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3ML EDITOR V2.0.3 Build 783 Mabinogi Music
Macro Language Editor
http://aloe.or.tp/tools/3mle/ Copyright(c) 2005 - 2008 ALOE
All rights reserved.
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インデックス
○これは何か?
○略語について
○動作環境
○インストール・アンインストール
○マビノギ ゲーム内と同じ音で演奏する方法
○操作方法
○メニュー説明
○マビノギ版 MML 解析の仕様
○拡張版 MML 解析の仕様
○MML 再生の仕様
○著作権・免責について
○転載、再配布について
○開発&テスト環境
○バージョン規則
○バージョン履歴 →"ReleaseNote_Jp.txt"に引っ越しました
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○これは何か?
MMORPG マビノギのゲーム内の楽譜作成時に使用する MML のエディタです。

打ち込んだ MML をリアルタイムに解析し、Cherry 風イベントリストとピアノロールに表示します。


また、マビノギに実際に用いられている音色データ(DLS)を使用し、実際の音で演奏する事が出来ます。

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○略語について

※MML ・・・・・・Music Macro Language の略でコンピュータ上の楽譜となるような簡易言語


※3ML ・・・・・・Mabinogi Music Macro Language
マビノギ用に機能限定された MML(私が勝手に命名
※3MLE・・・・・・3ML EDITOR
※DLS ・・・・・・DownLodable Sounds
MIDI 形式の音楽データをサウンドカードなどの音源機器に転送して使用するため
の規格。
DLS 対応機器でほとんど同じ音での再生を行なうことが可能となる。
DirectMusic(DirectX8.0 以降)が対応している。
※分解能(TPQN)・・Ticks Per Quarter Note、タイムベースともいう
記録可能な時間的分解能を示す数値。4 分音符あたりの分解能(クロック数)で示
される。
マビノギは 32(TPQN)固定。
※<<T.B.D.>>・・・仕様決定見送り。今後変更される可能性が高い

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○動作環境
Microsoft Windows 2000
Microsoft Windows XP
Microsoft Windows Vista (32bit)
Microsoft Internet Explorer 5.0 以降
Microsoft DirectX 8.0 以降

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○インストール・アンインストール
・お好きなフォルダに以下のファイル・フォルダが解凍してあれば
インストール完了です。

・レジストリなどは一切変更しませんので、いらなくなったら解凍時に
できたファイル・フォルダと、自動的に作られた 3MLE.ini を削除して
いただければ結構です。

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○マビノギ ゲーム内と同じ音で演奏する方法

通常は初回起動時に自動的に設定されます。
マビノギのインストール位置を手動で変更していても自動的に探し出します。

ただし、ゲーム内と同じ音を演奏するために、Microsoft の DirectMusic の機能を使用しており


本機能を使うには DirectX8.0 以降がパソコンにインストールされている必要があります。

以下は手動で設定する方法です。

1.本ソフトを立ち上げメインウィンドウのメニューの[設定(S)]→[環境設定(C)]を選択し
環境設定ダイアログを開きます。

2.[MIDI]のタブを選択し
[MIDI OUT]の[出力先(O)]から"Microsoft DirectMusic DLS"を選択をします。

3.[楽器プリセット]には同封のファイル"MSXspirit.def"を指定します。

4.[DLS 演奏]のタブを選択し
マビノギのインストールされているフォルダから MP3 のフォルダを見つけ
その中の"MSXspirit.dls"というファイルのフルパスを

[音色設定]の[DLS 音色ファイル(I)]のエディットボックスに入力します。

※マビノギの DLS 音色データのフルパスは、通常は


C:\Program Files\Mabinogi\mp3\MSXspirit.dls
のはずです。
※すぐ隣のフォルダボタンを押して指定する方法でも OK です。

[出力設定]は以下のとおりにします。

サンプリングレート 22,050 Hz
チャンネル ステレオ (モノラルでも可)
エフェクト
リバーブ チェックをはずす。
コーラス チェックをはずす。
ディレイ チェックをはずす。
マスタボリューム 100 (スライダを一番右まで持っていく)

5.環境設定ダイアログの[OK]を押します。
以上で準備は終わりです。

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○操作方法

●ツールバー
アイコンをクリックすれば、それぞれの機能が実行されます。
アイコンにマウスをポイントすると、その機能説明が書かれたツールチップメニューが現れるので
参考にしてください。

●演奏状態表示
二つの枠があります。
その左側は現在再生している位置を表します。形式は「小節番号:ティック」です。
右側には現在の演奏テンポ(bpm)が表示されます。

●トラックタブ
トラックごとにタブで分かれておりトラック 1~9、11~16 までの 15 トラック分、入力できます。
それぞれのトラックで楽器の選択、MUTE、SOLO、ALL の操作も行えます。

●イベントリスト
ウィンドウ中央左側のイベントリストにはコードウィンドウに入力された MML コードの
解釈された結果がリアルタイムで表示されます。
ダブルクリックをすると、それに対応したコードウィンドに入力された MML コードが選択されます。
再生前、もしくは一時停止中にクリックすると、該当部分から再生をはじめる事ができます。

見方

| Meas Tick | Step | Event | Gate | Vel/Value |


① ② ③ ④ ⑤

① 情報の再生・格納位置を示します。形式は「小節番号:小節先頭からのティック数」です。
② 次のノートまでの距離(ティック数)を表します。
③ イベント名が表示されます。
ノートの場合以下のように表示されます。
A# 4 [ 69] ・・・ ノート記号(半音記号)・オクターブ・[ノートナンバー]です。
④ 音の長さ(ティック数)
⑤ ベロシティもしくはイベントの数値です。

●ピアノロールビュー
ウィンドウ右側上のピアノロールビュー
入力された MML を視覚的に見ることが出来ます。 <<T.B.D.>>

●コードウィンドウ
ウィンドウ右側下のコードウィンドウに MML コードを入力します。

●ステータスバー
ウィンドウ下端のステータスバー

●プロパティウィンドウ
メインウィンドウのメニューの[ファイル(F)]→[プロパティ(R)]から出す事が出来ます。

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○メニュー説明

●ファイル(F)
・新規作成(N)
現在編集中の物も含めて、クリアします。
再生位置、楽器、MUTE 状況などすべてリセットされます。

・開く(O)
MML 形式のファイルを開きます。
ドラッグ&ドロップでも同じことができます。

・上書き保存(S)
MML 形式で上書き保存します。

・名前をつけて保存(A)
MML 形式で新たに名前をつけて保存します。

・クリップボードの MML を入力(I)


クリップボードから MML@形式もしくは MabiMML 形式を入力します。

"MML@"を探し出して、そこから取り込み始め、";"で取り込みを停止するので
コピーする範囲は大雑把で OK です。
複数回"MML@~,~,~;"のグループがあった場合、連結して取り込まれます。

もし"MML@"が見つからなかった場合、MabiMML 形式として取り込みを始めます。

・クリップボードへ MML を出力(E)


現在編集中の MML データを各種形式で出力します。
出力の対象のトラックは3つまで選ぶ事が出来ます。

MML@形式(1)
マビノギ内に直接貼り付けられる形式です。

※サンプル
MML@T120V15O4L8ABCD,L12O4EFGAB,L16V12AAAA;

したらば形式(2)
※旧名:MML@形式改行あり

曲名、出典、作曲可能ランクのヘッダが付加され
パートごとに改行が入り、なおかつコードウィンドウに入力された改行も
そのまま出力します。
曲名、出典、それぞれは[ファイル(F)]→[プロパティ(R)]から入力する事が出来ます。

※サンプル
【曲名】無題
【出典】ここ
【作曲可能ランク】F (15-10-10)

MML@
T120V15O4L8
ABCD
,
L12O4EFGAB
,
L16V12AAAA
;

MabiMML 形式(3)
※1行1トラック形式は廃止されました。
MabiMML にそのまま貼り付けられる形式です。

※サンプル
[Settings]
Title = 無題
Source = ここ
TimeBase = 32

[Channel1]
T120V15O4L8
ABCD

[Channel2]
L12O4EFGAB

[Channel3]
L16V12AAAA

最適化(O)
最適化をして出力(E)
不要な文字の消去、適切な"L"記号の設定、"R"記号再構成を施し、
クリップボードへ出力します。逆に文字数が増える事もありますのでご注意ください。

・標準 MIDI ファイルを入力


標準 MIDI ファイルを入力し、MML コードを生成します。

標準 MIDI ファイルは柔軟なフォーマットであるため、意図した変換が出来ない事があります。

自分の慣れ親しんだ MIDI シーケンサで MML 用に楽譜を入力しそれをインポートする


目的で付けています。

インポート項目で、"MIDI テキスト"と"ベロシティ"以外の項目にチェックをつけた場合
~~~~
自動的に拡張 MML として出力されます。
拡張 MML での出力を前提としている場合は、MIDI チャンネルにチェックを入れてください。

既存の MIDI ファイルの変換を目的としている場合は、"1MIDI トラック→複数 MML トラック


変換"を使用して
1 トラックずつ MML コードの足りないところなど自分で補いながら、作り上げていく事をお勧
めします。
また、出力される MML コードは読みやすさ・編集のしやすさ重視のため、まったく最適化され
ていません。
最終的に"クリップボードへ出力"の"最適化"を併用すると効果的です。

・標準 MIDI ファイルを出力


現在編集中の MML データを標準 MIDI ファイル形式に変換して出力します。
出力可能なフォーマットは"SMF Format-0"もしくは"SMF Format-1"です。

・WAVE ファイルを出力
DirectMusic での演奏結果(波形データ)を直接 WAVE ファイル(RIFF-WAVE 形式)として出力
します。

※音質は環境設定の DLS 演奏設定に依存します。


※環境設定で MIDI 出力先が"Microsoft DirectMusic Synthesizer"もしくは
"Microsoft DirectMusic DLS"に設定されている必要があります。

・プロパティ(R)
任意の 3 つまでのトラックの組み合わせの作曲可能ランクを調べる事が出来ます。
分解能(TPQN)を設定する事が出来ます。(よく分からない方は設定を変更しないでください)

現在編集中の MML データのプロパティを見る事が出来ます。


ファイルのフルパス
タイトル
出典
メモ
各トラックの有効文字数
作曲可能ランク
拍子
分解能

・32TPQN → 96TPQN マイグレーション


昔のマビノギの 32TPQN 仕様のときに作られた MML ファイルを現在の 96TPQN 仕様のマビノ
ギで
正しく演奏できるように変換します。三連音符も補正されます。

・終了(X)
本アプリケーションを終了します。

●編集(E)
・元に戻す(U)
選択中のトラックの MML コードを元に戻します。

・やり直し(R)
選択中のトラックの MML コードをやり直します。

・切り取り(X)
選択中のトラックの MML コードをクリップボードに切り取ります。

・コピー(C)
選択中のトラックの MML コードをクリップボードにコピーします。

・貼り付け(V)
選択中のトラックの MML コードにクリップボードから貼り付けます。

・削除(D)
選択中のトラックの MML コードを削除します。

・すべて選択(A)
選択中のトラックの MML コードをすべて選択します。

・検索(F)
選択中のトラックの文字検索を行います。

・置換(R)
選択中のトラックの文字置換を行います。

●表示(V)
・全て(N)
イベントリスト・ピアノロール・コードの全てを表示します。

・ピアノロール&コード 横 (P)
ピアノロール・コードを横に並べて表示します。

・ピアノロール&コード 縦 (V)
ピアノロール・コードを縦に並べて表示します。
・演奏モニタ
演奏モニタを表示します。

・鍵盤
MML 入力用の鍵盤を表示します。
左クリックで入力、右クリックで試聴ができます。
左端のスクロールバーで鍵盤のオクターブを変更することができます。

●トラック(T)
・トラック追加(A)
トラックを追加します。

・トラック削除(E)
選択中のトラックを削除します。

・左のトラックを選択(L)
左のトラックを選択します。

・右のトラックを選択(R)
右のトラックを選択します。

・構文チェック(C)
<<T.B.D.>>

・最適化(O)
選択中のトラックの MML を最適化します。

・最適化オプション(R)
・すべてのトラックを最適化(A)
すべてのトラックの MML を最適化します。

・トラックプロパティ(R)
選択中のトラックのプロパティを表示します。

●操作(O)
・再生(P)
再生開始/再生再開をします。
選択されているトラックのイベントリストで選択されている位置から再生を始めます。

・一時停止(C)
再生を一時停止します。

・停止(S)
再生を停止します。

・1小節再生位置を戻す(R)
再生開始位置を1小節だけ戻します。
再生中の場合は、1小節だけ巻き戻って再生が続行されます。

・1小節再生位置を進める(F)
再生開始位置を1小節だけ進めます。
再生中の場合は、1小節だけ進んで再生が続行されます。

・先頭へ戻す(B)
再生開始位置を先頭に戻します。
・コードカーソル位置から再生(T)
選択中のトラックのコードウィンドウのカーソル(キャレット)位置から再生を開始します。

・繰り返し再生(L)
ループ再生を行います。

●設定(S)
・コードカーソル追従
コードウィンドウのカーソル(キャレット)位置にあわせて、
ピアノロールビューとイベントリストのカーソルを移動します。

・再生中コード選択(V)
再生している箇所の MML コードをリアルタイムに選択します。

・イベントリストの自動スクロール(C)
イベントリストを自動的にスクロールさせます。

・ピアノロールの自動スクロール(C)
ピアノロールを自動的にスクロールさせます。

・Language
言語ファイルがインストールされている場合、ここに言語一覧が表示されます。
言語を選択することによって、表示言語を切り替えることができます。

・環境設定
本ソフトの環境設定を行います。
[一般]
[一般設定]
一般的な設定を行います。
・新規作成時のトラック数
新規作成時に表示されるトラック数を決めます。

・エディタフォント設定
コードウィンドウのフォント設定を行います。

・ウィンドウスタイル(S)
ウィンドウのスタイルを変更することが出来ます。
変更した場合、再起動するまで反映されません。

[高度な設定]
高度な設定を行います。
よく分からない場合は設定を変更しないでください。

・デフォルトの分解能
新規作成時やクリップボードからの貼り付け時にここで設定した分解能が適用
されます。
デフォルトは"低精度:32(TPQN)"です。

・描画フレームレート
再生位置表示やピアノロール、イベントリスト、演奏モニタの描画の頻度を決
定します。
フレームレートが高いほど滑らかに描画されますが、CPU への負荷が大きくな
ります。

・半透明描画(P)
ピアノロールビューの音符を半透明に描画し、音符の重なり具合をわかりやす
くします。
ただし、CPU への負担がかなり大きくなります。

[ファイル]
[MML ファイル読み込み設定]
分解能が指定されていないファイルに対して、どの分解能を使用するかを設定で
きます。

・デフォルトの分解能を使用(D)
[一般設定]で設定したデフォルトの分解能を使用します。

・次の分解能を使用(S)
この項目の下にあるコンボボックスから選択された分解能を使用します。

[MML ファイル保存設定]
・コンパクト書き出し(M)
MML ファイルをテキストエディタ等で直接編集したい場合はチェックをはずし
てください。

[MML ファイル関連付け設定]
・本ソフトへ".mml"ファイルの関連付けの設定を行います。

[自動保存]
・自動保存に関する設定を行います。

[キー割り当て]
全てのメニュー項目に対して、任意のショートカットキーを割り当てることができます。

[MIDI]
演奏に関する MIDI の設定を行います。

[MIDI OUT]
・出力先(O)
接続されている MIDI デバイスか
"Microsoft DirectMusic Synthesyzer"もしくは
"Microsoft DirectMusic DLS"を選択できます。

デフォルトは"Microsoft MIDI マッパー"です。

マビノギの音で演奏するには"Microsoft DirectMusic DLS"を選択し、


[DLS 演奏]の項目も設定する必要があります。

・リセットタイプ(R)
MIDI デバイスのリセット時に送信するリセット信号を選択します。

通常は"GM System On"を選択してください。

[楽器プリセット]
・楽器プリセットファイルを指定します。
本ソフトには"MSXSpirit.dls"用の楽器定義ファイルが同封されています。

[DLS 演奏]
主にマビノギゲーム内の音で演奏するための設定です。

[音色設定]
・DLS 音色ファイル(I)
DLS 音色ファイルへの場所を指定します。
"DLS Level-1"もしくは、"DLS Level-2"に対応した音色ファイルであれば何
でも OK です。

[出力設定]
・サンプリングレート(S)
出力サンプリングレートを設定します。
デフォルトは"22,050 Hz"です。

・チャンネル(N)
出力チャンネルを設定します。
"モノラル"を選択するとパンポット効果が現れなくなります。

デフォルトは"ステレオ"です。

・エフェクト(E)
出力に使用するエフェクトを設定します。

リバーブ(R) デフォルトはオフです。
コーラス(C) デフォルトはオフです。
ディレイ(D) デフォルトはオフです。

・マスタボリューム(V)
"Microsoft DirectMusic"の出力レベルを設定します。

デフォルトは"100"です。

●ヘルプ(H)
・バージョン情報(A)
本アプリケーションのバージョンを確認できます。

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○マビノギ版 MML 解析の仕様

分解能 32~960(TPQN) ※デフォルトは 96


文字 大小文字は判別しない
全角文字の命令、パラメータには非対応

エラートレラントな構造(認識できない文字、範囲外な命令は無視する)

トラック番号 = MIDI チャンネル番号 として解析する。

[主命令]
命令 記号 パラメータの範囲 "."の影響 パラメータ省略 "L"の影響

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Tempo change t 32 ~ 255 × × ×
Octave change o 0 ~ 8 × × ×
Velocity v 0 ~ 15 × × ×
Default length l 1 ~ 64 ○ × -
Note c 1 ~ 64 ○ ○ ○
d 1 ~ 64 ○ ○ ○
e 1 ~ 64 ○ ○ ○
f 1 ~ 64 ○ ○ ○
g 1 ~ 64 ○ ○ ○
a 1 ~ 64 ○ ○ ○
b 1 ~ 64 ○ ○ ○
h 1 ~ 64 ○ ○ ○
Rest r 1 ~ 64 ○ ○ ○
Note number n 0 ~ 96 × × ○

[副命令]<<T.B.D.>>
これらはパラメータを持たない。

命令 記号 連続解釈 仕様

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---------------
Octave up > ○ 9 オクターブ以上にはならない
Octave down < ○ 0 オクターブ以下にはならない
Dotted . ×
Tie & × 同じ音程を持つノートは何個でも連結可能、Note と
Note number も混在可能
Sharpe # △ Flat とこれらが出てきた場合、最後の命令が有効
+
Flat - △ Sharpe とこれらが出てきた場合、最後の命令が有効

※連続解釈
同じ命令スコープ内で何回も出てきた場合の解釈のされ方
○ ・・・ それぞれ個別に解釈される
× ・・・ 一つと見なす
△ ・・・ 一つと見なすが、例外がある

[その他]
命令 記号 パラメータ

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---------------
コメント // この記号以降、行末までコメントとして無視する
コメント /* */ /* から */の間をコメントとして無視する

解釈例
"A.....1##+#6..-B4&&B8&B8" → "A16-.B2" と見なされる。

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○拡張版 MML 解析の仕様

分解能 32~960(TPQN) ※デフォルトは 96


文字 大小文字を区別します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
全角文字の命令、パラメータには非対応
マビノギ版 MML と上位互換がある。マビノギ版 MML の命令は全て小文字で記述してください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最初の行の最初の文字から以下を記述することにより、拡張版 MML を使用することが出来ます。
頭にスペースを入れたり、最初の行でない場合は拡張版 MML を使用することは出来ません。

//#using_extension

命令一覧には

命令文字 n1,n2,n3・・・・
以上のように記述してあります。
"n1, n2, n3"のそれぞれは第 1 パラメータ、第 2 パラメータ、第 3 パラメータを表します。
各パラメータはカンマ記号","で区切ります。
数値 n の前に「x」あるいは「0x」を付けると、その直後の 2 桁の数を 16 進数として扱います。

[例] x4F, x0a, x40

この記述を行った場合、必ず 2 桁(多くても少なくても不可)記述する必要があります。

トラック番号 = MIDI チャンネル番号 として解析します。


トラック10はリズムパートで通常の楽器の音は出力されません。
それぞれのトラックの出力 MIDI チャンネルを変更する場合は"//#using_channel"を使用します。

■マビノギ版 MML より追加された命令■

[主命令]<<T.B.D.>>
命令&パラメータ パラメータの範囲 解説

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@ n1 0 - 127 音色を切り替えます。
n1 = プログラム番号

~ n1,n2 0 - 127 (各々) ピッチベンドを設定します。


音程(ピッチ)を自由にシフトさせる
ことで、滑らかな音程の変化をつける
ことを可能にします。
n1 = ピッチ MSB
n2 = ピッチ LSB (省略可、省略時 n2 = 0)

中央値は ~64 です。

ピッチ = [ピッチ MSB] x 128 + [ピッチ LSB]

ピッチ
16383 音が高くなる


8192 元の音


0 音が低くなる

[記述例]
~127,127 ピッチ = 16383
~ 64 ピッチ = 8192
~ 0 ピッチ = 0

p n1 0 - 127 パンポットを設定します。
音の定位(左右)の調整が出来ます。

n1 の値 0 ←―― 64 ――→ 127


音の位置 左 中央 右

E n1 0 - 127 エクスプレッションを設定します。
曲の途中で音量の抑揚をつけるときに使います。
V n1 0 - 127 ボリュームを設定します。
チャンネル間の音量の調整をするときに使います。

y n1,n2 0 - 127 (各々) コントロールチェンジを送ります。


n1 = コントロール番号
n2 = 値

コントロール番号とその意味は MIDI 音源のマニュア


ルを参照してください

EX n1,n2,n3・・・ エクスクルーシブメッセージを送ります。
n1 が 240(xF0)で、最後のパラメータが 247(xF7)
で終わってない場合
無視されます。
それ以外のパラメータの範囲は 0 - 127 です。
エクスクルーシブメッセージについては MIDI 音源の
マニュアルを
参照してください

[記述例(GS リセット)]

EXxF0,x41,x10,x42,x12,x40,x00,x7F,x00,x41,xF7

[プラグマ]<<T.B.D.>>

MML コンパイラに特定の情報を渡すために使用するコンパイラ指令です。
プラグマは"//#"から始まります。

記述 解説
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//#using_extension 記述したトラックで拡張版 MML の使用を開始します。
最初の行の最初の文字から記述してください。

//#using_channel = n1 記述したトラックの出力 MIDI チャンネルを指定しま


す。
n1 = MIDI チャンネル 範囲 0 - 15

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○MML 再生の仕様

再生・停止・指定位置再生可能
アプリケーション初期化時にリセットを行う。
→リセットタイプ なし / GM / GS / XG / SC88 / SD80

接続されている MIDI 機器及び


DirectMusic Synthesizer or DirectMusic DLS に出力可

チャンネル数 16
セットテンポ リアルタイム
プログラムチェンジ 対応
コントロールチェンジ 対応
ピッチベンド 対応
ポリフォニック・キー・プレッシャ 非対応
チャンネル・プレッシャ 非対応
エクスクルーシブメッセージ 対応
タイマ精度 環境に依存 (大体の環境で 3MHz 程度)
スレッド動作間隔 アイドル時 1±10ms
非アイドル時 リアルタイム

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○著作権・免責について
本ソフトウェアの各ファイルの著作権は、作者に属します。

本ソフトウェアは、著作権者およびコントリビューターによって「現状のまま」提供されており、明示黙
示を
問わず、商業的な使用可能性、および特定の目的に対する適合性に関する暗黙の保証も含め、またそれに
限定されない、いかなる保証もありません。著作権者もコントリビューターも、事由のいかんを問わず、

損害発生の原因いかんを問わず、かつ責任の根拠が契約であるか厳格責任であるか(過失その他の)
不法行為であるかを問わず、仮にそのような損害が発生する可能性を知らされていたとしても、
本ソフトウェアの使用によって発生した(代替品または代用サービスの調達、使用の喪失、データの喪失、

利益の喪失、業務の中断も含め、またそれに限定されない)直接損害、間接損害、偶発的な損害、特別損
害、
懲罰的損害、または結果損害について、一切責任を負わないものとします。

THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE COPYRIGHT HOLDERS AND CONTRIBUTORS


"AS IS" AND ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT
LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR
A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE COPYRIGHT OWNER OR
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EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO,
PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR
PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF
LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING
NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS
SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.

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○転載、再配布について
このプログラムはフリーソフトです。
アーカイブに変更を加えないことを条件に、転載は可です。

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○開発&テスト環境
本ソフトは以下の環境で開発およびテストをしています。

開発環境
Microsoft Visual Studio .NET 2005 MFC
Microsoft DirectX 9.0 SDK

環境 1
Microsoft Windows XP Servece Pack 2
Microsoft Internet Explorer 6
Microsoft DirectX 9.0c

環境 2
Microsoft Windows XP Servece Pack 2 (韓国版)
Microsoft Internet Explorer 6
Microsoft DirectX 9.0c
環境 3
Microsoft Windows 2000 Service Pack 4
Microsoft Internet Explorer 5.5
Microsoft DirectX 9.0c

また、開発にあたっては以下のライブラリを利用させて頂いています。
作者の方々に感謝します。(順不同)

CMenuXP - The Office XP Style Menu / Jean-Michel LE FOL


NewMenu - Author : Bruno Podetti
HyperLink Class - Copyright (C) 1999-2003 TAKANASHI Mizuki
iniFileOperator - Programmed by PING
Footy2 - Copyrightc 2002-2008 ShinjiWatanabe
アイコン - うーぴー氏
スプラッシュロゴ - ひげなむち氏

ソフトの開発にあたり、以下の方々に多大なる協力をいただき、感謝します。(順不同)
Napier 氏
うーぴー氏
けそにだ氏
なみ氏
ねお氏
ひげなむち氏
ロックン氏
英智氏

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○バージョン履歴
→"ReleaseNote_Jp.txt"に引っ越しました。
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以上

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