メモリー端子 ..................................................... 17、23 CD の曲 ...................................................................... 145
外部メモリーの初期化 ..................................................... 107 全曲再生 ......................................................................... 29
歌詞表示 ............................................................................ 121 デモ曲 ............................................................................. 24
歌詞表示の言語 ................................................................ 121 内蔵曲 ............................................................................. 26
画面の明るさ ....................................................................... 22 パートごと ..................................................................... 30
本体メモリー ................................................................. 32
き USB メモリー ............................................................... 33
キー・オフ・レゾナンス .................................................... 64 サウンド・コントロールの設定 ..................................... 122
キー・タッチ .......................................................... 48、125 サウンド・コントロール .................................................... 56
微調節 ......................................................................... 125
ベロシティー .............................................................. 126 し
聴く 主音 .................................................................................... 116
オール・ソング・プレイ(→全曲再生) .................... 29 消去
デモ曲 ............................................................................ 24 録音した曲 .................................................................. 103
内蔵曲 ............................................................................ 26 初期化 .................................................... 107、132 ∼ 133
パートごと ..................................................................... 30
本体メモリーの曲 ......................................................... 32
USB メモリーの曲 ....................................................... 33
す
基準ピッチ ........................................................................ 115 ストリング・レゾナンス .................................................... 64
曲 ストレッチ・チューニング ................................................ 64
音量 ................................................................................ 20 スプリット演奏 ......................................................... 43、73
コピー ......................................................................... 111 スプリット・ポイント .................................... 43、46、73
削除 ............................................................................. 109
全曲再生 ......................................................................... 29 せ
デモ曲 ............................................................................ 24 セッション・パートナー .................. 66 ∼ 77、98、129
内蔵曲 ............................................................................ 26 接続
保存 ............................................................................. 105 AC アダプター .............................................................. 18
本体メモリー ................................................................. 32 CD-2 ........................................................................... 140
USB メモリー ............................................................... 33 CD ドライブ ............................................................... 144
録音した演奏の送信 .................................................. 150 MIDI 音源 .................................................................... 148
録音した曲 .................................................................. 105 MIDI 機器 .................................................................... 147
曲選択画面 ........................................................................... 27 USB メモリー .................................................. 23、142
外部スピーカー .......................................................... 138
け 電源コード ..................................................................... 18
鍵盤のタッチ感(→キー・タッチ)..................... 48、125 パソコン ......................................................... 141、143
微調節 ......................................................................... 125 ペダル ............................................................................. 21
182
FP-7-j.book 183 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
さくいん
そ ひ
ソステヌート .................................................................... 118 ピアノ・デザイナー .................................................. 63、65
ソステヌート・ペダル ........................................... 21、118 標準テンポ ........................................................................... 30
ソフト ................................................................................ 118 拍子 .................................................................................... 134
ソフト・ペダル ...................................................... 21、118
ソング・プレイ ................................................................ 118 ふ
ファクトリー・リセット ................................................. 135
た ファンクション・モード ................................................. 115
ダンパー ............................................................................ 118 フィート ............................................................................... 37
ダンパー・ノイズ ............................................................... 64 フィルイン ........................................................................... 70
ダンパー・ペダル .................................................. 21、118 フォーマット ........................................ 107、132 ∼ 133
ダンパー・レゾナンス ........................................................ 21 譜面立て ............................................................................... 20
プログラム・チェンジ ..................................................... 151
ち プログラム・チェンジ送信スイッチ .............................. 150
フロント・パネル ............................................................... 14
調律法 ................................................................................ 116
て へ
ペダル ....................................................... 21、117 ∼ 118
ディスプレイ ....................................................................... 14
効果 .............................................................................. 117
デモ曲 ................................................................................... 24
働き .............................................................................. 118
デュアル演奏 ....................................................................... 41
ヘッドホン ........................................................................... 22
電源 ...................................................................................... 18
ベロシティー .................................................................... 126
電源コード ........................................................................... 18
ベンド・アップ ................................................................ 118
電源スイッチ ........................................................... 18 ∼ 19
ベンド・ダウン ................................................................ 118
テンポ
曲 .................................................................................... 55
メトロノーム ................................................................. 55 ほ
リズム ............................................................................ 71 保存 ..................................................................... 104 ∼ 105
ピアノ・デザイナーの設定 .......................................... 65
と レジストレーション・セット ...................................... 83
録音した曲を保存 ...................................................... 105
トーン・ホイール ............................................................... 36
本体メモリー . 29、32、78、105、109、111、113
トラック ............................................................................... 30
初期化 .......................................................................... 132
トラック・ミュート
音量 ................................................................................ 31
トラック・アサイン ........................................................ 132 ま
トラック・ボタン 14、 30 ∼ 31、92、 94、 96、 99 ∼ 103 マイク ................................................................. 140 ∼ 141
トラック・ミュート ............................................... 30 ∼ 31 マスター・ゲイン ............................................................ 123
トランスポーズ ...................................................... 52、124 マスター・チューニング ................................................. 115
な み
内蔵曲 .......................... 26、29 ∼ 30、95、163、169 ミュージックデータ ......................................................... 170
内蔵曲一覧 ........................................................... 163、169 ミュート .................................................................. 30、131
は め
パーカッション ................................................................... 40 メトロノーム ....................................................................... 54
パーカッション音が消える速さ .................................. 40 音量 ................................................................................. 55
パート・ミュート ............................................................ 131 テンポ ............................................................................. 55
183
FP-7-j.book 184 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
さくいん
も
モジュレーション ............................................................ 118
り
リア・パネル ....................................................................... 16
リーディング・ベース ..................................................... 118
リズム一覧 ........................................................................ 163
リズム・パターン ............................................................... 75
リッド ................................................................................... 64
リバーブ効果 ....................................................................... 49
かかり具合 ..................................................................... 49
る
ルート音 ............................................................................ 130
れ
レコーダー ........................................................................ 100
レコーダー MIDI アウト .................................................. 150
レジストレーション ...................... 78 ∼ 91、151、171
レジストレーション・セット ........... 78 ∼ 79、83 ∼ 90
ろ
ローカル・オフ ................................................................ 149
ローカル・オン ................................................................ 149
ローカル・コントロール ................................................. 149
ロータリー効果 ................................................................... 51
録音
新しい曲 ......................................................................... 93
曲に合わせて ................................................................. 95
コード進行パターン ..................................................... 76
セッション・パートナーを使って .............................. 98
トラック・ボタンを選んで録音 ............................... 100
録音した曲の消去 ...................................................... 103
ロワー音色 ...... 41 ∼ 43、45、47、117、120、126
184
FP-7-j.book 185 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
MEMO
185
FP-7-j.book 186 ページ 2006年12月12日 火曜日 午前9時23分
ローランド製品全般に関するお問い合わせ先
デジタル・ピアノ、シンセサイザー、デジタル・レコーダー、BOSSエフェクターなど
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※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に“0000”
(ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。
※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
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’06. 11.01 現在
○出張修理を依頼される場合には、お手数ですが下記項目をご連絡ください。
・お客様のお名前、住所、電話番号(連絡先)
・機種名(製造番号シール、または保証書に記載されています)
・製造番号(製造番号シールに記載されています)
・お買い上げ日(保証書、または領収証をご確認ください)
・故障の状況(症状が確認された手順をなるべく具体的に)
* 製造番号シールは本体の背面に貼ってあります。
取扱説明書の英語版(有料)をご希望の方は、販売店にお問い合わせください。
If you should require an English Owner’s Manual (at a modest fee), please contact an
authorized Roland distributor.
Cover1,4
* 0 4 3 4 7 2 4 5 - 0 1 *
04347245 06-12-1N